2025年8月6日開始:theLetterが朝日新聞社グループに参画し事業加速へ
ベストカレンダー編集部
2025年8月6日 16:41
theLetter朝日新聞社参画
開催日:8月6日

プロ・専門家向け執筆プラットフォーム「theLetter」の運営者、OutNowが朝日新聞社グループに参画
2025年8月6日、株式会社OutNow(本社:東京都港区、代表取締役:濱本至)は、株式会社朝日新聞社(本社:東京都中央区、代表取締役社長CEO:角田克)との間で、OutNowの全株式を取得する株式譲渡契約を締結し、100%子会社化されることが発表されました。この提携により、OutNowは朝日新聞社の有識者ネットワークや多様なコンテンツ制作ノウハウを活用し、プロ・専門家向け執筆プラットフォーム「theLetter」の事業成長を加速させることを目指します。

「theLetter」プラットフォームの概要
「theLetter」は、医師や弁護士、コラムニスト、ジャーナリストなど、専門性の高い書き手が多く在籍するプロ・専門家向けの執筆プラットフォームです。現在、ビジネス、インテリア、経済、医療、金融、政治、スポーツ、エンターテインメントなど、さまざまな分野で活躍する1,500人以上の書き手ユーザーが利用しており、合計の読者登録数は50万人を超えています。
このプラットフォームは、専門家による質の高い情報を提供することを目的としており、様々なテーマに基づいたコンテンツが発信されています。具体的には、以下のような特徴があります:
- 専門的な知識を持つ執筆者によるコンテンツ提供
- 多様なジャンルにわたる情報を網羅
- 読者とのインタラクションを促進する機能
朝日新聞社との提携の背景
OutNowは、創業146年を迎える朝日新聞社の有識者ネットワークや多様なコンテンツ制作ノウハウを活用することで、同社のミッションである「世の中の情報密度を高めるインフラになる」により早くたどり着けると確信し、朝日新聞社へのグループインを決定しました。この提携は、両社の強みを活かし、相互に補完し合うことで、より良質なコンテンツを提供することを目指しています。
今後、OutNowは「theLetter」のプラットフォームとしての独立性を保ちながら、朝日新聞社とのシナジーを最大化するために、以下の取り組みを行います:
- 朝日新聞社の有識者ネットワークを活かした魅力的な書き手ユーザーの参画促進
- 執筆プラットフォームとしての認知拡大
- コンテンツの一部を朝日新聞やデジタル版上で展開
両社のコメント
この提携に関して、朝日新聞社の代表取締役社長CEOである角田克氏は、「世の中に良質なコンテンツを届けるインフラになりたい」というOutNowの理念に共感しており、OutNowのこれまでの挑戦に敬意を表するとともに、今後の共創に期待を寄せています。
一方、OutNowの代表取締役である濱本至氏は、国内の言論空間が変化する中で、朝日新聞社の豊富な情報網や有識者とのつながりを活用し、「theLetter」の事業成長に繋げるチャンスを得たと述べています。
各社の概要
以下に、株式会社朝日新聞社と株式会社OutNowの概要をまとめます:
会社名 | 所在地 | 代表者名 | 事業内容 | 資本金 | 設立年月日 |
---|---|---|---|---|---|
株式会社朝日新聞社 | 東京都中央区築地5丁目3番2号 | 角田克 | 新聞発行、デジタルメディアによるコンテンツ事業、イベント事業、不動産事業 | 6億5,000万円 | 1879年1月 |
株式会社OutNow | 東京都港区虎ノ門5丁目9番1号 | 濱本至 | 有識者プラットフォーム運営、デジタルメディア事業、コンテンツ制作・配信 | 351万1450円 | 2018年4月2日 |
このように、OutNowと朝日新聞社の提携は、両社の強みを活かし、より良質な情報を提供することを目的としています。今後の展開が注目されます。
参考リンク: