ドルチェイーノとロカロヌードル、min・nakaで単品販売開始
ベストカレンダー編集部
2025年8月12日 14:09
低カロリー商品店頭販売
開催日:8月12日

コンビニで手に取れるようになった“低カロリー食品”の現状と販売開始の背景
株式会社Grand Bleu&Co.(以下、Grand Bleu&Co.)は、2025年8月12日14時に発表したリリースにて、低カロリーアイス「Dolce Ino(ドルチェ イーノ)」と低カロリー麺「LOCALO Noodle(ロカロヌードル)」を、子ども食堂を併設した新しいタイプのコンビニ『min・naka(ミンナカ)』で店頭販売することを明らかにしました。
これらの商品はこれまで公式ECサイト、Uber Eats、「通販の虎」などオンライン限定で流通していましたが、今回の取り扱い開始により初の実店舗販売を実現しました。オンラインではセット販売が中心でしたが、店頭では1個、1食からのテイクアウト提供により、より気軽に購入できる形が導入されています。
店舗販売の開始にあたって、同社は「1食分だけ買いたい」「まずは試してみたい」といった利用者ニーズに対応することで、消費者が手軽に低カロリーの選択肢を試せるようにする意図を示しています。実店舗での展開は商品の認知拡大と消費者接点の増加を狙った施策です。
販売先の『min・naka』は子ども食堂併設型の新しいコンビニ運営を行うチェーンで、今回の導入に当たっては深夜帯の需要も重視した選定が行われています。店舗の営業形態や設置店舗により、これまで届かなかった利用シーンでの商品利用が期待されます。

取扱店舗と営業情報、井口智明氏の導入理由
販売開始店舗は以下の通りで、いずれも24時間営業です。消費者はいつでも購入・持ち帰りが可能な点が大きな特徴です。
- ミンナカ所沢林店(埼玉県所沢市林3-557-1)
- ミンナカ東池袋2丁目店(東京都豊島区東池袋2-62-7)
『min・naka』の仕掛け人である井口智明氏(株式会社ディアローグホールディングス 代表取締役)は、販売導入の背景について次のように述べています。
「コンビニは周辺の飲食店が閉店する深夜帯の売上が伸びやすく、特に低カロリー商品にはこの時間帯に一定のニーズがあると感じていました。そうした背景から、相性が良いと判断し、導入を決めました。」
井口氏はさらに、コンビニの調理メニューが揚げ物中心になりがちな現状に触れ、LOCALO Noodleのような低カロリーメニューを深夜でも手軽に提供できる点が画期的であるとしています。販売開始以降は深夜帯での需要の高さを実感しているとも説明しています。
井口氏の略歴も公表されており、1974年長野県生まれ、福井大学卒業、株式会社熊谷組や横浜市役所勤務を経て2003年に独立。美容室経営、保育園や障害者施設の運営、不動産等幅広く事業を展開し、2020年に株式会社ディアローグホールディングスを設立しています。

Dolce Ino(ドルチェ イーノ)の詳細 — 味のラインナップと栄養特性
Dolce Inoはパティシエと共同で開発されたアイスクリームで、わずか50kcal、脂質1.2gという低カロリー設計が特徴です。人工甘味料は不使用で、植物由来の素材と特許取得の独自製法により、羅漢果(らかんか)と大豆を配合することでなめらかな食感と甘さを両立させています。
店頭での販売価格(税抜)は1個370円です。オンラインとは異なり、1個単位で購入できるため、試食的な購入も行いやすくなっています。
- 商品名
- Dolce Ino(ドルチェイーノ)
- 栄養・特性
- 50kcal、脂質1.2g、人工甘味料不使用、植物由来素材、羅漢果・大豆配合、特許の独自製法
- 販売価格(税抜)
- 1個370円(min・naka店頭価格)
- 公式EC
- https://dolce-ino.jp/shop
フレーバーは以下の全5種類です。フレーバーはパティシエの嗜好を反映し、甘さのバランスや香りの構成がそれぞれ異なります。
- キャラメル&ヘーゼルナッツ
- 抹茶&ゆず
- ストロベリー&ラズベリー
- バニラ&トンカ
- エスプレッソラテ

LOCALO Noodle(ロカロヌードル)の特徴とソースラインナップ
LOCALO Noodleは「置き換え麺」の新しい発想で開発された商品です。蕎麦粉と布海苔(ふのり)を原料にした特別な麺を採用し、麺1食あたり50kcalを実現しました。春雨より低カロリーでグルテンフリー、低GIの特性を持ち、こんにゃく麺や大豆麺で満足できない消費者をターゲットとしています。
テイクアウト提供の店頭価格は1食998円(税抜)です。ソースは4種類が用意されており、ラーメン系、まぜそば系、洋風ソース、つけそば系と幅広い味わいで食の選択肢を広げています。
ソース名 | 特徴 |
---|---|
濃厚鶏だし白湯ラーメン | 鶏の旨味を濃厚に引き出した白湯スープをイメージしたソース |
完熟トマトと香味野菜のまぜボロネーゼ | トマトの甘みと香味野菜の香りを生かしたまぜソース |
酸味と辛味がたまらないピリ辛まぜそば | 酸味と辛味のバランスを重視したピリ辛のまぜそばソース |
オマール海老香る本場のビスクつけそば | オマール海老の風味を生かした濃厚ビスク風のつけだれ |
麺は新潟の皇室献上品「へぎそば」にルーツを持つ原料を用いており、布海苔による独自の食感を持ちます。低カロリーでありながら食べ応えを確保する設計が特徴です。
公式ECは以下で案内されています:https://localo-noodle.jp/shop

企業概要、流通経緯、SNS・メディアでの展開
Grand Bleu&Co.は「良いもの(Something Good)」をメインストリームに押し上げることを掲げるブランドカンパニーです。ソーシャルバズ戦略を活用し、優れた商品やサービスの認知拡大を目指すことを事業方針に据えています。
YouTube番組「Nontitle SeasonZ」での両商品の開発が販売開始のきっかけとなり、EC販売からスタートしていましたが、今回のmin・nakaでの店頭販売により実店舗での接点が生まれました。今後はジュエリーブランドなど、他分野との連携も視野に入れていることがリリースで示されています。
- 企業名
- 株式会社Grand Bleu&Co.
- 企業方針
- 「Think Deep」を掲げ、深思考と独自戦略でブランド価値を最大化
- 公式サイト
- https://gbleu.co.jp/
SNSや外部リンクについては以下が公式アカウントとして案内されています。購買や詳しい商品情報の確認は各公式ページを参照してください。
- X(旧Twitter): Grand Bleu & Co.【公式】 https://x.com/GrandBleu_Co
- Instagram Dolce Ino【公式】 https://www.instagram.com/dolce_ino_official
- Instagram LOCALO Noodle【公式】 https://www.instagram.com/localo_noodle_official

関係者コメントと導入の文脈
井口氏のコメントは、深夜帯に需要が生まれるというコンビニ特有の消費行動を背景に、低カロリー商品の導入が合理的である点を示しています。導入後に深夜需要の高さを実感しているとの記述から、実地での検証を踏まえた判断であることがうかがえます。
企業側は、これまでオンライン中心で展開していた商品の接点を実店舗に拡げ、手軽に試せる環境を提供することで、消費者の購入ハードルを下げる狙いです。店頭販売による単品購入が可能になったことは、初期購入層の広がりに直結する可能性があります。

今回の記事で取り上げた主要情報の整理
以下の表は、本記事で紹介した販売開始の要点、商品スペック、価格、販売店舗、関連リンクなどをまとめたものです。情報を確認したい項目ごとに参照しやすく整理しています。
項目 | 内容 |
---|---|
発表日 | 2025年8月12日 14時00分 |
発表企業 | 株式会社Grand Bleu&Co.(代表取締役:青木 康時) |
販売開始商品 | Dolce Ino(低カロリーアイス)、LOCALO Noodle(低カロリー麺) |
店頭販売店舗 | ミンナカ所沢林店(埼玉県所沢市林3-557-1)、ミンナカ東池袋2丁目店(東京都豊島区東池袋2-62-7) |
営業時間 | 24時間営業(各店舗) |
Dolce Ino 仕様 | 全5フレーバー、50kcal、脂質1.2g、人工甘味料不使用、1個370円(税抜) |
LOCALO Noodle 仕様 | 麺1食50kcal、グルテンフリー、低GI、ソース4種、1食998円(税抜) |
公式EC(Dolce Ino) | https://dolce-ino.jp/shop |
公式EC(LOCALO Noodle) | https://localo-noodle.jp/shop |
SNS・メディア | X(旧Twitter)、Instagram、YouTube「Nontitle SeasonZ」での展開 |
導入理由(井口氏) | 深夜帯の低カロリー商品需要が高く、コンビニとの相性が良いため |
以上がリリースの主要点と商品仕様の整理です。紹介された価格や栄養値、販売店の住所・営業時間、公式サイトやSNSの情報はリリースの記載に基づいてまとめています。購入や詳細確認は各公式ページでの情報を参照してください。