8月15日開始|不二製油のMIRACOREで体験する未来の食

食の境界線フォーラム

開催期間:8月15日〜9月8日

食の境界線フォーラム
どうやって参加できるの?
一般来場者向けの参加方法は、MIRACORE®の特設ページで8月11日以降に順次案内されます。回によっては当日先着、またメディア向けや一部プログラムは事前申込制です。会場は大阪・関西万博のORA外食パビリオン「宴〜UTAGE〜」です。
MIRACOREって何?どんな味になるの?
不二製油が開発した植物由来の技術で、植物性油脂とたん白を組み合わせて“満足感”を作るコンセプトです。MIRA‑Dashiなど製品もあり、動物性を使わずに旨味や食感を再現する試食体験が提供されます。

多分野が交差する場としての「あたらしい“食”の境界線」フォーラム

不二製油株式会社が主催するフォーラム「あたらしい“食”の境界線」は、大阪・関西万博のORA外食パビリオン「宴~UTAGE~」2階の宴ラボにて、2025年8月15日、8月30日、8月31日、9月6日、9月7日、9月8日の計6日間にわたり開催されます。なお、同社が万博会期中に行うイベント自体は2025年8月13日から9月12日まで実施され、その期間中の一部としてこの6日間のフォーラムが組み込まれています。

本フォーラムでは、研究者、料理人、僧侶、スタートアップなど異なる分野で活動する8組の登壇者が集結し、不二製油の植物性技術であるMIRACORE®を活用した共創によって、未来の食の姿を具体的に提示します。コンセプトは「あたらしい”食”の境界線――未来を食べる8つのストーリー」で、各セッションはプレゼンテーションに加え、試食付きの体験を通じて来場者に提示されます。

主催
不二製油株式会社
会場
大阪・関西万博 ORA外食パビリオン「宴~UTAGE~」2階 宴ラボ
開催日
2025年8月15日、8月30日、8月31日、9月6日、9月7日、9月8日(全6日)
形式
プレゼンテーション+試食付き体験
【万博イベント】3Dフードプリンターから精進料理、宇宙まで――多分野が共創 “未来の食”を体験する6日間 画像 2

各セッションの詳細:日程別プログラムと登壇者

以下に、本フォーラムで実施される8つのプログラムの内容、登壇者、実施スケジュールをすべて記載します。各セッションはMIRACORE®を活用した試食体験付きで、体験時間や定員などの形式も明記します。

会場での試食は各回人数制限が設けられている場合があります。メディア・業界向けに事前申込制のプログラムも含まれますので、参加方法の欄を確認してください。

【万博イベント】3Dフードプリンターから精進料理、宇宙まで――多分野が共創 “未来の食”を体験する6日間 画像 3

8月15日(金) Beyond Ramen FURUKAWA:AIと3Dプリントが生む新しいラーメン

登壇:山形大学 古川英光教授(3Dフードプリンターの第一人者)・株式会社F-EAT。

内容:3Dフードプリンターで実現する新たな麺の形状や食感と、MIRACORE®を用いた未来のスープの組合せによる新しいラーメンの提案。フードテックの視点から、3Dプリントならではのテクスチャーやデザインを通じて「食感の革新」を探ります。

  • 実施回:①12:30〜 ②14:30〜 ③16:30〜 ④18:30〜
  • 形式:試食付き体験プログラム(各回40分) 当日来場者向け
【万博イベント】3Dフードプリンターから精進料理、宇宙まで――多分野が共創 “未来の食”を体験する6日間 画像 4

8月30日(土) 午前:ガストロノミーサイエンスと肉の未来、午後:精進料理と暗闇ごはん

午前プログラム「2つのSF」で肉の未来を味わう―登壇:宮城大学 石川伸一教授(フードテックの第一人者)・杉浦仁志シェフ。

内容:SF的発想を取り入れて「ひとはなぜ肉を求めるのか」を問い、植物ベースで肉の価値やおいしさを再定義します。ソーシャルフードガストロノミーの観点から、新たな肉体験を特別メニューとして提供します。

  • 実施回:①10:30-11:00 ②11:15-11:45 ③12:00-12:30
  • 形式:試食付きワークショップ(各回30分)/事前予約制

午後プログラム「文化の境界線を越えて―精進料理と共に拓く、サステナブルな未来」―登壇:(一社)MUIC実証プロジェクト「VegeDoイニシアチブ」、角濱ごまとうふ総本舗、大阪公立大学、青江覚峰氏(緑泉寺住職)。

内容:第一部ではVegeDoイニシアチブの取り組みや角濱ごまとうふ総本舗による高野山での精進ヌードル、大阪公立大学学生による地球と人にやさしいカレーの試食紹介などを行います。第二部は青江住職によるプロデュースで、MIRACORE®を活用した現代的な精進料理を視覚を遮断した「暗闇ごはん」で体験する構成です。

  • 第一部:13:30-15:00(試食付き・登壇セッション)
  • 第二部(暗闇ごはん):①16:00〜 ②17:00〜 ③18:00〜 ④19:00〜(各回約30分、アイマスクを着用)
  • 注記:メディア・業界関係者向けは事前申込制プログラム
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8月31日(日) 午前:One Table、午後:常識の境界線を越えて(スタートアップ)

午前プログラム「One Table」―登壇:立命館大学 TerroiRU、レストランMOTOI 前田元シェフ。

内容:立命館大学の学生たちが考える未来消費者の価値観をベースに、ミシュラン星付きの前田元シェフがMIRACORE®を用いて「同じ食を囲む」ことの価値と圧倒的な美味しさを表現します。

  • 実施回:①10:20〜 ②11:00〜 ③11:40〜 ④12:20〜
  • 形式:試食付き体験(各回30分) 当日来場者向け

午後プログラム「常識の境界線を越えて―スタートアップが変える”食”と未来」―登壇:株式会社NINZIA、株式会社MISOVATION、株式会社vitom。

内容:保存食や完全栄養食を中心に、社会的通念や食の固定観念を超えるチャレンジを紹介。NINZIAはこんにゃくを使った食感創成技術、MISOVATIONは味噌の高付加価値化と流通DX、vitomは1年間常温保存できる完全栄養おにぎり「おにもち」を展開しています。各社がMIRACORE®と挑むイノベーションを試食付きで披露し、プレゼンと個別ネットワーキングを行います。

  • 実施回:①14:00〜 ②16:00〜 ③18:00〜
  • 形式:各社プレゼン+ネットワーキング(試食付き)
  • 注記:午後はメディア・業界関係者向け事前申込制プログラム
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9月6日(土) 出汁の境界線を越えて―麺がつなぐ新しい食の地図

登壇:道頓堀今井(大阪うどん)、総本家更科堀井(江戸前蕎麦)、ぴょんぴょん舎(盛岡冷麺)、味味香(京のカレーうどん)。

内容:名店4店舗が集い、MIRACORE®を活用してダシの力による麺文化の再現に挑戦。各店舗は自身の代表的な味の再現や新たな挑戦の開発秘話を披露します。

  • 道頓堀今井(大阪うどん):①13:00〜 ②13:30〜 ③14:00〜
  • 総本家更科堀井(江戸前蕎麦):①14:30〜 ②15:00〜 ③15:30〜
  • ぴょんぴょん舎(盛岡冷麺):①16:00〜 ②17:00〜 ③17:30〜
  • 味味香(京のカレーうどん):①18:00〜 ②18:30〜 ③19:00〜
  • 形式:各回1品の試食付き(各回20分) 当日来場者向け

9月7日(日) Beyond Gastronomy―料理人が描く未来社会の味覚地図

登壇:一般社団法人 全日本・食学会が編成した10名の著名料理人。

内容:10名の料理人がそれぞれの問題意識に基づいてMIRACORE®を活かした次世代のガストロノミーを表現します。各シェフの考案した料理を通して、味覚や文化、社会性を含めた未来の食を提示します。

  • 参加料理人(10名):柳原尚之(柳原料理教室)、新井均(神楽坂 お座敷天婦羅 天孝)、内海亮(日本料理 清游)、小澤善文(Wakiya)、川上春樹(イタリアン カーサディカミーノ)、高野竜一(鮨 玉かがり | 天ぷら 玉衣)、西村徳子(鮨 玉かがり | 天ぷら 玉衣)、野永喜三夫(日本橋ゆかり)、野村大輔(宗胡)、堀井良広(総本家更科堀井)
  • 実施回:①14:00–15:15 ②16:00–17:15(各回10品の試食付き・登壇セッション)
  • 注記:当該プログラムはメディア・業界関係者向け事前申込制

