2025年8月1日 中馬和彦氏がPARTYのエグゼクティブアドバイザーに就任
ベストカレンダー編集部
2025年8月2日 06:01
中馬和彦氏アドバイザー就任
開催日:8月1日

新たなエグゼクティブアドバイザーとして中馬和彦氏がPARTYに就任
株式会社パーティー(東京都渋谷区、代表取締役CEO:伊藤直樹、以下「PARTY」)は、2025年8月1日より新たにビジネスプロデューサーの中馬和彦氏をエグゼクティブアドバイザーに迎えることを発表しました。この選任は、PARTYの新規事業開発やエンターテイメント分野でのさらなる成長を目指すものです。
中馬氏は、スタートアップへの投資や新規事業の開発において豊富な経験を有しており、今後PARTYの組織強化に寄与することが期待されています。

エグゼクティブアドバイザー選任の背景
PARTYは、2021年に設立されたスタートアップスタジオ「combo」を通じて、世界に通用するスタートアップの創出を目指しています。「combo」は新規事業のゼロイチを生み出すスタートアップスタジオ事業と、マーケティングやUIUXの支援を行うアクセラレーション事業を展開し、150社以上の企業へのアドバイザリーや30社以上の出資と支援を行っています。
中馬氏は、10年以上にわたって日本のスタートアップへの投資を行い、特に2020年5月には国内初の自治体公認の都市連動型メタバース「バーチャル渋谷」のプロデュースを担当しました。このプロジェクトは、コロナ禍において人々が安心して渋谷を楽しむための新しいエンターテイメント体験を提供しました。

中馬氏の役割とPARTYのビジョン
中馬氏がPARTYに加わることで、同社は「ナラティブ(物語)とテクノロジー(技術)の力で、『未来の体験』をつくり、世界をもっと楽しく、美しくする」というミッションを持続的に推進していきます。中馬氏は、デジタル空間とリアル空間の融合を進め、クリエイティブとテクノロジーを駆使して新たな価値を創造することに貢献する意向を示しています。
中馬氏のコメントによると、インターネットの登場以降、デジタル空間はクリエイティブとテクノロジーによって新しい価値を生み出してきました。今後はAIの発展を背景に、リアル空間でも同様の価値創造が進むことが期待されています。彼はPARTYの一員として、世界中の体験をアップデートすることを楽しみにしていると述べています。

中馬氏のプロフィールと実績
中馬和彦氏は、KDDIでのオープンイノベーション事業責任者として多くのスタートアップ投資を行い、「イノベーティブ大企業ランキング」で7年連続1位を獲得した実績があります。また、メタバースやWeb3プロジェクトにおいても重要な役割を果たし、現在はみずほフィナンシャルグループの執行役員CBDOとして新規事業を統括しています。
彼の主な代表作には、以下のようなプロジェクトがあります:
- バーチャル渋谷
- αU
中馬氏は、経済産業省のJ-Startup推薦委員や東京大学大学院工学系研究科の非常勤講師など、様々な団体での委員も歴任しており、広範なネットワークを持っています。
PARTYの概要と今後の展望
PARTYは、未来の体験を社会にインストールするクリエイティブ集団として知られています。アーティストのパフォーマンスを独自の世界観で楽しむメタバースエンジン「VARP」や、雑誌『WIRED』日本版のクリエイティブディレクション、成田空港第3ターミナルの空間デザインなど、数多くの実績を有しています。
さらに、アートとテクノロジーを融合させた新規事業開発にも取り組んでおり、アートと個人の関係を変革する「The Chain Museum」や、空間をキュレーションする「KADOWSAN」などのプロジェクトを展開しています。
項目 | 内容 |
---|---|
企業名 | 株式会社パーティー |
新任エグゼクティブアドバイザー | 中馬和彦氏 |
主な事業 | スタートアップスタジオ「combo」、アクセラレーション事業 |
中馬氏の主なプロジェクト | バーチャル渋谷、αU |
PARTYのミッション | 未来の体験を社会にインストールする |
このように、PARTYは新たなリーダーシップのもとで、スタートアップやエンターテイメントの分野でのさらなる成長を目指しています。中馬氏の豊富な経験とネットワークを活かし、未来の体験を創造するための新たな挑戦が期待されます。