2025年8月5日開始、チャイルド・ファンド・ジャパン50周年記念動画公開
ベストカレンダー編集部
2025年8月5日 14:12
チャイルド・ファンド50周年
開催日:8月5日

井桁弘恵さんからのメッセージとチャイルド・ファンド・ジャパンの50周年
特定非営利活動法人チャイルド・ファンド・ジャパン(以下、チャイルド・ファンド・ジャパン)は、2025年に国際協力活動を開始して50周年を迎えます。この記念すべき年に、支援者である井桁弘恵さんからのメッセージ動画が公開されました。井桁さんは、チャイルド・ファンド・ジャパンのスポンサーシップ・プログラムを通じて、スリランカの子どもたちの成長を見守る活動に参加しています。
チャイルド・ファンド・ジャパンは、開発途上国の子どもたちを支援することを目的とした団体であり、1975年から国際協力を開始しました。その背景には、戦後の日本において、海外からの支援を受けていた時代がありました。特に、第二次世界大戦後の日本では、アメリカなどからの資金援助を受けて、戦災孤児への支援を行っていました。

「順送りの恩返し」とは
チャイルド・ファンド・ジャパンの活動は「順送りの恩返し」に基づいています。この理念は、海外から受けた恩を、今度は日本がアジアの貧しい子どもたちへと返していくというものです。1975年にはフィリピンの子どもたちへの支援を開始し、その後も活動を拡大してきました。
1975年から2005年にかけて、チャイルド・ファンド・ジャパンはNPO法人としての活動を開始し、現在ではフィリピン、ネパール、スリランカの3カ国を中心に年間約25,000人の子どもたちを支援しています。支援内容は、教育、栄養、暴力からの保護など多岐にわたり、SDGs(持続可能な開発目標)の目標1、3、4、5、16に関わる活動を行っています。

井桁弘恵さんの動画メッセージの内容
井桁弘恵さんは、チャイルド・ファンド・ジャパンの活動に深く関わっており、スリランカの子どもたちの成長を見守るスポンサーシップ・プログラムを通じて、現地の子どもたちとのつながりを大切にしています。このプログラムでは、寄付を通じて支援を行い、現地の子どもと一対一でつながることができます。子どもからのお手紙や年に1回届く「成長の記録」を通じて、彼らの成長を見守ることができるのです。
井桁さんの動画メッセージでは、支援を始めたきっかけや、現地からの手紙に対する感想などが語られています。このメッセージは、チャイルド・ファンド・ジャパンの特設サイトで公開されており、他にも郷ひろみさんからのメッセージ動画も併せて見ることができます。

特設サイトと今後の展望
チャイルド・ファンド・ジャパンは、50周年を記念する特設サイトを公開しており、各支援地域のストーリーや数字で見る50年、支援者メッセージ、50周年記念募金のお願いなど、多くの情報が掲載されています。今後も新しいコンテンツが随時公開される予定です。
特設サイトのURLは以下の通りです。https://www.childfund.or.jp/anniversary/50th/
50周年を迎えたチャイルド・ファンド・ジャパンは、これからの10年、20年、さらに50年を見据えて、全ての子どもたちが健やかに成長できる社会を目指して活動を続けます。
チャイルド・ファンド・ジャパンの基本情報
チャイルド・ファンド・ジャパンは、1975年からアジアを中心に貧困の中で暮らす子どもたちの健やかな成長と、家族や地域の自立を目指した国際協力NGOです。具体的には以下のような活動を行っています。
- スポンサーシップ・プログラムを通じた支援
- 教育、栄養、暴力からの保護などの分野での活動
- SDGsの目標1、3、4、5、16に関わる取り組み
- 生成AIによる児童性的虐待コンテンツの問題への対応
- ウクライナやパレスチナ・ガザなどでの緊急支援
チャイルド・ファンド・ジャパンは、11ヵ国のチャイルド・ファンドのメンバー団体と連携し、世界70ヵ国、2300万人の人々に支援を届けています。
項目 | 内容 |
---|---|
設立年 | 1975年 |
支援対象国 | フィリピン、ネパール、スリランカ |
年間支援人数 | 約25,000人 |
活動内容 | 教育、栄養、暴力からの保護 |
SDGs関連 | 目標1、3、4、5、16 |
このように、チャイルド・ファンド・ジャパンは、国際協力の重要性を理解し、実践することで、より良い未来を子どもたちに提供することを目指しています。
参考リンク: