2025年9月設立、jangled nerves日本法人が革新的空間体験を創出

jangled nerves日本法人設立

開催日:9月1日

jangled nerves日本法人設立
jangled nervesってどんな会社なの?
ドイツ発の空間体験設計のプロ集団で、映像やインタラクションを融合した没入型体験を得意とし、メルセデス・ベンツや万博パビリオンなどの実績があります。
日本法人設立で何が変わるの?
日本法人設立により、BASSDRUMと連携して空間・建築・技術を融合した革新的な体験設計を推進し、アジア市場への事業展開が加速します。

清水幹太が代表に就任、空間体験設計のプロ集団「jangled nerves」日本法人設立

2025年8月5日、国内屈指の技術者が集うテクニカルディレクター・コレクティブのBASSDRUM(ベースドラム株式会社、本社:東京都港区、代表取締役:鍜治屋敷 圭昭)は、ドイツ・シュトゥットガルト発の空間体験設計のプロ集団「jangled nerves(ジャングルドナーブス)」が2025年9月に設立する日本法人において、所属メンバーの清水 幹太が代表に就任することを発表しました。

この発表は、BASSDRUMとjangled nervesのコラボレーションによる新たな展開を示すものであり、両社が持つ専門性を活かした革新的な空間体験の創造が期待されます。

代表にBASSDRUMの清水幹太が就任、欧州発・空間体験設計のプロ集団「jangled nerves」日本進出 画像 2

空間設計のプロフェッショナル、jangled nervesの理念と実績

jangled nerves社は、1998年にドイツで設立され、権威のあるProfessor(教授)の称号を持つトーマス・フントとインゴ・ツィルンギベルの二人の建築家によって運営されています。同社は、インタラクティブ技術やメディア表現、映像演出を融合させた「没入型体験」の設計を得意としており、様々なスケールや用途の空間に物語性を与える手腕には定評があります。

これまでのプロジェクトには、以下のような著名な企業とのコラボレーションが含まれます:

  • メルセデス・ベンツ
  • フォルクスワーゲン
  • ポルシェ
  • DMG MORIの国際展示ブース
  • 大阪・関西万博2025のルクセンブルク館

これらのプロジェクトを通じて、同社は空間、メディア、コミュニケーションの垣根を超え、観客の心を動かす体験づくりを追求しています。特に、博物館や展示会、ブランドショールーム、万博パビリオン、企業イベントに至るまで、多様なスケール・用途の空間において、ストーリーテリングを基盤とした没入体験を提供しています。

代表にBASSDRUMの清水幹太が就任、欧州発・空間体験設計のプロ集団「jangled nerves」日本進出 画像 3

日本法人設立の背景と目的

日本法人の設立は、アジアにおけるプロジェクト需要の高まりと空間体験・デジタル表現の進化を背景にしています。2019年には上海に中国法人を設立し、商業施設や展示空間など多様なプロジェクトに取り組み、アジア市場におけるニーズの高さと可能性を実感しました。

その成果を踏まえ、東京に新たな拠点を設立する運びとなりました。新たに設立される日本法人は、ドイツ・シュトゥットガルト、上海に続くjangled nerves社の新たな拠点として、清水 幹太が代表を務めます。これにより、アジア市場におけるさらなる展開が期待されます。

代表にBASSDRUMの清水幹太が就任、欧州発・空間体験設計のプロ集団「jangled nerves」日本進出 画像 4

BASSDRUMとの連携によるシナジー効果

BASSDRUMは、国内外の第一線で活躍する技術のスペシャリストが集う、日本初のテクニカルディレクター・コレクティブです。大規模施設等の体験システム設計、大手メーカーとの技術共創、AIやXRを用いたインタラクティブなコンテンツ設計、研究開発型のプロトタイプ開発など、多岐にわたる領域でプロジェクトをリードしています。

今回、空間・建築に強みを持つjangled nerves社の日本法人設立により、両社の強みを掛け合わせた新たな価値創出が期待されます。具体的には、以下のようなシナジーが見込まれます:

  1. 空間・建築・インタラクション・映像を横断した複合的な体験設計
  2. 建築と技術の融合によるR&D・プロトタイピング開発支援
  3. グローバルクライアント、欧州市場に対する日独共同提案体制の構築および実行力の強化
  4. jangled nerves chinaとの連携を通じたアジア全域にわたる事業展開・ローカライズの推進
代表にBASSDRUMの清水幹太が就任、欧州発・空間体験設計のプロ集団「jangled nerves」日本進出 画像 5

各代表のコメント

清水 幹太は、今回の日本法人設立に際し、「デジタルとフィジカルの融合はかつて画期的なコンセプトとしてもてはやされていましたが、今や両者は切り離せない関係です。その融合の舞台が『空間』です。jangled nervesは、バウハウスの系譜を受け継ぎつつ、デジタルと空間体験の融合を牽引してきました。BASSDRUMも、日本的クラフトマンシップで新たなものづくりを追求してきました。国や分野を越えた協業を通じて、私たちは空間創造の未来に変革をもたらす新たな挑戦を始めます。」と述べています。

また、トーマス・フントは、「私たちの協業は、万博のルクセンブルクパビリオンから始まりました。現地での実装に向けて緊密に連携し、価値観を共有できたことで強い信頼関係が築けたと感じています。この関係が協業へと発展し、日欧の新たなプロジェクトに取り組めることを嬉しく思います。」とコメントしています。

まとめ

今回の「jangled nerves」日本法人設立は、BASSDRUMの清水 幹太が代表に就任することで、国内外の技術者たちが協力し、革新的な空間体験を提供する新たな一歩となります。両社が持つ専門性を活かし、アジア市場においても新たな価値を創造することが期待されます。

以下に、この記事で触れた内容を簡潔にまとめます。

項目 詳細
設立日 2025年9月
代表者 清水 幹太
設立背景 アジア市場におけるプロジェクト需要の高まり
主なプロジェクト メルセデス・ベンツ、フォルクスワーゲン、ポルシェなど
今後の展望 空間体験の革新とアジア全域への事業展開

このように、清水 幹太が代表を務めることで、BASSDRUMとjangled nervesが協力し、今後の空間体験設計において新たな可能性を切り拓くことが期待されます。