2025年8月5日発表:Scalebaseが生成AI活用で資金調達、販売管理強化へ

Scalebase資金調達

開催日:8月5日

Scalebase資金調達
Scalebaseって何ができるの?
Scalebaseは販売管理システムで、見積から契約、請求、売上まで一元管理し、多様な料金体系に対応。自動で正確な請求額を算出し、経営指標もリアルタイムで見える化します。
今回の資金調達で何が変わるの?
今回の資金調達により、生成AIを活用した開発体制を強化し、新機能のリリースを加速。テスト自動化や品質保証の高度化で開発速度が向上し、より柔軟な販売戦略を支援します。

バックオフィス業務を効率化し、事業成長を加速させるScalebaseが追加調達

Scalebase株式会社(本社:東京都港区、代表取締役CEO:毛利 悠記)は、2025年8月5日にDNX Venturesを引受先とした第三者割当増資を受け、累計資金調達額が25億円に達したことを発表しました。この資金調達により、同社は生成AIを活用したプロダクト開発体制の強化と新機能リリースの加速を目指します。

急増する複雑な販売プロセスに対処するため、Scalebaseは従来の基幹システムの限界を克服し、より柔軟で正確な業務運営を実現することを目指しています。

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急増する複雑な販売プロセスにおける課題

近年、企業の事業成長に伴い、提供する商品やサービスの料金体系が多様化しています。定額制、従量課金、日割り請求、個別値引き、複数契約の並行管理など、柔軟なプライシングと販売条件に対応する必要性が高まっています。

しかし、多くの企業ではこれらの業務プロセスに従来の基幹システムが対応できず、スプレッドシートや人的オペレーションに依存しているのが現状です。その結果、以下のような問題が発生しています:

  • 二重入力やデータ不整合の発生
  • 請求ミスによる顧客信頼の低下
  • 正確な売上や経営指標の把握が困難

これらの問題は、スケーラブルな事業運営に支障をきたし、成長のボトルネックとなっています。

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Scalebaseが実現する柔軟で正確な販売プロセス

Scalebaseは、見積・契約・請求・売上業務を一元管理する販売管理システムを提供しています。これにより、以下のようなメリットがあります:

  • 料金プランや契約期間、従量計算や割引率などの情報をもとに自動で正確な請求金額を算出
  • MRR(Monthly Recurring Revenue)やLTV(Customer Lifetime Value)などの事業指標をリアルタイムで可視化
  • 経営判断と価格戦略の精度を高める

さらに、「Scalebase ペイメント」では、法人取引に必要なあらゆる決済手段に対応し、請求書作成・送付、クレジットカード決済・口座振替、入金消込、督促などの売上回収プロセスを支援しています。

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資金調達の背景と今後の展望

Scalebaseはこれまでに250社以上の導入実績を持ち、累計管理契約件数は50万件を突破しています。業種・業態を問わず、幅広い企業に採用が広がっている背景には、業務の複雑性に対応した高い柔軟性と正確性があります。

今回の資金調達を通じて、生成AIを活用したテスト自動化や品質保証の高度化を進め、開発リードタイムを短縮し、リリース速度を加速させることで、お客様への価値提供サイクルをさらに高速化します。また、生成AIを活用した新機能の提供により、オペレーションコストを抑えつつ柔軟な販売戦略を実行できる環境づくりを支援します。

Scalebaseは、すべての企業のオペレーション上の足かせを外し、顧客に寄り添った価値提供に全力で前進できる環境をつくることを目指しています。

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資金調達の概要

項目 詳細
累計資金調達額 25億円
調達方法 第三者割当増資
引受先 DNX Ventures
資金使途 販売管理システム「Scalebase」の改良・新機能開発強化、営業・マーケティング体制の強化、認知度向上のための施策強化

DNX Venturesの倉林陽 Managing Partnerは、「Scalebaseに追加出資させていただきました。正確性とスケーラビリティが求められるミッションクリティカルな販売管理は今後の日本の業界発展に必要であり、Scalebaseには牽引役としての発展を引き続き期待しております。」とコメントしています。

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Scalebase株式会社について

Scalebase株式会社は、2018年8月21日に設立され、販売業務プロセスの効率化・一元管理を支援する「Scalebase」シリーズを展開するSaaSスタートアップです。主に見積・契約・請求・売上といった販売業務を中心に、煩雑で属人的なバックオフィス業務をAIで解消し、すべての企業が本来の価値創出にリソースを集中できる世界の実現を目指しています。

主なプロダクトには、販売管理システム「Scalebase」と請求・決済システム「Scalebase ペイメント」があります。

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まとめ

項目 詳細
会社名 Scalebase株式会社
設立 2018年8月21日
代表者 代表取締役CEO 毛利 悠記
事業内容 販売管理システム「Scalebase」、請求・決済システム「Scalebase ペイメント」の開発・提供・運用
所在地 東京都港区新橋2-12-1 ランディック第3新橋ビル9階
URL https://scalebase.co.jp/

このように、Scalebaseはバックオフィス業務の効率化を通じて、企業の成長を支援するための新たな取り組みを進めています。今後の展開が注目されます。

参考リンク: