2025年7月開催：中学生が新宿御苑前どうぶつ病院で獣医療体験

アニコムグループの職場体験プログラムの概要

アニコムグループは、2025年7月8日、11日、15日の3日間にわたり、東京都内の私立中学に通う中学3年生9名を対象に、「新宿御苑前どうぶつ病院」で職場体験を実施しました。このプログラムは、未来を担う中学生に獣医療を考えるきっかけを提供することを目的としています。アニコムグループは、ペット保険シェアNo.1を誇る企業であり、その一環として教育や啓発活動にも力を入れています。

職場体験では、実際の獣医療現場を間近で体感し、様々なプログラムを通じて貴重な経験を得ることができました。参加した生徒たちは、獣医師や看護師の指導のもとで、実際の診察や手術の様子を見学し、獣医療の仕事に対する理解を深めました。

職場体験の内容

職場体験では、以下のようなプログラムが実施されました。

• 院内見学: 診察室や手術室など、普段は入れない病院の内部を見学し、獣医療現場の裏側を体感しました。
• 診察見学: ワクチン接種に訪れた猫の診察を見学し、飼い主との信頼関係やコミュニケーションの重要性を学びました。
• 処置・手術見学: 急患で来院した犬への対応や、腹腔鏡手術による避妊手術を見学しました。獣医師と看護師の連携や緊張感ある現場の様子を観察しました。
• 縫合体験: 手術器具を使い、模擬皮膚（生肉）での縫合に挑戦しました。繊細な手技に苦戦しながらも、貴重な体験として楽しむことができました。

これらのプログラムを通じて、生徒たちは獣医療の現場に触れ、職業としての獣医師や愛玩動物看護師に対する興味を深めることができました。

参加生徒の感想

職場体験に参加した生徒たちからは、以下のような感想が寄せられました。

1. 「普段見ることのできない手術の様子を間近で見学することができて、とても嬉しかったです。実際の現場の空気を感じることができ、貴重な経験になりました。」
2. 「縫合体験は想像以上に難しかったですが、実際にやってみてとても楽しかったです。普段できないような貴重な経験ができて嬉しかったです。」
3. 「手術中、先生や看護師さんたちが言葉だけでなく目線や動きでも細かく情報を共有している様子が印象的でした。動物病院の現場では、チームワークがとても大切だということを知ることができました。」
4. 「どうぶつたちの命を守ることは、想像以上に多くの知識や技術、そして覚悟が必要であり、同時にかっこいい仕事だと改めて感じました。」

生徒たちは、獣医療の現場に触れたことで新たな発見や興味を得ることができたようです。

スタッフの声

職場体験を受け入れた「新宿御苑前どうぶつ病院」のスタッフからも感想が寄せられました。

• 獣医師・長岡副院長: 「私が獣医師という職業に興味を持ったのも中学生の頃だったなと昔を思い出しました。キラキラとした目で質問をしてくれる姿がとても印象的でした。」
• 獣医師・酢谷先生: 「手術や診察の内容をわかりやすく伝える際の言葉の選び方は、普段の飼い主様への診療説明とも通じるものがありました。」
• 獣医師・有馬先生: 「縫合体験の際、はじめは戸惑っている様子も見られましたが、最後にはとても上手に縫合ができていました。」
• 看護師・中さん: 「病院を案内している際にたくさんの質問をいただき、とても興味を持って職場体験に来ていただけたことが伝わりました。」

スタッフたちは、生徒たちの真剣な姿勢に感銘を受け、彼らの未来に期待を寄せていました。

「新宿御苑前どうぶつ病院」の施設概要

「新宿御苑前どうぶつ病院」は、地域に根ざした総合動物病院であり、どうぶつたちとそのご家族に寄り添い、安心できる獣医療の提供を心がけています。また、教育や啓発活動にも力を入れ、職場体験の受け入れも積極的に行っています。

今後もアニコムグループでは、リアルな獣医療の現場やそこで働く人たちが真摯にどうぶつたちと向き合う姿勢を伝える活動を通じて、未来を担う子どもたちや大人たちに“学ぶよろこび”を届けるとともに、「どうぶつと人が共に生きる社会」について考えるきっかけを創出していく予定です。

以上のように、アニコムグループの職場体験プログラムは、参加者にとって貴重な経験となり、獣医療に対する理解を深める機会を提供しました。今後もこのような活動が続けられることが期待されます。