2025年8月5日開始、Ai・フィールドが心の健康投資で組織支援強化

心の健康投資推進コンソーシアムへの参加とその意義

株式会社Ai・フィールドは、2025年8月5日に発表したプレスリリースにおいて、一般社団法人「心の健康投資推進コンソーシアム」の一般会員企業として、職域における「心の健康投資」を通じた組織支援を強化することを明らかにしました。この取り組みは、企業が心の健康に投資することで、職場環境の改善や社員のメンタルヘルスの向上を目指すものです。

心の健康投資推進コンソーシアムは、経済産業省が2023年に立ち上げた「心の健康関連サービス活用に向けた研究会」に基づき、企業が心の健康を重視するためのガイドラインや実践事例を提供することを目的としています。Ai・フィールドは、この理念に賛同し、これまでの知見を活かして、企業の課題解決を支援する新しいサービスを提供します。

提供サービスの詳細

Ai・フィールドが提供するサービスは、主に「対話型組織開発」と「管理職支援プログラム」に分かれています。これらのプログラムは、組織の課題解決に向けた具体的なアプローチを提供します。

まず、対話型組織開発においては、以下のような内容が含まれています。

• 生き方タイプ診断TenColors: 人の個性と可能性を発見するための独自の診断ツールです。この診断は、価値観を選ぶことで自己理解を深め、他者理解へとつなげることを目的としています。
• 対話を軸とした組織開発: 研修を通じて、自己理解、他者理解、信頼対話の構築を行い、組織内でのコミュニケーションを円滑にします。
• 実践ワークを通じたスキル向上: 言いにくいことを伝える対話力や、チームの目標を実現するための対話力を身につけることができます。

次に、管理職向けのレベルアッププログラムでは、以下のような内容が展開されます。

• 対話力・観察力・支援力の強化: 管理職が部下との関係性を深めるための実践的なスキルを身につけます。
• 心理的安全性の向上: 組織内のエンゲージメントを高め、職場環境を改善します。
• カスタムオーダーメイド型支援設計: 各企業のニーズに応じた柔軟な支援を提供します。

実践ワークとその効果

提供されるプログラムには、実践的なワークが組み込まれており、参加者は自らの思考や行動の癖に気づくことができます。これにより、より少ない労力での変化と成長が促されることを目指しています。

具体的な実践ワークの例として、以下の3種類の面談方法が挙げられます。

1. メンタルケア（レジリエンス支援）: ストレス管理やメンタルヘルスの向上を目的とした支援です。
2. キャリアとチームワーク: 個人のキャリア形成とチーム内の協力関係を強化します。
3. 目標達成KPIコーチング: 具体的な業務目標の達成を支援するためのコーチング手法です。

これらのワークを通じて、参加者は自己理解を深め、組織の強みを発見することができます。また、経営理念や行動指針と結びつけた対話を行うことで、組織全体の活性化を図ります。

研究・掲載情報と今後の展望

Ai・フィールドは、心の健康に関する研究にも積極的に取り組んでおり、以下のような情報が公開されています。

• 研究論文: 「人を楽しませる価値観 楽観性の提案」（詳細はこちら）
• 学会情報: 日本キャリア・カウンセリング学会第26回（詳細はこちら）
• 心の健康投資ガイド: 経済産業省のガイドライン（詳細はこちら）

今後もAi・フィールドは、心の健康投資推進コンソーシアムの理念に基づき、職域における心の健康投資の実践と普及を進めていく方針です。企業ごとの課題に応じた柔軟な支援を通じて、持続可能な組織づくりをサポートしていきます。

以上の情報を通じて、Ai・フィールドの取り組みや提供するサービスの内容が明確になりました。心の健康を重視する企業が増える中で、同社の活動は今後ますます注目されることでしょう。