8月1日開催:高校生向けキャリア×金融教育の特別授業実施
ベストカレンダー編集部
2025年8月8日 14:42
高校生向け特別授業
開催日:8月1日

高校生向け「キャリア教育」×「金融教育」の特別授業を実施
株式会社マイナビと株式会社三菱UFJ銀行は、2025年8月1日(金)に、神田駅前支店にて高校生を対象とした特別授業を初めて実施しました。この授業は、「ヒト」と「カネ」の観点から会社や社会の仕組みを学び、将来の選択肢を広げることを目的としています。
この特別授業には、関東第一高等学校から16名の生徒が参加しました。マイナビは全国でキャリア教育の出張授業を行っており、三菱UFJ銀行は地域貢献活動の一環として金融教育プログラムを展開しています。両社のノウハウを活かし、未来を担う若者に「自分らしい将来」を考えるきっかけを提供することが今回の目的です。

開催の背景と目的
マイナビは2024年7月から全国の中学校でキャリア教育の出張授業を展開しており、2025年7月末時点で全国33都道府県・64校で実施し、延べ5,615名の中学生が参加しています。この授業では、NPO法人企業教育研究会と共同開発したオリジナルカードゲーム教材『カードゲームで学ぶキャリア図鑑』を活用し、職業選択の視野を広げることを目指しています。
一方、三菱UFJ銀行は地域貢献・社会貢献の一環として、小中高生向けに金融経済教育に関する様々なプログラムを展開しています。10代の早い時期から金融リテラシーを身に着けることで、正しい知識をもとに判断を行い、自己実現を目指す社会の実現を目指しています。今回の特別授業では、企業の経営に必要な資源「ヒト」と「カネ」に焦点を当て、進路やキャリアを俯瞰的に捉える力を育むことを目指しています。

特別授業の内容と様子
特別授業は前半と後半に分かれて実施されました。前半では、マイナビのオリジナルカードゲーム教材を活用した授業が行われました。このカードゲームは“まいひな市”という架空の都市を舞台にしており、地域の活性化を目指す市民たちの役割を体験しながら、社会への参画について学ぶことができます。
生徒たちは4人1チームとなり、それぞれの市民の役割を担い、地域を活性化させるためのアイデアを実行する過程で、業種連携の重要性や社会の仕組みを学びました。参加した生徒からは、「業種をたくさん知ることができて楽しかった」という感想が寄せられ、ゲームを通じて多様な職業の存在を理解する機会となりました。

後半パートの金融教育プログラム
後半では、三菱UFJ銀行による金融教育プログラムが実施されました。クイズを交えた講義形式で、銀行の役割や銀行員の仕事内容、資産形成やマネープランについて学びました。また、カードゲームに登場する市民「地元の高校生・岡志さん」を題材に、金融機関の役割を考えるワークも行われました。
生徒たちは、岡志さんが地域の農産物を活かしたメニューを開発し、商店街にお店をオープンしたものの、売上に伸び悩んでいるという設定のもと、金融機関ができるサポートや事業拡大に向けた課題について考察しました。このような実践的な学びを通じて、金融リテラシーの向上が図られました。
参加者の感想と今後の展望
参加した生徒たちからは、実際の金融教育やキャリア教育を受けることで、将来の進路選択に対する意識が高まったという感想が多く寄せられました。ある生徒は「退職後にすごくお金がかかるということを知ることができた。資産運用についても学べたので実践していきたい」と述べ、将来に向けた具体的な目標を持つようになった様子が伺えました。
マイナビの担当者は、今回の授業を通じて多様な人材を知るきっかけを提供し、生徒たちが将来の選択肢を広げられることを期待しています。また、三菱UFJ銀行の担当者も、金融教育プログラムが参加生徒の金融リテラシー向上に寄与することを願っています。
特別授業の概要
項目 | 内容 |
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日時 | 2025年8月1日(金)10:30~16:30 |
会場 | 三菱UFJ銀行 神田駅前支店 |
授業のコンテンツ |
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参加者 | 関東第一高等学校 16名 |
この特別授業は、今後も若者たちが自分のキャリアや金融について考える機会を提供するための重要な一歩となりました。マイナビグループは「一人ひとりの可能性と向き合い、未来が見える世界をつくる。」というパーパスを掲げ、今後も未来を担う子どもたちの可能性を拓く取り組みを続けていく方針です。