9月8日(月) 宇宙で実装する、地球と宇宙の未来食―地域と大学・企業の共創

登壇:加須市 角田守良市長、加須市教育委員会 小野田誠教育長、慶應義塾大学 白坂成功教授、早稲田大学 野中朋美教授、株式会社DigitalBlast 堀口真吾代表取締役社長、風の沢 高山仁志シェフ。

内容:MIRACORE®と加須市が進める「宇宙×食農教育」を組み合わせ、地球と宇宙両方でおいしく食べられるメニューの検討や、未来の選択としての食と教育の関係性を議論します。登壇とクロストークに加え、各回で2品程度の試食を提供します。プログラムはメディア・業界関係者向けに事前申込制です。

  • 実施回:①13:00〜 ②16:00〜(登壇・クロストーク、各回2品程度の試食あり)
  • 当日来場者向けの展示・体験:10:00〜16:00(同日、会場にて展示・体験を予定)

MIRACORE®とは:技術的特性と提供される体験

MIRACORE®は、不二製油株式会社が70年以上にわたり植物性素材を研究してきた知見を基盤に開発した、植物性の油脂とたん白を組み合わせて「満足感」を作る技術です。動物性素材を用いずに味わいを表現することを目的とし、製品ラインナップの一つに植物性のダシであるMIRA-Dashi®を含みます。

フォーラムのすべてのセッションには、MIRACORE®を活用した植物性食品の試食体験が付随します。試食の規模はセッションにより異なり、各回20名前後、あるいは40名などの定員が設定されている回もあります。MIRACORE®と各登壇者の共創によって生まれたプロトタイプは、万博会場で初公開されるものも含まれます。

  • 試食付き:ほぼ全プログラムで実施(各回の定員や時間はプログラムごとに異なる)
  • プロトタイプの公開:MIRACORE®と登壇者による共創成果を万博で初公開

公式に示された情報やプログラム詳細は、MIRACORE®の特設ページに順次掲載されます。一般来場者向けの参加方法や予約の案内は、2025年8月11日以降に同ページで発表される予定です。

参加方法、メディア申込と関連リンク/まとめ

メディア関係者の参加は、プレスリリースに記載のとおり「最下段のフォーム」からの申し込みが必要です。複数のプログラムはメディア・業界関係者向けに事前申込制となっていますので、対象プログラムに関しては事前の申込を行ってください。一般来場者向けの参加方法や予約案内は、2025年8月11日以降にMIRACORE®のウェブサイトに掲載される予定です(URLを下記に記載)。

フォーラム期間中、9月8日は特に展示・体験が10:00〜16:00で来場者に向けて行われる予定です。各回の定員や当日の進行は、会場運営の案内に従ってください。関連する公式情報や万博での不二製油のイベント詳細は、以下のリンクで確認できます。

フォーラム概要(要点まとめ)
項目 内容
名称 フォーラム「あたらしい“食”の境界線」
主催 不二製油株式会社
開催日 2025年8月15日、8月30日、8月31日、9月6日、9月7日、9月8日(計6日)
会場 大阪・関西万博 ORA外食パビリオン「宴〜UTAGE〜」2階 宴ラボ
形式 プレゼンテーション+試食付き体験(各回で時間・定員が異なる)
登壇者例 山形大学 古川英光、宮城大学 石川伸一、杉浦仁志シェフ、前田元シェフ、角濱ごまとうふ総本舗、立命館大学、道頓堀今井、各種スタートアップ、加須市関係者、大学教授など
MIRACORE®とは 植物性の油脂とたん白を組み合わせ、「満足感」をつくる不二製油の技術。製品例に植物性ダシ「MIRA-Dashi®」がある。
一般応募方法 2025年8月11日以降、MIRACORE®サイトに順次掲載(https://www.miracore.jp/story/expo2025info
メディア申込 プレスリリース記載のフォームから申し込み(各プログラムで事前申込制の回あり)
関連ページ https://www.fujioil-expo2025.jp/

上記はフォーラムの発表内容を基に整理した全情報の要約です。各プログラムはサステナビリティ、テクノロジー、文化、宇宙など分野横断的なテーマが交差する構成になっており、MIRACORE®を軸にした植物性食品の試食を通じて“未来を食べる”体験が提供されます。参加方法や各回の詳細は、公開された公式案内に従ってください。

参考リンク: