8月20日開始「ONEART SAPPORO展」札幌で障がい児アートを展示
ベストカレンダー編集部
2025年8月5日 10:43
ONEART SAPPORO展
開催期間:8月20日〜8月24日

重度障がいのある子どもたちのアートが札幌を彩る
一般財団法人ゆめいくが主催する「ONEART(ワンアート)」プロジェクトは、重度の障がいがある子どもたちが自由に描いた絵をプロのアーティストが一つの作品として仕上げる新たなアートの形を提案しています。この度、2025年8月20日から24日まで、札幌市内の2つの異なる会場で「ONEART SAPPORO」展が開催されることが決定しました。
この展覧会は、札幌駅前地下歩行空間「チ・カ・ホ」と「BAN×KARA ZONE-HS(バンカラ)」という2つの会場で行われ、子どもたちの個性豊かな作品が多くの人々に披露される機会となります。

展覧会の詳細情報
今回の「ONEART SAPPORO」展は、以下のように2部構成で行われます。
- 第1部: 札幌駅前地下歩行空間(チ・カ・ホ)
- 日程: 2025年8月20日(水)〜21日(木)
- 時間: 常設展示(スタッフ常駐時間 10:00〜)
- 住所: 北海道札幌市中央区北1条西(札幌駅前通 地下)
- 第2部: BAN×KARA ZONE-HS(バンカラ)
- 日程: 2025年8月22日(金)〜24日(日)
- 時間: 20:00〜25:00(予定)
- 住所: 北海道札幌市中央区南5条西6丁目ニュー桂和ビル B1F
展示される作品は、企業や個人によるレンタル・購入が可能で、収益の一部は奨学金として子どもたちの家庭に還元される仕組みになっています。アートを通じて、誰もが持つ個性と可能性を見つめなおすきっかけとして、多くの方々に訪れていただきたいと考えています。

「ONEART」の理念と活動
「ONEART」は「アートに障がいはない」という理念のもと、重度障がいのある子どもたちが描いた絵をプロのアーティストが一つの作品に仕上げ、その作品を展覧会で発表するというプロジェクトです。この活動は2016年に始まり、全国の福祉施設やデイサービス等と連携し、すでに30名以上のアーティストとのコラボレーションを実現しています。
今年の展覧会には、札幌市内の4か所の福祉施設が参加し、子どもたちの制作活動が行われました。具体的な参加施設は以下の通りです。
- 多機能型重症児者デイサービスかりんの華
- 重心児デイサービス ここうぇる
- 放課後デイばおばぶ(初参加)
- 多機能重症児者デイサービス笑夢(初参加)
お絵描きの様子は、公式SNSやホームページ内のブログでも紹介されていますので、ぜひご覧ください。

一般財団法人ゆめいくの活動
一般財団法人ゆめいくは、「夢を育む」と「You make(あなたがつくる)」という意味を名前に込めて、子どもや若者が自らの力で未来を選ぶための支援を行っています。具体的には、障がい児アート支援「ONEART」に加え、無料塾やシェルター連携、イベント企画など、福祉・教育・体験・表現の4つの領域で全国的に事業を展開しています。
また、入場は無料で予約不要であり、どなたでもご覧いただけるよう配慮されています。取材や主催者への問い合わせは、以下の連絡先までお気軽にご連絡ください。
- 一般財団法人ゆめいく
- E-mail: info@you-make.org
- TEL: 03-3664-5551
- 公式HP: https://you-make.org/

活動の継続に向けた支援のお願い
一般財団法人ゆめいくでは、「ONEART」をはじめ、子どもや若者が自分らしく学び、表現し、生きていくための多様な支援活動を行っています。こうした活動を継続していくために、皆さまからのご寄付やご支援を受け付けております。あたたかいご協力をどうぞよろしくお願いいたします。
ご寄付の詳細については、以下のリンクをご覧ください。

まとめ
2025年8月に札幌で開催される「ONEART SAPPORO」展は、重度障がいのある子どもたちの作品が展示され、アートを通じて多くの人々に感動を与える機会となります。以下に展覧会の概要をまとめました。
会場 | 日程 | 時間 | 住所 |
---|---|---|---|
札幌駅前地下歩行空間(チ・カ・ホ) | 2025年8月20日(水)〜21日(木) | 常設展示(10:00〜) | 北海道札幌市中央区北1条西 |
BAN×KARA ZONE-HS(バンカラ) | 2025年8月22日(金)〜24日(日) | 20:00〜25:00(予定) | 北海道札幌市中央区南5条西6丁目ニュー桂和ビル B1F |
この展覧会は、アートを通じて障がいのある子どもたちの表現の場を広げ、彼らの可能性を引き出す重要な機会です。ぜひ、多くの方々に足を運んでいただき、子どもたちの素晴らしい作品を楽しんでいただければと思います。