8月9日開校！金沢初の対面式デジタル絵画アカデミー誕生

金沢に誕生した新たなデジタル絵画アカデミー

2025年8月9日、北陸初となる対面式のデジタル絵画アカデミー「EI デジタルデッサンアカデミー」が金沢にグランドオープンしました。このアカデミーは、初心者からプロまで幅広い層を対象にした「本気の画力養成」をデジタルで実現することを目的としています。AI時代において、誰もが創作者となり、自由に作品を発信できるようになった一方で、正しい表現力を持つ人材は依然として少数です。この課題に取り組むために、金沢のアートのまちに新たな拠点が誕生しました。

アカデミーの特徴とクラス構成

「EI デジタルデッサンアカデミー」では、デッサンや絵画、色彩理論の基本から、自らのオリジナル表現に至るまで、最新のデジタルツールを使用して学ぶことができます。特に、対面式のクラスがメインであり、手ぶらで参加できるように設備や自習時間も整備されています。

このアカデミーでは、受講者が実際の制作機材に触れながら、講師からのフィードバックを受けやすい環境が整っています。また、生徒同士の質問も活発に行われるため、対面式の利点が最大限に活かされています。

クラスの種類と料金

受講者は自分のレベルに応じて、以下の3つのクラスから選ぶことができます。

• エントリークラス：8,500円（税込）
• スタンダードクラス：16,500円（税込）
• マスタークラス：33,000円（税込）

入会金や年会費は不要で、入会特典も用意されています。各クラスには、講評や自習時間も完備されており、受講者は自分のペースで学ぶことができます。

使用するデジタルツール

アカデミーで使用される主なデジタルツールは、22インチの液晶タブレットとCLIP STUDIO PAINT PROです。これにより、受講者はデジタル絵画の制作を手軽に学ぶことができます。教室には必要なPCやソフト、ペンタブレットが完備されており、受講者は手ぶらで通うことができます。

講師とサポート体制

講師は、現役の画家であり、20年以上の絵画指導歴を持つ井上栄一氏です。井上氏は、絵画の知見と経験、美術教育の知識を活かし、一人ひとりの表現を本格的にサポートします。また、受講者が直面しやすい「上達の壁」や「独学の限界」を打破することを目指しています。

さらに、固定のレッスン時間以外にも、受講者が自由に作品制作や相談ができる「EI アワー」が新設されており、毎週の「オンライン講評」でも的確なフィードバックが得られると評判です。対面式の授業とオンライン講評の相乗効果が期待されています。

学べる内容とプログラム

このアカデミーでは、以下のような内容を学ぶことができます。

1. 人体のクロッキー：ヌードポーズで人体の構造や曲線を学びます。
2. 服の描き方：服にできるしわの形やパターン、素材によるしわの違いを理解します。
3. 明暗をつけたデッサン：明るい部分を描くことで立体理解を深めます。
4. 人体解剖学：解剖学に基づいて学ぶことで、説得力のある人体表現を身につけます。

プログラムは基礎から応用まで段階的に学べる実践的な内容であり、美術学校や専門教育を受けたことがない人でも安心して受講できます。

プレオープンと教室開放日

プレオープン期間は2025年7月26日から8月8日までで、体験受講（2時間）が受付されています（要予約）。また、8月9日には教室を開放し、自由に見学することができます。これにより、多くの人々にデジタル絵画の魅力を体験してもらう機会が提供されます。

まとめ

「EI デジタルデッサンアカデミー」は、金沢市においてデジタル絵画を学ぶ新たな拠点として、初心者からプロまで幅広い層に向けた教育プログラムを提供しています。以下に、アカデミーの主な情報をまとめました。

このように、金沢に新たに誕生した「EI デジタルデッサンアカデミー」は、デジタル絵画を学ぶための理想的な環境を提供しています。受講者は、自分のペースで学びながら、創作活動を楽しむことができるでしょう。