2025年8月8日開始 茨城県鉾田市がチイオシ自治体アンバサダー第1号に

チイオシ自治体連携開始

開催日:8月8日

チイオシ自治体連携開始
チイオシの自治体アンバサダーって何?
自治体アンバサダーは自治体が地域の魅力発信や課題解決プロジェクトを主導し、地域と会員をつなぐ役割を担う制度です。
鉾田市とFLNの連携でどんなことが始まるの?
季節ごとの農業体験や観光マップ作成などを通じて、地域と会員が継続的に関わり関係人口の拡大を目指す取り組みが始まります。

茨城県鉾田市が「チイオシ」自治体アンバサダー第1号に

2025年8月8日、株式会社フューチャーリンクネットワーク(以下FLN)が、茨城県鉾田市と「自治体アンバサダー」連携に関する覚書を締結しました。この取り組みは、地域活性化をビジョンに掲げるFLNが推進する関係人口創出事業「チイオシ」の一環であり、鉾田市との新たな連携を通じて地域と多様な個人・法人を継続的につなぐプロジェクトを協働で進めるものです。

「チイオシ」とは、地域で活動する「アンバサダー」が提供する地域活動や地域課題の解決プロジェクトに、会員となった個人や法人が参加する会員制の関係人口創出サービスです。このサービスは地域の魅力を「推し活」として可視化し、継続的な関わりを促進することを目指しています。

茨城県鉾田市が「チイオシ」自治体アンバサダー第1号に 関係人口創出事業の新たなモデル確立へ 画像 2

「チイオシ」および「自治体アンバサダー」とは

「チイオシ」は、地域の魅力を発信するためのプラットフォームであり、地域のアンバサダーが様々な活動を行い、その活動に会員が参加する仕組みを提供しています。このサービスにより、地域の魅力を知り、関わることで、地域活性化を図ることが可能となります。

「自治体アンバサダー」は、こうした活動の基盤として、自治体が地域の魅力発信やプロジェクト推進において主体的な役割を担うことを意味します。これにより、地域と全国のチイオシ会員をつなぐ役割を果たします。

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主な取り組み(予定)

鉾田市では、地域の豊かな観光や農業資源を活かした多様な事業を官民協働で実施する予定です。具体的には、以下のような取り組みが計画されています。

  • 季節に応じた農業体験プログラムの開催
  • 観光マップ・フェノロジーカレンダーの作成

これらの取り組みを通じて、チイオシ会員と地域の間に継続的・自発的なつながりを生み出し、関係人口の拡大を後押しします。

取り組みの背景

FLNと鉾田市は、これまでにふるさと納税支援やシティプロモーション施策「まちスパチャプロジェクト」を実施し、また総務省の「地域活性化起業人制度」に基づくFLN社員の派遣など、長期的な信頼関係を築いてきました。今回の連携は、そうした関係性を土台に、全国でも注目される「関係人口創出」の先進的な取り組みとして位置づけられます。

さらに、今後の展開として、総務省が創設を検討している「ふるさと住民登録制度」などの動向を見据え、自治体と民間が共創する新たな地域コミュニティモデルの確立を目指します。

今後の展開

FLNは、鉾田市との取り組みを通じて「自治体アンバサダー」制度のモデルを確立し、他地域への展開を視野に入れたネットワーク形成を進め、関係人口創出に寄与します。今後も自治体・企業・個人がともに持続可能な地域づくりに関わる仕組みづくりに挑戦していく方針です。

取り組みの具体的な内容

この取り組みの具体的な内容は、以下の通りです。

取り組み内容 詳細
農業体験プログラム 季節に応じた地域の農業を体験できるプログラムを提供
観光マップ作成 地域資源の旬を示した年間暦を作成し、観光促進に寄与
地域課題解決プロジェクト 地域の課題に対する解決策を提供するプロジェクトを実施

これらの取り組みを通じて、地域の魅力を発信し、関係人口の拡大を図ることが期待されています。

FLNと鉾田市の連携により、地域の活性化に向けた新たなモデルが確立されることが期待されており、今後の展開に注目が集まります。