8月8日開始!大阪・関西万博で空飛ぶクルマ公開フライト実施
ベストカレンダー編集部
2025年8月8日 12:33
空飛ぶクルマ公開フライト
開催期間:8月8日〜8月24日

大阪・関西万博での「空飛ぶクルマ」の公開フライト
2025年8月8日、パーソルクロステクノロジー株式会社(以下、パーソルクロステクノロジー)は、大阪・関西万博において「空飛ぶクルマ」の公開フライトを実施することを発表しました。このフライトは、空の移動革命を牽引する株式会社SkyDrive(以下、SkyDrive)の支援を受けて行われるもので、両社は本年度もスポンサー契約を締結し、未来への翼を広げる取り組みを続けています。
SkyDriveは「100年に一度のMobility革命を牽引する」というミッションを掲げ、2018年の創業以来、機体開発や事業開発、ドローンショーの企画・運航などに取り組んでおり、現在は山口県で本格的な飛行試験を実施しています。大阪・関西万博でのデモフライトでは、SkyDrive式SD-05型の機体が約4分間にわたり、自動制御とリモート操作による無人運航を実現しました。
空飛ぶクルマの開発とその背景
空飛ぶクルマの開発において、パーソルクロステクノロジーは2021年からSkyDriveに対し、航空機開発の専門的なエンジニアによる支援を行っています。この支援には、機体の構造設計や強度解析、風洞実験などの技術的な側面だけでなく、ソフトウェアやシステムの開発、製造の組み立て支援、自治体との連携・調査など、あらゆるフェーズでのエンジニアの活躍が含まれています。
万博の折り返しとなる8月にもデモフライトが実施され、来場者に新たな体験を提供しました。このフライトは、社会実装に向けた重要な一歩であり、今後の民間機としての実用化に向けた取り組みが期待されています。
成功したデモフライトの詳細
デモフライトは、SkyDriveの技術力を示す重要なイベントであり、参加者からは高い評価を受けました。以下は、デモフライトに関する具体的な情報です。
項目 | 詳細 |
---|---|
機体名 | SkyDrive式SD-05型 |
フライト時間 | 約4分 |
運航方式 | 自動制御およびリモート操作による無人運航 |
実施場所 | 大阪・関西万博会場 |
定期運航予定 | 8月24日(日)まで |
エンジニアたちのコメント
パーソルクロステクノロジーの技術開発統括本部 実験本部の松井氏は、万博初飛行に向けてチームが一丸となって取り組んできたことを強調し、成功したフライトに対する喜びを語りました。彼は、このフライトが社会実装に向けた第一歩であり、今後も着実に取り組んでいく意欲を示しています。
また、同社の第2機械設計本部の黒柳氏は、万博での飛行が夢のようなものであったと振り返り、SkyDriveのミッションに貢献できたことに感謝の意を表しました。彼は、これからもSkyDriveのさらなる発展に寄与したいと考えています。
SkyDriveの開発に対する期待
SkyDriveのエアモビリティSky Works部の製造グループの松田氏は、パーソルクロステクノロジーの技術力に感謝の意を表し、彼らの支援がなければこの開発は成り立たなかったと述べました。SkyDriveは、今後もさまざまな企業や自治体と連携し、空飛ぶクルマの社会実装に向けた取り組みを加速させていく方針です。
空飛ぶクルマの社会実装に向けた取り組み
SkyDriveは、空飛ぶクルマを実現するために、様々な企業や自治体との連携を強化しています。これにより、エアモビリティ社会の実現を目指し、新しい産業の創出に挑戦しています。SkyDriveは、2026年の型式証明取得を目指し、さらなる技術革新を進めています。
空飛ぶクルマは、電動化や自動化といった航空技術を活用し、持続可能な次世代の空の移動手段として期待されています。SkyDriveは、こうした技術を駆使し、日常の移動に空を活用する未来を実現するために邁進しています。
項目 | 内容 |
---|---|
企業名 | パーソルクロステクノロジー株式会社 |
連携企業 | 株式会社SkyDrive |
デモフライト実施日 | 2025年8月8日 |
フライト機体 | SkyDrive式SD-05型 |
社会実装の目標 | 2026年型式証明取得 |
以上の内容から、空飛ぶクルマの開発は着実に進行しており、今後の社会実装に向けた期待が高まっています。パーソルクロステクノロジーとSkyDriveの協力によって、空の移動革命が実現されることが期待されます。