2025年7月25日開催 岡山大学「家族の日」イベント内容紹介
ベストカレンダー編集部
2025年8月9日 05:58
岡山大学家族の日
開催日:7月25日

岡山大学の「家族の日」イベント概要
国立大学法人岡山大学(本部:岡山市北区、学長:那須保友)は、2025年7月25日に教職員の家族を招待し、「家族の日」イベントを開催しました。このイベントは、岡山大学を知ってもらうことを目的としており、毎年夏休み期間中に実施される次世代育成事業の一環です。
今年は、共創イノベーションラボ(KIBINOVE)を会場に、津島キャンパス・鹿田キャンパスから26家族、約70人が参加しました。このイベントでは、子どもたちが岡山大学の知的資源に触れることや、ワーク・ライフ・バランスを尊重する職場風土の醸成が目指されています。

イベントの内容と参加者の様子
イベントは、尾島卓次世代育成支援室長による趣旨説明から始まり、三村由香里理事が参加者に挨拶しました。挨拶の中で、三村理事は自身の幼少期に父親の職場を訪れた際の思い出を語り、参加者との距離を縮めました。
その後、参加した子どもたちは「家族の日」オリジナルの名刺を受け取り、名刺交換を行いました。初対面の三村理事や他の子どもたちとの名刺交換には緊張感もありましたが、徐々に慣れていき、楽しそうに交流を深めていく様子が見られました。

オンライン水族館「Aqzoo」の上映
イベントの次のプログラムとして、岡山大学大学院ヘルスシステム統合科学研究科の堀内涼太郎さんが、オンライン水族館「Aqzoo(アクズー)」の上映を行いました。堀内さんが全国各地の水族館で撮影した動画が大画面に映し出され、子どもたちはその映像に夢中になっていました。
上映後には、海の生き物に関するミニクイズ大会が行われ、全問正解した子どもたちには岡大きびだんごがプレゼントされました。このような体験を通じて、子どもたちは楽しく学ぶ機会を得ることができました。

ワークショップと特別企画
次に、ワークショップが行われました。岡山大学の学生スタッフがサポート役として参加し、海の生き物の塗り絵や樹脂粘土のマグネット、魚釣りのおもちゃづくりなど、子どもたちの希望に沿ったプログラムが用意されました。子どもたちは自分の創造力を発揮し、楽しみながら作品を作成していました。
さらに、特別企画としてダイバーシティ推進本部の富岡憲治教授が採集した貴重な蝶の標本が展示され、参加者は富岡教授に蝶の名前や採集場所について質問し、興味深く観察していました。このような体験は、子どもたちにとって貴重な学びの場となりました。

家族との交流と学びの場の提供
KIBINOVEでのイベントが終了すると、参加者は家族ごとに学食で昼食をとり、その後はお父さんやお母さんの職場を訪問する時間が設けられました。この訪問を通じて、普段の仕事の様子を知ることができ、「家族の日」ならではの貴重な体験を楽しむことができました。
このように、岡山大学は教職員の家族を招待し、大学の活動や研究を知ってもらうことで、地域社会とのつながりを深める取り組みを行っています。今後も、地域中核・特色ある研究大学として、さらなる発展が期待されます。

共創イノベーションラボ(KIBINOVE)の役割
KIBINOVEは、文部科学省の「地域中核・特色ある研究大学の連携による産学官連携・共同研究の施設整備事業」に基づいて整備された新しい施設です。この施設は、研究成果を基にした社会課題解決や新産業の創出に寄与することを目的としています。
KIBINOVEでは、地域の同様な施設を見学し、情報収集を行った事務職員や技術職員が主体的にコンセプトを決定し、事業に取り組んでいます。これにより、岡山大学は地域社会との関係を強化し、研究機関としての機能を高めています。
イベント名 | 家族の日 |
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開催日 | 2025年7月25日 |
会場 | 共創イノベーションラボ(KIBINOVE) |
参加者数 | 約70人(26家族) |
主なプログラム | 名刺交換、オンライン水族館「Aqzoo」上映、ワークショップ、蝶の標本展示 |
以上のように、岡山大学は「家族の日」イベントを通じて、教職員の家族に大学の魅力を伝え、地域社会との結びつきを強化する取り組みを行っています。このような活動は、大学の役割を再認識させるものであり、今後のさらなる発展が期待されます。
参考リンク: