2025年8月6日開始「めぐろっと」AI観光案内で西日本周遊促進

めぐろっと実証事業開始

開催期間:8月6日〜2月28日

めぐろっと実証事業開始
めぐろっとってどんなサービスなの?
めぐろっとはAIが利用者の趣味や状況に合わせて観光スポットやルートを提案するサービスで、西日本6府県の周遊を促進します。
めぐろっとはいつから使えるの?
2025年8月6日から2026年2月28日までの期間限定で実証事業として提供され、無料で利用可能ですが通信料金は別途かかります。

大阪広域データ連携基盤(ORDEN)と連携したAI観光案内サービス「めぐろっと」の実証事業開始

2025年8月6日から2026年2月28日までの期間限定で、株式会社New Ordinary(ニューオーディナリー)が大阪府の整備する大阪広域データ連携基盤(ORDEN)と連携し、AI観光案内サービス「めぐろっと」の実証事業を開始します。このサービスは、大阪・関西万博を契機に観光客の増加を見込んでおり、利用者の趣味嗜好に応じたスポットやルートをレコメンドすることで、西日本6府県への観光周遊を促進します。

大阪広域データ連携基盤(ORDEN)と連携したAI観光案内サービス「めぐろっと」実証事業開始 画像 2

「めぐろっと」のサービス概要

「めぐろっと」は、利用者の趣味嗜好や現在の状況に基づいて、目的地をAIがレコメンドするサービスです。このサービスは、New Ordinaryが提供する「NOSPOT」をベースに開発されており、生成AIなどの技術を活用しています。具体的には、観光客の趣味嗜好、空き時間、交通手段などを考慮して、広域にわたるスポットやルートの提案を行います。

サービスの主な特徴は以下の通りです:

  • パーソナライズ化:利用者の趣味嗜好や混雑・閑散情報を考慮したレコメンド。
  • 広域周遊ルートの作成:複数の府県を跨いだ観光ルートの提案。
  • 行動データの分析:利用者の行動データを集計・分析し、周遊促進の効果を検証。
大阪広域データ連携基盤(ORDEN)と連携したAI観光案内サービス「めぐろっと」実証事業開始 画像 3

観光周遊促進の詳細

本実証事業では、観光スポットや日々のイベント情報を大阪広域データ連携基盤(ORDEN)から取得し、これを元にサービスを提供します。利用者の行動データを分析することで、どのようなルートが最も効果的かを検証し、複数自治体による共同利用型サービスの設計も行います。これにより、広域周遊レコメンドサービスの将来的な展開に向けた調査・検討が進められます。

具体的には、以下のような活動が行われます:

  1. 利用者の趣味嗜好に応じた観光スポットの提案。
  2. 空き時間や交通手段を考慮した最適なルートのレコメンド。
  3. 周遊促進のためのデータ分析と効果検証。

「めぐろっと」の利用方法

「めぐろっと」は、利用料金が無料で提供されますが、サービスの利用には別途通信料金がかかります。利用者は、スマートフォンやPCから以下のリンクにアクセスすることでサービスを利用できます。

利用URL: https://nospot.new-ordinary.co.jp/maps/orden

また、アクセス用の二次元コードも用意されており、QRコードをスキャンすることで簡単にサービスにアクセスできます。

New Ordinaryについて

株式会社New Ordinaryは、2020年4月に創業された名古屋市に本社を置くスタートアップ企業です。AI技術を活用し、利用者の好みや状況を分析して最適な目的地と移動手段・経路を提案するサービス「NOSPOT」を開発・提供しています。地域や組織を超えたデータ連携を通じて、AI技術の社会実装を加速し、新たな移動体験の創出を目指しています。

公式ウェブサイトは以下の通りです:

https://new-ordinary.co.jp/

まとめ

本記事では、大阪広域データ連携基盤(ORDEN)と連携したAI観光案内サービス「めぐろっと」の実証事業について紹介しました。このサービスは、利用者の趣味嗜好に応じた観光スポットやルートを提案し、西日本6府県への観光周遊を促進することを目的としています。具体的なサービス内容や利用方法は以下の表にまとめました。

サービス名 提供期間 特徴 利用料金 利用方法
めぐろっと 2025年8月6日 – 2026年2月28日 AIによる観光スポット・ルートレコメンド 無料(別途通信料金) 公式サイト

このように「めぐろっと」は、観光客のニーズに応じたパーソナライズされた情報を提供し、観光周遊を支援する新しい試みです。

参考リンク: