8月5日開催GOOD WEDDING AWARDでWEDDING LAPPLEがグランプリ受賞

結婚式は「生きる力」になる

愛知県を拠点に全国でオリジナルウェディングをプロデュースしているWEDDING LAPPLE（合同会社SCENES）のウェディングプランナー、東佐江子が、リクルートブライダル総研が主催する『GOOD WEDDDING AWARD 2025』において、全国から集まったファイナリストの中から最高賞であるグランプリを受賞しました。この受賞は、結婚式の新たな可能性を示すものであり、特に「感情設計」に基づいたアプローチが評価されました。

「GOOD WEDDDING AWARD 2025」の概要

『GOOD WEDDDING AWARD』は、全国のウェディングプランナーを対象に行われる業界最大級のプランニングコンテストです。2025年の開催は15回目を迎え、書類選考を通過した8名のファイナリストによる最終プレゼン審査が2025年8月5日に東京で実施されました。その結果、WEDDING LAPPLEが最高賞であるグランプリに輝きました。

受賞したプレゼンテーションの概要

受賞したプランは「ルーツを辿る結婚式 3DAYSの伴走記」というタイトルで、一般的な結婚式が一日で行われるという概念を超え、3回に分けて行うという新しいアプローチを採用しています。このプランでは、新郎新婦にとって結婚式を行う意味や、結婚式を通じてどのように在りたいのかを問いかけ、家族との対話を通じて見えにくい想いや未解決の感情を紐解いていきます。

3日間のプランニング内容

• Day1: 新婦と両親がつながり直し、晴れ姿をお披露目する日
• Day2: ふたりのルーツを辿り、未来への誓いを立てる日
• Day3: 人生を支えてくれた人たちが集まる日

このように、感情の流れに沿って祝福の情景を丁寧にデザインすることで、ただの進行ではなく「心が動く体験」として結婚式を再定義しました。結婚式当日のプランニングだけでなく、新郎新婦や家族の関係性変容の伴走も行った点が評価され、グランプリ受賞に至りました。

感情設計とプランナーの役割

現代において結婚式の形式が多様化し、「挙げない選択」も浸透していますが、WEDDING LAPPLEのプランは結婚式の本質的な価値を再確認させるものです。プランナーの東佐江子は、数年の間に「プランナーがいなくても結婚式はつくれる」と言われ、悔しさを感じることが多かったと述べています。その経験がプランナーの役割や結婚式の意義を考える転機となり、より新郎新婦の意志や想いが伝わる結婚式を作りたいという思いを強めました。

プランナーのメッセージ

「対話を重ねることで、ふたりの奥にある想いを理解し、深め、進行を描いていくことが重要です。単に進行を作るだけではなく、その想いを当日体現することまで責任を持つことが、プランナーの役割です。結婚式の情景を思い出す度に、自分を肯定でき、誰かと生きていくことの幸せを感じられるような節目を作り続けたいと思っています。」と、東は語ります。

WEDDING LAPPLEの概要と実績

WEDDING LAPPLEは、「祝福の情景が生きる力となる結婚式」をコンセプトに掲げるウェディングプロデュース会社です。会場や形式にとらわれず、対話を通じてふたりの本音を引き出し、その想いを「情景」に変える結婚式を提供しています。また、結婚式の進行や演出だけでなく、ふたりの無自覚だった気持ちが自覚に変わる過程を重視し、人生の節目として意味のある体感を提供しています。

過去の受賞歴

2021年から2025年にかけて、WEDDING LAPPLEはベスト50に選出されており、2024年にはソウル賞も受賞しています。このような実績は、同社のプランニングスキルや新郎新婦への理解が深いことを示しています。

GOOD WEDDDING AWARDの意義

GOOD WEDDDING AWARDでは、具体的なアイデアやプランニングスキルだけでなく、さまざまなハードルをどのように越えたかも評価されます。新郎新婦を理解し、どのような想いで結婚式を実現したのか、その熱い思いが審査の対象となります。このコンテストは、ウェディングプランナーの介在価値を社会に伝え、結婚式の素晴らしさを広めることを目的としています。

会社概要

WEDDING LAPPLEは、結婚式を通じて人々の人生に寄り添い、感情の流れを大切にしたプランニングを行っています。今後もその活動が広がり、多くの新郎新婦にとって心に残る結婚式を提供し続けることが期待されます。