junaida原画展が飯能で開幕、9/7〜11/9に原画約90点を展示

junaida原画展

開催期間:9月7日〜11月9日

junaida原画展
いつどこで開催されるの?
2025年9月7日〜11月9日に埼玉・メッツァビレッジ内のHYPER MUSEUM HANNOで開催。開館は10:00〜17:00(最終入館16:30)、原画約90点を展示します。
チケットはどう買えばいい?
オンラインは来場前日まで購入可で一般1,000円・子ども500円。 当日券はミュージアム窓口で10:00〜16:30に販売、一般1,200円・子ども700円。販売サイトはアソビュー、ローチケ、ArtSticker等。

junaidaの息づく庭──「THE WHISPERING GARDEN」展が飯能にて開催

北欧ライフスタイル体験施設メッツァビレッジ内の現代美術館、HYPER MUSEUM HANNO(ハイパーミュージアム飯能)は、開館第2弾企画展として画家・アーティストのjunaida(ジュナイダ)による展覧会「THE WHISPERING GARDEN」を2025年9月7日(日)から11月9日(日)まで開催します。

本展は、2023年から2025年にかけて制作された作品群から、初公開を含む原画約90点を一堂に展示する規模の大きな原画展です。会場ではjunaidaの近年の絵本制作や詩画集、装画、アニメーションなど多岐にわたる表現を、原画を通じて俯瞰できる構成が採られています。

  • 展覧会名:junaida展「THE WHISPERING GARDEN」
  • 会期:2025年9月7日(日)〜11月9日(日)
  • 開館時間:10:00〜17:00(最終入館 16:30)
  • 展示点数:原画 約90点(2023〜2025年制作、初公開作品含む)
現代美術館「ハイパーミュージアム飯能」最新企画展は絵本で人気の画家junaida。最新作から未発表作品まで、約90点の作品で紡ぐ原画展が今秋開幕 画像 2

原画で辿るコラボレーションと最新刊の世界

本展の注目点は、junaidaが手がけた複数のコラボレーション作品と、最新書籍の原画を余すことなく展示する点にあります。楽曲や著名作家との共同制作の原画がまとまって見られる機会としての性格が強く、絵本の原画とともに、その背景となる制作の時間が可視化されます。

展示には、福山雅治さんの楽曲「クスノキ-500年の風に吹かれて-」のために制作されたアニメーション原画、草野マサムネさん(スピッツ)との共作による歌画本『ひみつストレンジャー』の原画(一部)、谷川俊太郎さんとの絵本『ここはおうち』の原画(一部)などが含まれます。さらに、絵本『世界』や詩画集『ともしび』など近年刊行された作品の原画も展示され、junaidaの制作活動の変遷と現在進行形の表現を追うことができます。

現代美術館「ハイパーミュージアム飯能」最新企画展は絵本で人気の画家junaida。最新作から未発表作品まで、約90点の作品で紡ぐ原画展が今秋開幕 画像 3

収蔵・展示される主な作品群

展示はジャンルや制作年を横断する構成で、絵本原画やアニメーション原画、詩画集の挿画などが混在します。複数のコラボレーション原画が会場内で対話するように配置され、junaidaの画面表現の幅と細部を確認できます。

具体的には以下の作品群が展示されます。

  • 福山雅治「クスノキ-500年の風に吹かれて-」用アニメーション原画
  • 歌画本『ひみつストレンジャー』(詞:草野マサムネ)原画(一部)
  • 絵本『ここはおうち』(文:谷川俊太郎)原画(一部)
  • 絵本『世界』原画
  • 詩画集『ともしび』原画

展示空間の演出

会場内の展示空間にもjunaidaの世界観を反映した演出が施され、原画を鑑賞するだけでなく、視覚的に物語の世界へと誘う体験が用意されています。自然光や照明、動線設計により、原画の質感や筆致が読み取れる空間構成が意図されています。

展示の詳細な構成や作品配置は会場で確認することができ、来場時に作品の年代やコラボレーターの情報を併せてたどることで、より深い理解が得られます。

鑑賞のための実施情報とチケット詳細

本展の入場料金はオンラインチケットと当日券で価格が異なります。オンラインチケットは来場前日まで購入可能で、税込表示の金額が適用されます。現地での当日券はミュージアムチケットブースにて販売され、販売時間は10:00〜16:30です。

