2025年8月8日始動 元気株式会社が製造業DXを支援する新技術

元気の製造DX支援

開催日:8月8日

元気の製造DX支援
元気株式会社ってどんな技術を製造業に提供してるの?
元気株式会社はUnreal Engineで製造現場を仮想空間に再現し、リアルタイムデータ連携や堅牢なシステム基盤を提供し、製造業のデジタル化を支援しています。
この技術導入で製造現場はどう変わるの?
製造現場の設備や作業環境を仮想空間でシミュレーションでき、リアルタイムで状況把握が可能になるため、効率化や迅速な意思決定が期待されます。

元気株式会社の新たな挑戦

2025年8月8日、元気株式会社(本社:東京都中野区、代表取締役社長:堀越水軌)は、製造業のデジタル化を推進する株式会社荏原製作所(本社:東京都大田区)の「EBARA-D3™」プロジェクトにおいて、ナレッジ統合基盤「Beyondverse™」の実装支援を行うことを発表しました。この取り組みにより、製造現場のデジタル化が進み、効率的な運用が期待されています。

元気株式会社は、ゲーム開発で培った技術を活かし、製造業の現場に新たな価値を提供することを目指しています。特に、仮想空間の構築やデータ連携の実装を通じて、製造業の未来を切り拓くことに寄与することが期待されています。

元気株式会社 ゲーム開発の力を製造現場へ――荏原製作所『EBARA-D3™』に元気株式会社の技術を提供 画像 2

提供技術の詳細

元気株式会社が提供する技術は、主に以下の3つの要素から構成されています。

  1. 「Beyondverse™」の空間設計・構築

    Unreal Engineを用いて、製造現場の設備や作業環境を高精度に再現します。これにより、利用者は仮想空間上で事前シミュレーションを行ったり、工程のボトルネックを検出したりすることが可能となります。

  2. リアルタイムデータ連携

    人の位置座標や骨格情報、IoT機器の情報などを可視化し、製造現場の状況をリアルタイムで把握できるようにします。これにより、迅速な意思決定が可能となり、業務の効率化が図れます。

  3. バックエンド基盤の設計・実装

    セッション制御やデータ保存・分析、セキュリティ設計など、柔軟かつ堅牢なシステムを構築します。このアーキテクチャは、今後の機能拡張にも対応可能です。

今後の展望

元気株式会社は、EBARA-D3™プロジェクトを通じて得た知見をもとに、さらなる社会貢献を目指しています。具体的には、以下の領域での取り組みが計画されています。

  • 他業種・他社向けに3D空間設計やリアルタイムデータ連携技術の活用可能性を検討
  • AI・XR技術を統合した高度な教育空間の開発
  • 国内外の製造現場での多拠点・多言語対応の実装

元気株式会社は「”楽しい”を世界に届ける」というビジョンのもと、ゲーム開発で培った幅広い経験と専門的なスキルを活かし、デジタルツイン、メタバース、ブロックチェーンなど新たな事業分野における企画立案から開発までを一貫して行っています。

ゲームで培った技術がエンターテインメントを超えて、産業の未来を変える力となっていることは注目に値します。元気株式会社は、リアルタイム3D、UXデザイン、ネットワーク設計などの知見を活かし、日本の製造業における人材育成や技能伝承の革新に貢献していく意向を示しています。

会社情報

元気株式会社の所在地や代表者情報は以下の通りです。

所在地
〒164-8721 東京都中野区本町1-32-2 ハーモニータワー
代表者
代表取締役社長 堀越 水軌
公式ウェブサイト
https://www.genki.co.jp/
問い合わせ先
newbiz_info@genki.co.jp

元気株式会社は、今後も製造業のデジタル化を進めるための技術提供を行い、業界全体の成長に寄与していくことが期待されます。

まとめ

元気株式会社が荏原製作所の「EBARA-D3™」プロジェクトにおいて提供する技術は、製造業のデジタル化に向けた重要なステップです。以下に、提供される技術の要点をまとめます。

技術 内容
空間設計・構築 Unreal Engineを用いて製造現場を高精度に再現
リアルタイムデータ連携 様々なデータを可視化し、迅速な意思決定を支援
バックエンド基盤の設計・実装 柔軟かつ堅牢なシステムを構築し、機能拡張に対応

元気株式会社の取り組みは、製造業の未来を大きく変える可能性を秘めており、今後の展開に注目が集まります。

参考リンク: