名古屋駅前に8月8日誕生!Meieki Parklet新都市広場の魅力
ベストカレンダー編集部
2025年8月6日 11:59
Meieki Parkletオープン
開催日:8月8日
名古屋駅前名鉄レジャック跡地に都市型広場「Meieki Parklet」がオープン
名古屋鉄道株式会社は、名古屋市住宅都市局と連携し、名古屋市中村区名駅南一丁目に位置する名鉄レジャック跡地に、都市型広場「Meieki Parklet(メイエキパークレット)」を2025年8月8日12時頃にオープンします。この新しい広場は、“歩く、集う、楽しむ”が交差する空間として、名駅南エリアに新たな賑わいを生み出すことを目的としています。
新広場の狙い
名鉄レジャックは1972年にオープンし、長年にわたり名古屋駅を訪れる人々に笑顔と憩いを提供してきましたが、2023年3月にその歴史に幕を閉じました。名鉄レジャック跡地は、新しい役割を担うべく動き出します。2025年5月には名古屋駅前の大規模プロジェクト「名古屋駅地区再開発計画」の事業化が決定し、本格的な再開発が始まるまでの間、この場所は“期間限定の広場”として生まれ変わります。この広場は、人々が行き交い、地域を元気にするイベントスペースとしての役割を果たし、未来を見据えたまちづくりのシンボルとなります。
「Meieki Parklet」の特長
「Meieki Parklet」には、魅力的な2つのエリアが設けられています。
- パークレットスペース
人々が気軽に立ち寄れる休憩場所として、エリア内にはベンチやテーブルが整備されます。行き交う人々が思い思いに過ごせる、心地よい歩行空間を創出し、訪れる人を優しく迎えます。最大3台のキッチンカーが並び、“食べる・集まる・話す”が自然に生まれる賑わいの場を演出します。 - イベントスペース
飲食フェスや音楽ライブなど、多彩な催しが開催できるほか、企業PRやマルシェイベントの開催など、日常から特別な日まで、幅広い使い方ができるスペースです。
まちの課題解決と環境配慮への取り組み
「Meieki Parklet」では、人にも地球にも優しい空間を実現するための様々な取り組みが行われます。パークレット内には、日本初の太陽光蓄熱式自動開閉シェード「ヒートシールド」が導入され、これにより歩行者に優しい環境を提供します。また、舗装面が熱くなりにくい遮熱塗料を使用し、熱の蓄積を抑える工夫もなされています。さらに、パークレット内で使用する電力はすべて再生可能エネルギー由来のCO₂フリー電気で賄われ、環境に配慮した設計がなされています。
名古屋市との連携
本プロジェクトに合わせて、名古屋市と「名鉄レジャック跡地におけるウォーカブルな活用に係る連携協力に関する基本協定」を締結しました。これにより、“居心地が良く歩きたくなる街”という未来像を描きながら、居心地の良い空間としての活用や効果検証が行われ、再開発の先駆けとなるまちづくりを目指します。
オープニングイベントについて
「Meieki Parklet」のオープニングイベントとして、2025年8月29日(金)から31日(日)の3日間、キッチンカーグルメが集結する「名古屋めしまつり」が開催されます。このイベントは、名駅南の新しいランドマークとしての第一歩を踏み出す機会となります。
Meieki Parklet(メイエキパークレット)施設概要
以下に「Meieki Parklet」の基本情報を示します。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 所在地 | 愛知県名古屋市中村区名駅南一丁目2501(名鉄レジャック跡地) |
| 敷地面積 | パークレット 約700㎡ / イベントスペース 約770㎡ |
| 主な設備 | 自動開閉シェード5台、CO₂フリー電気、遮熱舗装、キッチンカースペース(最大3台)、給排水設備、駐車場15台 |
| URL | https://www.chunichi-adnet.co.jp/meiekiparklet |
名古屋駅前に新たに誕生する「Meieki Parklet」は、地域の人々にとって新しい憩いの場となり、また多彩なイベントが開催されることで、名古屋市全体の活性化にも寄与することが期待されます。これにより、名駅南エリアが一層魅力的な場所として生まれ変わることが期待されています。