メディアエイドが8月7日に10億円資金調達、ソーシャルコマース本格展開へ
ベストカレンダー編集部
2025年8月7日 14:59
メディアエイド資金調達
開催日:8月7日

メディアエイドがシードラウンドで10億円の資金調達を実施
株式会社メディアエイド(本社:東京都渋谷区、代表取締役:九島 遼大)は、2025年8月7日に総額10億円の資金調達を完了したことを発表しました。この資金調達は、株式会社三菱UFJ銀行や株式会社北國銀行などの金融機関からのデットファイナンスに加え、エンジェル投資家からの出資を受けたものです。
メディアエイドは、ソーシャルメディアを活用した企業支援を行うSNSスタートアップであり、2021年の創業以来、500社以上の企業や自治体を支援してきました。今回の資金調達により、ソーシャルコマース領域への本格進出や、SNSプラットフォーム事業の拡大を目指しています。

資金調達の詳細
今回の資金調達の概要は以下の通りです:
- 資金調達額:10億円
- 金融機関等(五十音順):
- 株式会社きらぼし銀行
- 株式会社北國銀行
- 株式会社みずほ銀行(当座貸越枠を確保)
- 株式会社三井住友銀行
- 株式会社三菱UFJ銀行
- 株式会社Yoii(RBFを活用)
- 日本政策金融公庫(資本性ローンを活用)
- 投資家(五十音順):
- 岡田 祥吾氏(株式会社プログリット 代表取締役社長)
- 小川 嶺氏(株式会社タイミー 代表取締役社長)
- 鎌田 正彦氏(SBSホールディングス株式会社 代表取締役社長)
- 高原 克弥氏(株式会社 TWOSTONE&Sons 代表取締役COO)
- 長野 寛史氏(モッズクリニック 総院長)
- 伴 貴史氏(クックビズ株式会社 執行役員)
- 福島 良典氏(株式会社LayerX 代表取締役 CEO)
- 他1社1名

資金調達の背景と目的
メディアエイドのミッションは「知らなかったを救う。」であり、ソーシャルメディアを利用して企業価値を創造することを目指しています。SNSソリューション事業を通じて、企業や自治体に対し、効果的な支援を行ってきました。今回の資金調達は、SNSソリューション事業の成長を評価された結果であり、今後のソーシャルコマース領域への進出を加速させるための重要な一歩となります。
具体的には、メディアエイドはBytedanceが提供するショート動画プラットフォーム「TikTok」のEC機能「TikTok Shop」の日本展開に合わせて、「TikTok Shopトータル支援サービス」を開始します。このサービスを通じて、企業のマーケティングや採用活動におけるSNSの活用を促進し、エンタープライズ向けの支援体制を強化する方針です。
金融機関と投資家のコメント
資金調達に関して、金融機関や投資家からの期待が寄せられています。
- 株式会社三菱UFJ銀行
- 営業第三部長 横山 実氏は、メディアエイドのSNSソリューションを基軸とした事業の成長戦略に共感し、支援を決定したと述べています。
- 株式会社北國銀行
- 東京営業部 中谷 仁彦氏は、メディアエイドの経営戦略がソーシャルコマース領域の潮流を的確に捉えていると評価しています。
- 個人投資家 小川 嶺氏
- 新しい出会いの場を創出するメディアエイドの挑戦に期待を寄せています。
- 個人投資家 福島 良典氏
- データとテクノロジーを活用した産業の構造変革に高い評価を寄せています。
メディアエイドの今後の展望
メディアエイドは、今回の資金調達を通じて優秀な人材の採用や組織体制の強化を進め、事業基盤の安定と拡大を図る考えです。市場環境の変化や成長機会を見据え、資本効率を重視したファイナンス手法を柔軟に活用し、持続的な企業成長を加速させていきます。
代表取締役社長の九島 遼大氏は、創業以来の自己株式比率100%の経営から外部株主を迎え入れることにより、さらなる成長を目指す意向を示しています。メディアエイドは、SNS事業の成功にとどまらず、組織や文化の強化を図り、非連続的な成長を続ける企業を目指しています。
項目 | 詳細 |
---|---|
資金調達額 | 10億円 |
主な金融機関 | 三菱UFJ銀行、北國銀行、みずほ銀行、他 |
主な投資家 | 小川 嶺氏、福島 良典氏、他 |
事業内容 | SNSソリューション事業、SNSタレント事業、SNSプラットフォーム事業 |
設立年 | 2021年4月 |
以上のように、メディアエイドは今後もソーシャルメディアを駆使した企業支援を強化し、持続可能な成長を目指していく方針です。今回の資金調達を契機に、さらなる展開が期待されます。