2025年8月8日公開『Sky ふたつの灯火 - 前篇 -』映画の魅力と試写会レポート

映画『Sky ふたつの灯火 – 前篇 -』特別試写会の開催

2025年8月1日、池袋HUMAXシネマズ・シネマ2にて、thatgamecompany, Inc.が手がけるアニメーション作品『Sky ふたつの灯火 – 前篇 -』の特別試写会が開催されました。この試写会では、劇中ナレーションを担当した声優の梶裕貴さんや、エンドソングを担当したコトリンゴさんなど、豪華な登壇者が集まり、ファンたちとの交流が行われました。

本作は、2025年8月8日（金）より日本限定で全国劇場公開される予定です。特別試写会は、ラジオ局J-WAVE（81.3FM）とのコラボレーションにより実施され、映画の公開に向けた期待が高まる中、盛況のうちに幕を閉じました。

『Sky ふたつの灯火 – 前篇 -』の物語とテーマ

『Sky ふたつの灯火 – 前篇 -』は、ゲーム『Sky 星を紡ぐ子どもたち』の原点となる物語を描いたアニメーション作品です。本作は、異なる時代を生きる2人の子どもたちの交差する宿縁と、終わりゆく世界の命運を左右する重大な選択を描いています。

この作品の特徴は、セリフを一切用いず、視覚と感情に訴えかける表現によって、「悲しみ」「癒し」「許し」といった普遍的なテーマを描き出す点です。物語は2つのパートで構成され、視聴者に深い感動を与えることを目的としています。

あらすじの紹介

物語は、身体が結晶化してしまう流行り病が静かに生きものたちを蝕んでいる世界から始まります。孤児の子どもが、傷ついた小さな“光のマナティ”と出会い、共に成長しながら世界の命運に立ち向かう姿が描かれます。

以下は、物語の大まかな流れです：

• 孤児の子どもが、傷ついたマナティと出会う。
• 古い神殿の廃墟で魔法のキャンドルを手に入れる。
• 子どもとマナティは共に成長し、逆境に立ち向かう存在となる。
• 友情の灯火が、闇に抗う力となる。

特別試写会の様子

特別試写会では、梶裕貴さんとコトリンゴさんによるスペシャルトークセッションが行われました。梶さんは、劇場版『Sky』の魅力について、「セリフのない世界がどのように表現されるのか、とてもドキドキしていましたが、その空気感を見事に作品に落とし込んでくださっていて感動しました。」と語りました。

また、コトリンゴさんはエンドソングについて、「皆さんが作品を観終わった後に、まだこの世界に浸っていたいと思う気持ちを包み込むような音楽にしたいと思いました。」とコメントしました。

ファンとの交流と盛り上がり

試写会終了後には、装飾されたブースでの記念撮影やファン同士の交流が行われ、参加者たちは作品への熱い思いを共有していました。梶さんとコトリンゴさんのトークセッションは、会場全体を盛り上げ、観客からの熱い反応が寄せられました。

最後には、梶さんが『Sky』の世界の特徴や楽しみ方を熱く語る場面もあり、ファンたちの期待感がさらに高まる内容となりました。

thatgamecompanyのビジョンと今後の展望

thatgamecompanyは、幅広く受け入れられる芸術的で感情的な体験の開発に取り組んでいます。『Sky 星を紡ぐ子どもたち』は、2019年のリリース以来、多くのプレイヤーに愛され続けており、今後も新たな展開が期待されています。

ジェノヴァ・チェン氏は、試写会の中で「Skyの物語をもっと知りたいという皆さんの声が、私たちの制作モチベーションとなりました。続編も含めて、この物語の全貌をお届けできる日を楽しみにしています。」とコメントし、今後の展望に期待を寄せました。

『Sky 星を紡ぐ子どもたち』の概要

『Sky 星を紡ぐ子どもたち』は、iOS・Android・Nintendo Switch・PlayStation・Steamで配信されているソーシャルアドベンチャーゲームです。直感的に遊べる設計でありながら、心を揺さぶる体験を提供し、他人とのつながりを感じることができます。

このゲームは、寛容や思いやりの輪を広げることを目指しており、世界中で累計2億7千万ダウンロードを突破しています。2022年には日本ゲーム大賞2022の優秀賞を受賞し、2023年にはギネス世界記録™を更新しました。

まとめ

この特別試写会を通じて、映画『Sky ふたつの灯火 – 前篇 -』への期待感が高まり、多くのファンが作品に触れることを楽しみにしています。今後の展開にも注目が集まる中、thatgamecompanyの新たな挑戦が始まります。