8/18〜24開催 教員向け『レイの失踪』体験会で闇バイト対策
ベストカレンダー編集部
2025年8月12日 12:15
レイの失踪体験会
開催期間:8月18日〜8月24日

夏休みに狙われる若者を守るための体験型イベントが1週間開催される理由
株式会社Classroom Adventureは、学校や自治体の関係者を対象に、闇バイト対策教材「レイの失踪」を実際に体験できるイベントを2025年8月18日(月)から8月24日(日)までの1週間、毎日開催します。対象は学校・自治体関係者で、希望者は日程のいずれかを選んで参加可能です。プレスリリースは2025年8月12日11時05分に公開されました。
開催の背景には、夏休み期間中に生徒の自由時間が増え、SNSでの交流やアルバイト探しが活発になることで闇バイトに接触するリスクが高まる点があります。こうした時期に現場の教員や関係者が最新の勧誘手口や若者のSNS利用のトレンドを把握し、効果的な指導や対応を共有することが目的です。
- イベント名:『【夏休み限定毎日開催!】今最も話題の闇バイト対策ゲーム「レイの失踪」体験イベント。「教育×ゲーム」で実現する新しい学びの形』
- 開催期間:2025年8月18日(月)〜8月24日(日)
- 対象:学校・自治体関係者(教員・教育委員会等)
- 申込みURL:https://raygone-event.peatix.com/view
- 主催:株式会社Classroom Adventure
- リリース日:2025年8月12日 11時05分

イベントで体験できる内容の全体像と目的
参加者は実際に「レイの失踪」をプレイして、闇バイトへ巻き込まれていく過程を疑似体験します。ゲームを通じて生徒が加害者側に回ってしまうメカニズムや、勧誘が進む心理的な流れを実感できる点が特徴です。
またClassroom Adventureの担当者から、若者のSNS利用トレンドや闇バイト勧誘の最新動向について解説があります。さらに、すでに導入されている学校や自治体での具体的な導入事例と効果についての説明が行われ、実務に直結する情報を持ち帰ることができます。

プログラムの構成と参加にあたっての実務的な注意点
イベントの所要時間はおよそ120分で、受付は開始10分前から行われます。プログラムは3部構成で、体験・導入事例・質疑応答を順に実施します。端末を使った体験が含まれるため、参加者はノートPC、タブレット、またはスマートフォンのいずれかを持参してください。
当日はインターネット環境が安定していることが必要です。また録画・録音は不可となっています。定員に達し次第受付を終了するため、参加希望者は事前に申込専用URLからエントリーしてください。
タイムスケジュール | 内容 |
---|---|
受付 | イベント開始の10分前から受付開始 |
第1部(45分) | 「レイの失踪」体験&闇バイトに関するレッスン |
第2部(45分) | 導入事例と活用方法の紹介 |
第3部(30分) | 質疑応答・意見交換 |
- 持ち物
- ノートPC、タブレット、またはスマートフォン(プログラム体験用)
- 参加方法
- 申込専用URLから事前エントリー。定員に達し次第受付終了。
- 注意事項
- 安定したインターネット環境が必要。録画・録音は不可。

申込と問い合わせ先
参加を希望する場合は、必ず事前に申込みページからエントリーしてください。Peatixの専用ページで申し込みを受け付けており、先着順で定員管理が行われます。
当日参加の可否や持参機材に関する問い合わせは、下記の連絡先へ行ってください。電話での問い合わせも可能です。
- お問い合わせ先
- 株式会社Classroom Adventure
- Email: info@classroom-adventure.com
- 電話: 03-4500-2663

「レイの失踪」が教育現場で果たす役割と学習成果
「レイの失踪」は、SNSを忠実に再現したゲーム空間を舞台に、失踪した友人レイが闇バイトに勧誘されて抜け出せなくなる過程を疑似体験する教材です。体験を通じて生徒が危険を自分ごととして理解し、具体的な行動変容につなげることを目的としています。
教材が重視するのは単なる知識の伝達ではなく、体験による理解と行動変容です。リリース以降、全国で50校以上の教育機関や自治体で導入が始まり、導入先からは現場で使える教材としての評価が寄せられています。
- 狙われない:ターゲットにされやすい人の特徴を理解し、自分の情報発信を見直すスキル
- 騙されない:最新の勧誘手口や隠語を見抜くリテラシー
- ハマらない:犯罪グループから抜け出せなくなる仕組みを理解し、自分や友人を守る方法
実施校のアンケート結果では、体験者の96%が「闇バイトへの知識が深まった」と回答しています。導入事例としては山梨県立富士北陵高等学校、幸手市立幸手中学校、静岡県立掛川工業高等学校、学習院大学などでの実施が報告されています。

深刻化する闇バイト問題の現状と教育に求められる対応
闇バイトや若年層が関与する詐欺犯罪の深刻化は、学校現場や自治体にとって無視できない課題です。令和6年の特殊詐欺被害額は過去最高の721億円に達し、逮捕者の約8割が10代・20代という状況が報告されています。中学生の逮捕事例もあり、被害者だけでなく加害者となる若者が「騙されて」犯罪に関与してしまうケースが増えています。
ディップ株式会社の調査では、高校生の約8割が危険な求人情報を正しく見分けられないとされています。手口は日々変化しており、教科書や従来の座学だけでは最新の情報を反映できないため、学校や先生の判断に委ねられがちで現場の負担が大きい点も課題です。
こうした背景から、実践的な教材と現場が連携した研修や体験の場が求められています。体験型の教材は生徒の注意喚起にとどまらず、教員や自治体の担当者が実際に体験し、具体的な指導方法や対応フローを共有するための手段としても有効です。
項目 | 内容 |
---|---|
イベント名 | 【夏休み限定毎日開催!】今最も話題の闇バイト対策ゲーム「レイの失踪」体験イベント |
開催期間 | 2025年8月18日(月)〜8月24日(日) |
対象 | 学校・自治体関係者 |
申込方法 | 事前エントリー(申込専用URL: https://raygone-event.peatix.com/view) |
参加必携 | ノートPC、タブレット、またはスマートフォン。安定したインターネット環境が必要 |
プログラム構成 | 第1部: 体験&レッスン(45分)、第2部: 導入事例(45分)、第3部: 質疑応答(30分) |
注意事項 | 録画・録音不可。定員に達し次第受付終了 |
問い合わせ | Email: info@classroom-adventure.com / 電話: 03-4500-2663 |
教材の導入実績 | 50校以上の教育機関・自治体で導入。体験者の96%が知識の向上を実感 |
関連統計 | 令和6年の特殊詐欺被害額: 721億円。逮捕者の約8割が10代・20代。高校生の約8割が危険求人を見分けられない |
主催者情報 | 株式会社Classroom Adventure。慶應義塾大学の現役学生が設立。情報リテラシー関連プログラムを国内外で展開 |
本稿では、イベントの目的、実施内容、参加に必要な事項、教材の学習成果、そして現状の問題点に関する数値を整理して伝えた。教育現場や自治体が夏休み期間に直面するリスクと、それに対応するための具体的な手段として、体験型教材と関係者向けの研修が有用であることを示している。