HEXAがERC1155対応、同一NFTを複数販売できる新申請機能を追加

HEXA ERC1155販売機能

開催日:8月13日

HEXA ERC1155販売機能
ERC1155って何が変わるの?
ERC1155は同一のトークンIDで複数発行できる規格で、HEXAでは同じデータのNFTを数量指定で一括販売できるようになります。ナンバリングはされず、チケットや会員権の大量発行に向いています。
どうやって申請して買えるの?決済はどうなるの?
HEXAの販売申請ページからウェブ上で数量や先着方式を設定して申請します。購入は日本円でクレジットカード決済対応のため、仮想通貨やウォレット不要で利用可能です。

HEXAにERC1155形式のNFT販売申請機能が実装され、同一データの複数販売が可能に

日本最大級のNFTマーケットプレイスHEXA(ヘキサ)を運営するメディアエクイティ株式会社は、2025年8月13日 08時10分に、ERC1155形式のNFTをウェブから販売申請できる機能をリリースしたと発表しました。

本リリースにより、同一データに基づくNFTを複数個販売することが可能になり、先着販売方式で販売個数を指定して発行する仕組みが一般ユーザーにも提供されます。自治体などが既に活用していた形式が、広く利用できるようになった点がポイントです。

発表の要点と公開日時

発表元はメディアエクイティ株式会社で、プレスリリースの公開日時は2025年8月13日 08時10分です。

本機能はHEXAの販売申請ページから利用可能で、販売申請ページのURLは次の通りです。

ERC1155導入の意味と従来方式との違い

ERC1155は同一のトークンIDを用いて複数個を発行できる規格で、HEXAはこの規格を用いた販売申請をウェブ上で簡単に実行できるようにしました。

これまでHEXAでは、会員権やチケットなど用途に応じてERC721形式で番号付き(#1、#2、#3…)のNFTを複数発行する運用が可能でしたが、ERC1155を用いると完全に同一のNFTが複数個存在する形になります。番号による識別は行われず、同一性が保たれる点が技術的な違いです。

技術的な違いを整理

以下はERC721とERC1155の主な相違点です。技術的な運用面やユーザーの利用イメージが分かるように整理します。

項目 ERC721(従来) ERC1155(今回)
同一性 各トークンがユニーク(ナンバリングで区別) 同一トークンを複数発行。ナンバリングでの区別は不可
利用例 ユニークなアート、コレクションの個別所有 会員権、デジタルチケット、同一商品の複数販売
発行方式 個別発行 一括で数量を指定して発行(先着販売などに適合)

HEXAの機能と利用手順、関連サービス

HEXAは日本円での発行・購入・売却が可能で、クレジットカード決済に対応しているため、仮想通貨やウォレットを用意せずにPCやスマートフォンからNFTを扱えます。

加えてHEXAにはNFTを表示・活用するための付帯サービスが存在します。購入したNFTはHEXA住民票NFTやLAND NFTを通じてHEXAメタバース上に飾ることが可能で、WEB3.0型のオンラインサロンやファンクラブを運営するコミュニティ機能、記事の続きを読む権利をNFT化した「6ブログ」機能も搭載されています。

具体的な利用手順(発行の流れ)

NFT発行を検討する場合、HEXAが提示するマニュアルと発行申請ページを参照して進行します。発行マニュアルと申請ページのURLは以下です。

ERC1155形式の販売申請では、販売個数を指定する欄があり、先着販売方式を選択することで指定数に達した時点で販売が終了します。設定はウェブ上で完結します。

利用可能な業種やキーワード、問い合わせ先と素材ダウンロード

今回の機能は多様な業種でのデジタル会員権やチケット販売に直結します。プレスリリースで示されている関連カテゴリやキーワードを以下に示します。

取り扱いカテゴリ
ネットサービス、レストラン・ファストフード・居酒屋
キーワード
  • 会員権
  • チケット
  • デジタルチケット
  • デジタル会員権
  • NFT
  • ブロックチェーン
  • WEB3.0
  • 飲食店
  • 店舗
  • 美容室

本件に関する連絡先は次の通りです。報道や導入検討に関する問い合わせはHEXA運営チームへメールで行うことが案内されています。

  • 運営会社: メディアエクイティ株式会社
  • 窓口: HEXA(ヘキサ)運営チーム
  • メール: support@hexanft.com

また、プレスリリース内で使用されている画像素材がダウンロード可能である旨の案内も含まれています。関連リンクとしては先に示したERC1155の説明ページが参照先として明示されています。

本記事の要点まとめ

以下の表は、本リリースで示された主要情報を整理したものです。機能の開始日時、提供元、利用方法、関連URL、問い合わせ先などを一目で確認できます。

項目 内容
発表日・時刻 2025年8月13日 08時10分
発表者 メディアエクイティ株式会社(HEXA運営)
新機能 ERC1155形式のNFT販売申請機能(同一データの複数販売、先着販売方式で数量指定)
主な利点 ウェブから簡単に同一NFTを複数発行。クレジットカード決済で日本円のみで取引可能、仮想通貨やウォレット不要
関連URL
問い合わせ support@hexanft.com(HEXA運営チーム)
対象カテゴリ ネットサービス、飲食店(レストラン・ファストフード・居酒屋)、店舗、美容室など

今回の機能追加は、会員権やチケットといった用途で同一性のあるデジタル資産を大量に発行・販売したい事業者や個人にとって、手続き面と決済面のハードルを下げる変更です。提供されているマニュアルと申請ページを参照することで、具体的な運用方法や設定手順を確認できます。

参考リンク: