岡山大学・西田教授が7月10日に知的障害者福祉協会会長賞受賞
ベストカレンダー編集部
2025年8月2日 19:00
西田教授会長賞受賞
開催日:7月10日

岡山大学の西田和弘教授が「令和7年度公益財団法人日本知的障害者福祉協会会長賞」を受賞
国立大学法人岡山大学(本部:岡山市北区、学長:那須保友)は、2025年8月2日、学術研究院法務学域(大学院法学研究科)の西田和弘教授が「令和7年度公益財団法人日本知的障害者福祉協会会長賞」を受賞したことを発表しました。この受賞に伴い、2025年7月10日に東京国際フォーラムで執り行われた授賞式にて、表彰状と記念の盾が授与されました。
日本知的障害者福祉協会は、昭和9年に設立され、昭和42年には財団法人として認可を受け、平成25年には公益財団法人へと移行しました。この協会は、知的障害のある方々の自立と社会・経済活動への参加を促進するための支援および福祉の増進を目的としています。会長賞は、同協会の目的達成に顕著な功績を上げた者に授与され、令和7年度には5名が選出されました。

西田教授の受賞理由と貢献
西田教授は、長年にわたり社会福祉法人や施設・事業所におけるリスクマネジメントや権利擁護の取り組みの向上、さらには政策提言においても大きな貢献を果たしてきました。具体的には、以下のような取り組みが評価されています。
- リスクマネジメントの向上:福祉施設におけるリスク管理体制の整備や、事故防止策の策定に寄与。
- 権利擁護の推進:知的障害を持つ方々の権利を守るための制度設計や啓発活動の実施。
- 政策提言:福祉政策の改善に向けた具体的な提言を行い、地域社会における福祉の向上を図る。
これらの活動を通じて、西田教授は知的障害者の福祉向上に大いに貢献しており、その功績が今回の受賞に繋がりました。岡山大学としても、地域中核・特色ある研究大学としての取り組みに期待が寄せられています。

日本知的障害者福祉協会について
日本知的障害者福祉協会は、知的障害者の自立支援と社会参加を促進するために設立された団体です。協会は、以下のような目的を持っています。
- 目的
- 知的障害のある方々が社会で自立し、経済活動に参加できるよう支援し、福祉の増進を図ること。
- 設立年
- 昭和9年
- 公益財団法人への移行年
- 平成25年
協会は、知的障害者福祉に関する情報提供や啓発活動を行い、また、知的障害者の権利擁護にも力を入れています。会長賞は、協会の目的に合致した活動を行った個人や団体に贈られるもので、受賞者は福祉の向上に寄与した実績を持つことが求められます。

岡山大学の今後の取り組み
岡山大学は、地域社会に根ざした研究活動を推進しており、今後も福祉分野における研究や実践を通じて、社会に貢献していく方針です。特に、以下のような取り組みが期待されています。
- 地域連携:地域の福祉施設や団体との連携を強化し、実践的な研究を進める。
- 教育プログラムの充実:福祉学や法務学に関する教育プログラムを充実させ、次世代の専門家を育成。
- 政策提言の継続:地域社会のニーズに応じた政策提言を行い、福祉制度の改善に寄与。
これらの取り組みを通じて、岡山大学は地域社会の福祉向上に寄与し、持続可能な社会の実現に向けた努力を続けていくことが期待されています。
受賞者 | 賞名 | 受賞日 | 受賞理由 |
---|---|---|---|
西田和弘教授 | 令和7年度公益財団法人日本知的障害者福祉協会会長賞 | 2025年7月10日 | リスクマネジメント、権利擁護、政策提言への貢献 |
以上のように、岡山大学の西田和弘教授が受賞した「令和7年度公益財団法人日本知的障害者福祉協会会長賞」は、彼の長年の努力と貢献が認められた結果です。今後も岡山大学が地域社会において果たす役割に注目が集まります。
参考リンク: