MyDearestが8月8日に1.7億円調達、北米向けVRゲーム展開強化へ

MyDearest資金調達発表

開催日:8月8日

MyDearest資金調達発表
MyDearestが今回調達した資金は何に使うの?
今回の約1.7億円の資金調達は、北米の10代向けVRゲームのIP展開強化と、企業向けVR/MRソリューション事業の拡大に使われます。新作も10本以上予定です。
MyDearestはどんな会社でどんなゲームを作ってるの?
MyDearestは2016年設立のVRゲーム開発会社で、『東京クロノス』『ALTDEUS』などのオリジナルIPを展開。Quest Storeで高評価を得ており、VRエンタメに強みがあります。

MyDearest、シリーズCでの追加ラウンドを実施し、約1.7億円を調達

MyDearest株式会社は、2025年8月8日13時に、オリジナルIPのVRゲームを中心に開発を行う企業として、シリーズCの追加ラウンドで約1.7億円を調達したことを発表しました。この資金調達により、シリーズCの累計調達額は約17億円となり、これまでの累計資金調達額は約30億円に達しました。今回のラウンドには、ちゅうぎんインフィニティファンド3号投資事業有限責任組合および阪急阪神イノベーションパートナーズ投資事業有限責任組合が参加しています。

資金調達の目的

MyDearestが今回の資金調達を行った目的は、主に以下の二つに分かれます。

  • 北米のα世代向けのVRゲームを軸としたIP展開の強化
  • 企業向けVR/MRソリューション提供・コンテンツ制作の事業拡大

北米のα世代向けのVRゲーム展開

MyDearestは、Meta Questの主なユーザー層である北米の10代前半から中盤の「α世代」に向けたコンテンツを強化する方針です。直近にリリースしたbazooka studioタイトルの全世界累計アクティブユーザー数が100万人を突破し、そのうち約7割が米国ユーザーであることから、今後の展開に期待が寄せられています。

具体的には、2025年内に10本以上の新タイトルをリリースする予定で、これにより米国のα世代にリーチするためのコンテンツパイプラインをさらに強化します。

企業向けVR/MRソリューション提供・コンテンツ制作の事業拡大

また、MyDearestは企業や自治体向けにVRコンテンツ制作やソリューション提供を行う「VRあそび事業部」の事業拡大を目指しています。これに伴い、エンジニアやアートディレクターを中心とした人材の採用を強化し、開発体制を拡充する計画です。

採用について

MyDearestでは、上記の事業拡大に伴い、クリエイティブな才能を持つ方々の採用に注力しています。特に、以下の職種での応募を歓迎しています。

  1. リードエンジニア
  2. クライアントエンジニア
  3. グラフィックスエンジニア
  4. アートディレクター
  5. 内部監査責任者候補
  6. ファイナンス/経営企画責任者
  7. 経理責任者候補
  8. 情報システム責任者候補

詳細な情報は、MyDearestの採用ページ(こちら)をご覧ください。

MyDearestについて

MyDearest株式会社は、2016年4月に設立され、東京都中央区日本橋馬喰町に本社を構えるエンターテインメントスタートアップです。企業のミッションは「人生を変えるような物語体験をつくり、届ける」ことであり、オリジナルIPのVRゲームを中心に開発・パブリッシングを行っています。

これまでに『東京クロノス』『ALTDEUS: Beyond Chronos』『8番出口VR』『Brazen Blaze』などのタイトルをリリースし、Quest Storeでのユーザー評価世界一を獲得するなど、国内外で数々のゲームアワードを受賞しています。さらに、昨年11月には企業向けにVR/XRコンテンツ制作やソリューション提供を行う「VRあそび事業部」を立ち上げ、現在も開発体制を拡張中です。

まとめ

MyDearest株式会社は、シリーズCの追加ラウンドで約1.7億円を調達し、資金を活用して北米のα世代向けVRゲームの展開を強化するとともに、企業向けのVR/MRソリューション提供とコンテンツ制作事業の拡大を目指しています。人材の採用にも力を入れ、クリエイティブな才能を持つ方々を求めています。会社の詳細情報は以下の通りです。

項目 詳細
会社名 MyDearest株式会社 (MyDearest Inc.)
所在地 東京都中央区日本橋馬喰町2丁目7-15 ザ・パークレックス日本橋馬喰町 5F
設立 2016年4月
代表 代表取締役CEO 岸上健人
公式HP https://mydearestvr.com/

このように、MyDearestは今後も成長を続け、新たな挑戦に取り組んでいく姿勢を示しています。

参考リンク: