2025年8月19日開始!吉川国工業所が大阪万博で最新バイオプラスチック展示
ベストカレンダー編集部
2025年8月9日 18:56
バイオプラスチック展示会
開催期間:8月19日〜8月25日

株式会社吉川国工業所が大阪・関西万博に出展
株式会社吉川国工業所は、2025年8月19日から25日までの期間、大阪・関西万博の大阪ヘルスケアパビリオン内にて、一般社団法人西日本プラスチック製品工業協会が主催する「バイオプラスチックで REBORN」に出展します。この展示会では、同社が長年にわたり追求してきた「長く使えるモノづくり」の思想と環境技術を融合させた最新の製品・素材を紹介し、資源循環社会の未来を提案します。
本展示会は、環境に配慮した製品や素材を広めることを目的としており、参加者には新しい素材の可能性を体感していただける貴重な機会となります。

展示内容と新素材の紹介
今回の展示では、植物由来のセルロースマイクロファイバー(CMF)を含む複合樹脂で製作した収納ボックスが披露されます。具体的には、以下の2種類の収納ボックスが展示されます。
- タイディアップボックス(紙粉入り)
- スタックアップコンテナ(紙粉入り)
これらの素材を使用することで、石油由来プラスチックの使用量を大幅に削減し、CO2排出の抑制や化石資源の保全に寄与します。また、プラスチック特有の冷たさや光沢感を抑え、自然で温かみのある手触りを実現しています。
会場では、参加者が直接製品に触れることができ、環境への配慮と暮らしに馴染む質感を体験することができます。これにより、より多くの人々に持続可能な素材の魅力を伝えることが目指されています。

素材メーカーとしての役割と多様な可能性
株式会社吉川国工業所は、単なる製品メーカーではなく、環境配慮型素材を開発・供給する素材メーカーでもあります。展示会では、同社の技術力と素材の多様性を示すため、様々な樹脂ペレットも展示されます。
具体的には、以下のような多彩なバイオプラスチックが紹介される予定です:
- CNF/CMF複合樹脂
- 強度と軽量化を両立した素材
- オールバイオ樹脂
- 100%植物由来の素材
- 廃コットン由来CMF複合樹脂
- リサイクル資源のアップサイクルを実現
これらの素材がプラスチック業界全体のサステナビリティ向上にどう貢献できるか、その可能性を提案します。環境への想いを込めたものづくりを、ぜひ会場で直接ご覧ください。

展示参加に向けた意気込み
株式会社吉川国工業所の代表取締役社長、吉川利幸氏は、「大阪バイオプラスチックビジネス推進ネットワーク(OBPN)」の一員として参加できることを大変嬉しく思っています。大阪・関西万博2025を転機に、資源循環社会に貢献できるバイオプラスチックビジネスが、より一層活発に発展し、我々の事業が輝く未来になることを期待しています。」と述べています。
これまでの万博は「見るもの」でしたが、大阪・関西万博はOBPNの一員として「参加するもの」となったとし、同社のプラスチック製品を国内外の人々に紹介できることに胸を躍らせています。持続可能な社会に貢献できる「ライクイットの環境配慮型製品」をぜひご覧いただきたいとのことです。

イベント概要
この展示会は、以下の概要で行われます。
項目 | 詳細 |
---|---|
会場 | 大阪ヘルスケアパビリオン内「リボーンチャレンジ」 |
会期 | 2025年8月19日(火)~ 25日(月) |
イベント名 | 「バイオプラスチックで REBORN」 |
テーマ | Nature Positive from bio plastics. |
このイベントは、ネイチャーポジティブ―バイオプラスチックから始まる自然と共生する社会―をテーマに掲げ、持続可能な未来に向けた新たな一歩を踏み出す機会となります。
株式会社吉川国工業所の展示内容や新素材に関する詳細は、公式ウェブサイトでも確認できます。持続可能な社会の実現に向けた取り組みを、ぜひこの機会に体感してみてください。
参考リンク: