8月19日開催｜yutoriが語るEC改善で売上1.4倍の手法
ベストカレンダー編集部
2025年8月12日 14:48
yutoriウェビナー
開催日：8月19日
レコメンド改善で売上1.4倍、CVR1.3倍──yutoriとPROJECT GROUPが示した具体的手法
アパレルブランドを多数展開する株式会社yutori（本社：東京都世田谷区、代表取締役社長：片石 貴展）は、ECサイト上の「あなたへのおすすめ」表示アルゴリズムを改善することで、レコメンド経由売上を約1.4倍、CVRを約1.3倍に向上させました。今回の改善は、デジタルマーケティング支援を行うPROJECT GROUP株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役：田内 広平）が提供するレコメンド最適化サービス「REO（Recommend Engine Optimization）」の支援によるものです。
本稿では、改善に至る課題認識、実施した施策、得られた成果の数値、そして両社が共同で開催する特別ウェビナーの情報を含め、プレスリリースの内容を漏れなく整理して伝えます。発表元の情報は、PROJECT GROUP株式会社が2025年8月12日13時05分に公開したものです。
課題と分析：なぜ既存のレコメンドでは効果が見えなかったのか
yutoriは自社ECサイトにおいて、レコメンド機能の費用対効果が不明確であるという課題を抱えていました。表示しているだけでは成果が出ているか否かが判断しづらく、改善の優先順位をつけられていませんでした。
PROJECT GROUPはまず、Google Analytics 4（GA4）とBigQueryを活用したデータ収集・分析を行い、現状の利用状況と購買行動の差分を可視化しました。具体的には、セッション単位やユーザー単位でのレコメンドクリック率、レコメンド経由のCVR、商品別の購入率などを分析対象としました。
主な分析手法と観点
分析においては、定量データと定性観察を組み合わせています。具体的にどの指標が問題だったのか、どの表示形式が購入につながらないのかを切り分けるために、複数の比較軸を設定しました。
下記の表は、分析で注目した主要観点の整理です。
| 観点 | 分析内容 |
|---|---|
| クリック率 | レコメンド表示ごとのクリック数と表示回数の比率 |
| レコメンド経由CVR | レコメンドクリック後の購入率 |
| 表示速度・UI | 表示遅延や視認性がコンバージョンに与える影響 |
| レコメンドロジック | 購入ベース/閲覧ベースなどのアルゴリズムの違い |
実施した改善施策：購入ベースのロジックと表示最適化
分析の結果、PROJECT GROUPはレコメンドロジックを「購入ベース」に刷新することを提案し、実装しました。これにより、閲覧履歴のみを重視した従来の表示から、実際の購入パターンに基づいた推薦に切り替えています。
併せて、表示速度の改善とUI設計の見直しを行い、複数の表示形式をABテストで比較しました。最終的に、購入意欲の高いユーザー群にリーチしやすいレイアウトと表示タイミングを採用しています。
導入した具体的措置
- アルゴリズム変更：閲覧ベース→購入ベースの推薦ロジックへ移行
- データ基盤：GA4とBigQueryを用いた定量分析により、KPI設計と効果測定を厳密化
- UI/表示速度の改善：ページ読み込みの最適化とレコメンドブロックの視認性向上
- ABテスト：複数パターンの表示形式を比較して最適案を採用
これらの施策は単発の調整ではなく、継続的なチューニングプロセスとして運用されました。PROJECT GROUPが提供する「REO」サービスは、導入前の効果検証から導入後のアルゴリズム最適化までをワンストップで支援する仕組みです。
成果と評価：数値で示された改善効果とサービスの特徴
改善後の主な成果は次の通りです。数値はプレスリリースに基づくものです。
- レコメンド利用率：約118% 改善
- レコメンド利用後のCVR：約130% 改善
- レコメンド経由の収益：約140% 改善
これらの成果は、既存のレコメンドを放置するのではなく、継続的に最適化することにより得られたものです。また、REOの特徴として掲げられているのが「既存のレコメンドエンジンに勝つまで、全て無料で実施する」という成果コミットメントです。ABテストの結果、既存より高い効果が確認できた場合にのみ費用が発生する仕組みであり、事業者側の導入リスクを低減します。
REOの提供価値
REOは単なるアルゴリズム提供に留まらず、以下をワンストップで支援します。
- 導入前の効果検証
- アルゴリズム最適化とABテスト実行
- データ基盤を使った継続的な改善運用
この取り組みにより、yutoriはレコメンド機能の効果を可視化し、投資対効果の高い運用へと移行できました。
特別ウェビナーの案内と両社の紹介
本成果を含め、yutoriの成長と上場準備を支えたデータ活用の全貌を語る特別ウェビナーが、PROJECT GROUPとyutoriの共同開催で実施されます。セッションでは経営と事業、マネジメントの各視点から具体的な取り組みが共有されます。
登壇者は、yutoriの共同創業者・取締役副社長 瀬之口 和磨 氏と、PROJECT GROUP代表取締役の田内 広平氏です。両者の経験に基づく実務的な話が予定されています。
開催概要（詳細）
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | 【ストリートブランドyutoriが語る】管理部門全員20代で挑んだ、上場準備と「データ経営」の舞台裏 |
| 日時 | 2025年8月19日(火) 15時～16時 |
| 受講費 | 無料（事前登録制） |
| 定員 | 100名 |
| 形式 | オンライン（Zoomウェビナー） |
| 申込方法 | https://projectgroup-yutori.peatix.com |
ウェビナーは事前登録制で定員100名、参加は無料です。申し込みは上記のリンクからチケットを取得してください。
両社の事業概要
プレスリリースに記載された企業情報は次の通りです。事業内容や所在地、代表者名など、正確な情報が公開されています。
- 株式会社yutori
- 代表者：代表取締役社長 片石 貴展
- 所在地：東京都世田谷区北沢2-5-2 下北沢ビッグベン 4F
- 事業内容：衣料品及び雑貨の企画、デザイン、製造、販売、輸出入
- URL：https://yutori.tokyo
- PROJECT GROUP株式会社
- 代表者：代表取締役 田内 広平
- 所在地：東京都千代田区外神田4-7-5 石川興産ビル 7,8,9F
- 事業内容：デジタルマーケティング支援、新規事業開発支援
- URL：https://project-g.co.jp
本件の発表はPROJECT GROUP株式会社が行ったもので、プレスリリースは2025年8月12日13時05分付の公開です。
要点の整理と結論：改善施策の構成とウェビナー情報のまとめ
ここまでに示した情報を整理すると、今回の取り組みは下記の要素で構成され、いずれも施策実行のために明確な数値や手法が用いられています。
- 課題：レコメンド機能の費用対効果が不明確であった点
- 手法：GA4とBigQueryを用いたデータ分析→購入ベースのロジック導入→UI/表示速度改善→ABテスト
- 成果：レコメンド利用率 約118%改善、CVR 約130%改善、レコメンド経由収益 約140%改善
- サービス特性：REOは既存エンジンより効果が出るまで無料で支援（効果が出た場合に費用発生）
- ウェビナー：2025年8月19日 15:00-16:00、オンライン、事前登録制（定員100名、無料）
以下の表は、本記事で取り上げた主要事項を見やすくまとめたものです。数値や日時、リンク、企業情報を一目で確認できます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| プレス発表日 | 2025年8月12日 13:05 |
| 主題 | yutoriのECサイトにおけるレコメンド最適化で売上1.4倍、CVR1.3倍を達成 |
| 主要成果（数値） | レコメンド利用率：約118%改善、CVR：約130%改善、レコメンド経由収益：約140%改善 |
| 主要施策 | 購入ベースのレコメンドロジック導入、GA4/BigQueryによる分析、表示速度・UI改善、ABテスト |
| REOの特長 | 導入前検証から最適化までワンストップ、既存より効果が出るまで無料で実施する成果コミット |
| ウェビナー日時 | 2025年8月19日(火) 15:00～16:00（Zoomウェビナー、無料・事前登録制） |
| 申込リンク | https://projectgroup-yutori.peatix.com |
| yutori 代表者／所在地 | 代表取締役社長 片石 貴展／東京都世田谷区北沢2-5-2 下北沢ビッグベン 4F |
| PROJECT GROUP 代表者／所在地 | 代表取締役 田内 広平／東京都千代田区外神田4-7-5 石川興産ビル 7,8,9F |
| 関連URL | https://yutori.tokyo 、 https://project-g.co.jp |
この記事は、PROJECT GROUP株式会社の2025年8月12日の発表に基づき作成しました。掲載した数値・日時・リンク・企業情報はプレスリリースの内容を忠実に反映しています。