チケット価格や販売サイトは次のとおりです。年齢区分は( )内が4歳〜18歳の料金です。

券種 価格(税込) 備考
オンラインチケット 1,000円(500円) 来場の前日まで購入可能
当日券(ミュージアムチケットブース) 1,200円(700円) 販売時間 10:00〜16:30

オンライン販売サイトは複数あります。詳細は各販売サイトでご確認ください。

  1. アソビュー!
  2. ローチケ
  3. ArtSticker

ハイパーミュージアム飯能とメッツァの役割、協力体制

HYPER MUSEUM HANNOは「自然とデジタル」「キャラクターアート」を組み合わせた新時代の現代美術館として、2025年3月1日に開業しました。館長は後藤繁雄(京都芸術大学教授)で、写真家の展覧会プロデュース等で知られる人物です。美術館ロゴはデジタルアーティストのたかくらかずきが動くロゴを制作しています。

第2弾企画展に選ばれたjunaidaは、絵本を中心に装画やアニメーション制作など多岐にわたる活動を行っており、近年は全国での大規模個展や受賞歴が注目されています。美術館側は森と湖の自然環境を活かした屋外インスタレーションとの対比も視野に入れた展開を想定しており、今後もデジタルアーティストやAIアーティスト、KAWAII文化を担う作家の個展を予定しています。

後援・協力
後援:飯能市、飯能市教育委員会(飯能市内小中学生向け体験プロジェクト)、FM NACK5、テレビ埼玉
協力:認定NPO法人名栗カヌー工房
メッツァビレッジについて
「メッツァ」はフィンランド語で『森』を意味し、湖畔の自然の中で北欧ライフスタイルを体験できる施設です。マーケットホール、レストラン・カフェ、ワークショップ、ボートアクティビティ、RVパーク、BBQエリア等があり、自然を身近に感じられる仕組みが整っています。
公式サイト:https://metsa-hanno.com/metsa/

junaida(ジュナイダ)プロフィール

junaidaは1978年生まれの画家で、絵本、装画、詩画集、アニメーションなど幅広い分野で作品を発表しています。2015年に『HOME』(サンリード)でボローニャ国際絵本原画展に入選し、2023年『怪物園』(福音館書店)でIBBY「ピーターパン賞」を受賞しています。

近年の主な著作に『ここはおうち』(文:谷川俊太郎/BlueSheep)、『ひみつストレンジャー』(詞:草野マサムネ/角川春樹事務所)、『ともしび』(サンリード)、『世界』(福音館書店)等があります。2022〜2025年には全国6箇所で大規模個展「IMAGINARIUM」を開催しました。

展覧会要点の整理

下表は本展に関する主要な情報を一覧にしたものです。来場前に時間・料金・販売サイト等を確認する際に参照ください。

項目 内容
展覧会名 junaida展「THE WHISPERING GARDEN」
会期 2025年9月7日(日)〜11月9日(日)
開館時間 10:00〜17:00(最終入館 16:30)
展示内容 2023〜2025年制作の原画 約90点(初公開含む)。絵本原画、詩画集、アニメーション原画、コラボ原画等。
主な出展作品 福山雅治の楽曲用アニメ原画、歌画本『ひみつストレンジャー』原画(一部)、絵本『ここはおうち』原画(一部)、『世界』『ともしび』等の原画
チケット オンライン 1,000円(500円)/当日 1,200円(700円)※税込。オンラインは来場前日まで購入可。販売サイト:アソビュー、ローチケ、ArtSticker
販売・窓口 オンライン販売:各チケットサイト。当日券:ミュージアムチケットブース(販売時間 10:00〜16:30)
主催・運営 HYPER MUSEUM HANNO(運営:株式会社メッツァ)
後援・協力 後援:飯能市、飯能市教育委員会、FM NACK5、テレビ埼玉/協力:認定NPO法人名栗カヌー工房
関連リンク https://metsa-hanno.com/hypermuseumhanno/

上記のとおり、本展はjunaidaの近年の仕事を原画で系統的に示す機会であり、コラボレーション作品や最新刊にまつわる原画を多数含む点が特徴です。来場前にチケット販売サイトや公式情報で最新情報を確認のうえ、会場で原画の細部や展示演出を確認すると、作品の時間軸や制作プロセスをより深く理解できるでしょう。

参考リンク: