8/26・27開催｜休職中の心を整える60分フォーカシング

休職中の心を整理する「フォーカシング」を軸にした60分の実践セミナー

学研エル・スタッフィングが運営する学研の生活訓練事業所「Well-being LABO」は、2025年8月26日（火）と8月27日（水）に、参加無料のオンラインセミナー「公認心理師から学ぶ思考と感情のストレスケア～休職中の方のための心が楽になる過ごし方セミナー」を開催します。セミナーはZoomウェビナー形式で行われ、各回とも15:00～16:00（約1時間）です。2回とも同じ内容のため、都合の良い回に申し込めます。

このセミナーは休職中に抱えやすい「ぐるぐる思考」「焦り」「罪悪感」「怒り」などの感情に対し、心理的な距離を取る手法として心理学の一手法であるフォーカシングを紹介し、実践ワークを通じて心を休めるための土台づくりを支援します。問題に正面から立ち向かうだけでなく、心の動きに気づきを向けることで負担を軽減するアプローチが中心です。

なぜこのセミナーが求められているのか

Well-being LABOには、発達特性や適応障害、ひきこもり傾向、休職といった状況の方々から多くの相談が寄せられています。相談内容には「休職中の過ごし方が分からない」「会社や上司への怒りや諦め」「自分ばかり不利な状況にあると感じる」など、感情が日常生活や回復の妨げになるという声が含まれます。

こうした状況に対し、今回のセミナーでは専門的な視点から「思考と感情の分離」や「身体感覚へ注意を向ける方法」など、実務的かつ日常で使いやすい技法を提示します。学研の生活訓練事業所で集積された現場知見を踏まえた内容で、休職者の心理的回復支援を意図しています。

セミナーの構成・参加方法・注意事項

本セクションでは開催日時、具体的プログラム、参加方法および注意事項を整理します。参加は無料ですが事前申し込み制で、定員に達し次第締め切られます。

申し込みは学研のWell-being LABOの公式サイト（https://www.well-beinglabo.com/）および主催企業の告知ページから行うことが想定されており、申し込み完了後にZoomウェビナーのログイン情報が送付されます。

開催日時と会場（オンライン）

開催は次の2回です。どちらも同一のプログラムを実施します。

• ① 2025年8月26日（火）15:00-16:00
• ② 2025年8月27日（水）15:00-16:00

開催場所はZoomウェビナーです。申し込み後にログイン情報が送られますので、事前のメール受信確認が必要です。

セミナープログラムの内容

セミナーは約1時間で進行し、理論説明と実践ワークを組み合わせます。具体的な構成は以下の通りです。

1. ぐるぐる思考が心と身体を疲れさせる仕組みの説明
2. 心理学的手法「フォーカシング」の紹介（理論と基本的な使い方）
3. ストレスと距離を置くための実践ワーク（参加型の簡易ワーク）

実践ワークはZoomの特性を活かした一斉ワーク中心の設計が想定されています。個別支援や長期的プログラムとは異なるため、短時間で取り入れやすい技法の紹介が中心になります。

参加・定員・注意点

参加費用：無料です。定員は50名となっており、先着順で締め切られます。複数名で同一アカウントから視聴する場合は1名カウントとなるため、アクセス方法に注意が必要です。

主な注意事項は次の通りです。

• 事前申し込み制（申し込み確認後にZoomログイン情報を送信）
• 定員になり次第締切り
• 複数名での参加は同一アカウントでの入室を想定（1名分のカウント）
• 同業他社からの申し込みはご遠慮いただくこと

対象者と登壇者プロフィール

本セミナーは休職中の方やリワーク・復職を考えている方、生活訓練所や就労移行支援事業所の利用者などを対象としています。焦りや罪悪感を抱える方、休職中の過ごし方に悩んでいる方には特に適しています。

以下に想定される対象者の具体例を列挙します。該当する項目が一つでもあれば参加を検討できる設計です。

• 休職中で過ごし方や回復の方法に迷いがある方
• リワークや復職を見据え、心の整理やストレスケアをしたい方
• 生活訓練所、就労移行支援事業所を利用している方
• 焦りや罪悪感、怒りなどの感情が回復の妨げになっていると感じる方

登壇者の紹介

登壇は学研の生活訓練所Well-being LABOで支援監修や支援員を務める専門スタッフが担当します。豊富な実務経験と個人の回復経験を合わせた視点で解説が行われます。

登壇者の詳細は以下の通りです。

宮澤 寛幸（Hiroyuki Miyazawa）（登壇者・公認心理師）

2007年大正大学卒。学研WILL学園の講師としてキャリアを開始し、不登校・ひきこもり傾向の児童生徒支援や訪問支援、講義、キャリア教育に約15年間従事。2017年以降は公認心理師としてひきこもり支援事業に携わり、東京都受託事業で相談窓口や訪問・家族支援、就労支援、居場所支援などを約6年間展開した経験を持つ。

大正大学大学院にて「いのちの教育」「生きる意味」に関する研究で修士号を取得。フォーカシングやエンカウンター・グループ等の専門研修も修了しており、現在はWell-being LABOの支援監修者として支援プログラム開発と人材育成を担当。

佐藤 妃奈乃（Hinano Sato）（登壇者・支援員）

2018年に一般企業へ就職後、業務過多などを理由に適応障害を発症し2度の休職を経験。休職期間中に自身の繊細さや感受性を深く見つめ、HSPの理解と日々のヨガや瞑想を通した心身の回復プロセスを実践した。

その体験を契機に精神的な不調に悩む方を支援したいと考え現職に転職。現在はWell-being LABOの支援員として、回復経験を基盤に個々の特性に寄り添う支援を行っている。

主催・運営と関連情報の整理

本セミナーは株式会社学研ホールディングスのグループ会社である株式会社学研エル・スタッフィングが運営する「学研のWell-being LABO」による主催です。学研エル・スタッフィングは生活訓練事業や人材支援に関わる事業を展開しており、Well-being LABOは新宿区に拠点を置く自立訓練（生活訓練）事業所です。

以下に主催者および関連会社の基本情報と連絡先を示します。参加にあたっての詳細確認や事業所情報の参照は各公式サイトを確認してください。

主催・運営の法人情報

株式会社学研エル・スタッフィング（Gakken L Staffing Co., Ltd.）

代表取締役社長：伊藤 弘雅

設立：1983年12月17日

所在地：東京都豊島区高田3-14-29 KDX高田馬場ビル3F

電話番号：03-6903-1320（代表）

事業内容：家庭教師事業、サポート校事業、インターネットメディア事業、講師特化型求人広告事業、人材支援事業、自治体支援事業

株式会社学研ホールディングス（GAKKEN HOLDINGS CO., LTD.）

代表取締役社長：宮原 博昭

法人設立年月日：1947年3月31日

資本金：19,817百万円

売上高：1,855億円（連結、2024年9月期）

連結子会社：79社（2024年9月期）

東京証券取引所 プライム市場上場（証券コード：9470）

所在地：〒141-8510 東京都品川区西五反田2丁目11番8号

電話番号：03-6431-1001（代表）

事業内容：教育・医療福祉関連事業等（教室・学習塾事業、出版・コンテンツ事業、介護・保育等）

Well-being LABOの詳細や申し込みページについては、学研のWell-being LABO公式サイト（https://www.well-beinglabo.com/）をご確認ください。申し込み後にZoomのログイン情報が案内されます。

関連リンクと参照先

主な関連リンクは以下の通りです。セミナーの申込手続きや事業所のプログラム詳細はこれらの公式ページで案内されています。

• 学研のWell-being LABO：https://www.well-beinglabo.com/
• 株式会社学研エル・スタッフィング：https://www.gakken-lstaffing.jp/
• 株式会社学研ホールディングス：https://www.gakken.co.jp/

セミナー概要の要点整理

以下の表は本記事で紹介したセミナーの主要情報を整理したものです。日時、参加方法、対象、定員、登壇者、主催者などを端的にまとめています。

本稿ではセミナーの目的、内容、対象、登壇者および主催者情報をまとめて紹介しました。申し込みは事前登録制で、定員になり次第締め切られます。参加を検討する場合は、公式サイトで最新の申込手順と案内メールの受信を確認してください。