2025年8月1日開催「未来へトビタテ!おかやま留学応援事業」壮行会レポート
ベストカレンダー編集部
2025年8月7日 05:53
未来へトビタテ壮行会
開催日:8月1日

令和7年度「未来へトビタテ!おかやま留学応援事業」壮行会の開催
2025年8月1日、岡山国際交流センターにおいて「令和7年度 未来へトビタテ!おかやま留学応援事業」の壮行会が開催されました。このイベントには、岡山大学から4人の学生が参加し、地域社会に根ざしながら国際的に活躍できる人材の育成を目指す本事業の意義が強調されました。
本事業は、岡山県の産学官が連携して構成する「未来へトビタテ!おかやま留学応援地域協議会」が主催しており、実践的な海外留学と県内企業でのインターンシップを通じて、次世代の人材を育成することを目的としています。これにより、岡山県が国際的な舞台での活躍を期待される人材を輩出することを目指しています。

壮行会の内容と参加者の発表
壮行会は、協議会代表の小林健二氏による開会あいさつから始まりました。続いて、尾﨑祐子岡山県副知事や一般財団法人岡山経済同友会の中島義雄代表幹事から、派遣学生に向けた激励の言葉が贈られました。これにより、参加者全員がこの事業の重要性を再確認し、学生たちの留学に対する期待が高まる瞬間となりました。
その後、2021年度より開始された「学生コース」から派遣される2名の学生が、それぞれの留学にかける思いや目標を発表しました。海老原暦美さん(教育学部4年)と岩田有義さん(グローバル・ディスカバリー・プログラム2年)は、留学を通じて得たい経験や学びについて力強く語りました。
また、2025年度から新設された「ものづくり人材コース」で、アメリカ・ロードアイランド大学に派遣中の越智勇翔さん(工学部3年)は、留学先より中間報告を行いました。彼の発表からは、岡山県や地元企業と世界をつなぐ「架け橋」となるという強い決意が感じられました。

交流会の開催と意見交換
壮行会の後半では、派遣学生と協賛企業、大学教職員、行政関係者が一堂に会する交流会が開催されました。今年度の採択者である岡山大学の学生3人に加え、昨年度の採択者である生田朝子さん(文学部3年)も参加し、参加者との活発な意見交換が行われました。
この交流会は、学生たちが自らの経験や考えを広く共有し、地域企業や行政とのつながりを深める良い機会となりました。参加者同士が互いに刺激を与え合い、これからの留学やインターンシップに向けての意欲が高まる場となりました。

今後の展望と期待
今後、派遣学生はインターンシップ企業における事前調査等を経て、順次海外留学に出発する予定です。それぞれの留学経験が、地域と世界の未来を担う貴重な一歩となることが期待されています。岡山大学は、地域中核・特色ある研究大学として、今後もこのような取り組みを進めていくことが求められています。
岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援し、地域社会に貢献することを目指しています。地域と地球の未来を共創し、世界の革新の中核となる研究大学としての役割を果たすことが期待されています。
イベント名 | 開催日 | 開催場所 | 参加学生数 | 主催 |
---|---|---|---|---|
令和7年度 未来へトビタテ!おかやま留学応援事業 壮行会 | 2025年8月1日 | 岡山国際交流センター | 4人 | 未来へトビタテ!おかやま留学応援地域協議会 |
このように、岡山大学の取り組みは地域と世界をつなぐ次世代人材の育成に寄与しており、今後の展開が注目されます。地域の活性化や国際的な人材の育成に向けた岡山大学の活動に、引き続き期待が寄せられています。
参考リンク: