『ライフ・イズ・ビューティフル』8月15日から全国でリバイバル上映決定
ベストカレンダー編集部
2025年8月4日 12:35
ライフイズビューティフル上映
開催期間:8月15日〜8月29日

90年代の名作『ライフ・イズ・ビューティフル』リバイバル上映決定
2025年8月15日(金)より、全国でリバイバル上映が決定した90年代の名作『ライフ・イズ・ビューティフル』。この映画は、アカデミー賞®を3部門受賞し、多くの映画賞に輝いた感動のヒューマンドラマです。リバイバル上映は、国内最大級の映画・ドラマ・アニメのレビューサービス「Filmarks(フィルマークス)」が主催するプロジェクトの一環として行われます。
本作は、第二次世界大戦の終結から80年という節目の年に、戦争や家族の絆について考えさせる内容となっており、ぜひ劇場でその感動を体験していただきたい作品です。

推薦コメントとイラストの紹介
リバイバル上映に際し、各界で活躍されている全9名の方々から推薦コメントやイラストが寄せられました。これらの声は、本作の魅力を再確認するための貴重な資料となります。以下に、各コメントを紹介します。

推薦コメント一覧
- 赤ペン瀧川(映画プレゼンター)
公開当時、僕は20代前半の若者だった。上映後、「とんでもない映画を観てしまった…」と打ちのめされたのを今でも覚えている。あれから26年も経ち、僕は40代後半になって父親になった。今、この映画を観ると僕は何を感じるのか。父親目線でこの映画を見た場合、涙腺が壊れるかも知れない。それでも、あの親子とスクリーンで再会したい。 - 有賀 薫(スープ作家)
収容所の絶望の中、グイドだけがユーモアと愛情で息子のジョズエを守り続ける。こんなことがあるわけない!と思いながらもふたりの「ゲーム」にひきこまれていきました。フィクションだからこそ描ける人の純粋な美しさ、温かさに心を打たれます。同時に、どんな困難な環境の中でも、子どもの笑顔を守るのは私たち大人なのだ、という強く重いメッセージを受けとりました。 - ISO(ライター)
危うさが漂うお調子者の父親を観て幼い頃に思ったのは「なぜ大人しくしないのか」だった。それも今はわかる。彼を突き動かしたのは愛と人間としての尊厳。危険を知っても笑いを絶やさず自由を忘れないこと、それはあまりに不条理な暴力への決死の抵抗なのだ。人種で優劣や順番をつける声が高まる今の時代、この名篇は再び大切なことに気づかせてくれる。 - 大友 しゅうま(漫画家)
前半は、好きな人を振り向かせたくて全力でバカをやる主人公。そのお調子者ぶりが、後半で息子を守る「道化」として機能するのが本当に見事。こんなにも優しい嘘があるのかと、心が震えました。 - 佐津川 愛美(俳優)
中学生だった。レンタルショップでふと出会い、実家で一人でそっと観た。その瞬間の自分が、今も色鮮やかに心に残っている。「映画で号泣する」ということを初めて教えてくれた。あの日からずっと、私の生涯ベストとして君臨している。劇場で観られる日が来るなんて。ただただ感無量で、有り難くて、待ちきれない。 - DIZ(映画アクティビスト)
知性とユーモアで地獄を変える父の愛が、人生は美しいと信じさせてくれた。初めて観たあの日の笑顔も涙も、あふれた感情のすべてが今も心に生き続けている。私の中で永遠に輝き続けるこの映画に、再び映画館で出会える奇跡に心からの感謝を! - 中井 圭(映画解説者)
社会が他者への想像力を失い、世界が再び暗闇へと引きずり込まれつつあるこの時代。本作は改めて、絶望への共鳴を拒絶し、ユーモアこそが希望になると指し示す。時が流れたことで普遍性はさらに際立ち、その美しさは、争い絶えない現代を照らす光となる。

イラストの紹介
推薦コメントに加え、イラストも寄せられています。以下のイラストレーターが、本作の魅力を表現しています。
- WALNUT(イラストレーター)
- トモマツユキ(イラストレーター)

『ライフ・イズ・ビューティフル』の作品情報
本作は、ロベルト・ベニーニが監督・脚本・主演を務め、第71回アカデミー賞で7部門にノミネートされ、主演男優賞、外国語映画賞、作曲賞の3部門を受賞しました。映画史に名を刻んだこのヒューマンドラマは、観る者に深い感動を与え続けています。
以下は、作品の基本情報です。
作品名 | ライフ・イズ・ビューティフル |
---|---|
公開日 | 2025年8月15日(金)より、2週間限定上映 |
上映時間 | 117分 |
監督 | ロベルト・ベニーニ |
脚本 | ヴィンチェンツォ・チェラーミ、ロベルト・ベニーニ |
出演者 | ロベルト・ベニーニ、ニコレッタ・ブラスキ、ジョルジオ・カンタリーニ、ジュスティーノ・デュラーノ、セルジオ・ブストリック、マリサ・パレデス、ホルスト・ブッフホルツ |
あらすじは、1937年にトスカーナ地方の小さな町にやって来たユダヤ系イタリア人の陽気な男性グイドが、美しい小学校教師ドーラと出会い、結婚し、息子ジョズエを授かるまでの幸せな日々が描かれています。しかし、戦争の影響で彼らは強制収容所に連行され、グイドは息子を守るために「これはゲームだ」と嘘をつき続ける姿が描かれています。

上映情報と劇場
『ライフ・イズ・ビューティフル』のリバイバル上映は、全国77館で行われます。公開劇場は順次追加予定で、公式X(@Filmarks_ticket)で最新情報が発信されます。以下は、主要な上映劇場のリストです。
- 札幌: 札幌シネマフロンティア、サツゲキ
- 青森: イオンシネマ新青森
- 宮城: MOVIX仙台、イオンシネマ新利府
- 東京: 新宿ピカデリー、YEBISU GARDEN CINEMA、新文芸坐、キネカ大森
- 大阪: なんばパークスシネマ、テアトル梅田、MOVIX八尾
- 福岡: KBCシネマ、小倉コロナシネマワールド
チケットは各劇場で販売され、料金は1600円均一です。ただし、各種サービスデーや他の割引サービスは利用できません。プレミアムシート等により料金が異なる場合があるため、詳細は各劇場でご確認ください。

まとめ
90年代の名作『ライフ・イズ・ビューティフル』が2025年8月15日より全国リバイバル上映されることが決定しました。多くの著名人から寄せられた推薦コメントやイラストは、本作の深い魅力を再確認させてくれるものであり、観客に感動を与えること間違いありません。上映劇場やチケット情報については、公式X(@Filmarks_ticket)で随時更新されるため、最新情報をチェックしてみてください。
上映情報 | 2025年8月15日(金)より、2週間限定上映 |
---|---|
公開劇場 | 全国77館(順次追加予定) |
料金 | 1600円均一(サービスデーや他の割引サービスは不可) |
作品概要 | 監督:ロベルト・ベニーニ 上映時間:117分 アカデミー賞®受賞歴:3部門 |
この機会にぜひ、映画館で『ライフ・イズ・ビューティフル』の感動を体験してみてはいかがでしょうか。名作が再びスクリーンに戻ってくることを楽しみにしています。
参考リンク: