2025年11月開設予定、夢洲交通の森ノ宮営業所でAI活用の新タクシーサービス
ベストカレンダー編集部
2025年8月1日 17:55
夢洲交通営業所開設
開催日:11月1日

newmo、夢洲交通を設立し新たなタクシー営業所をオープン
2025年8月1日、newmo株式会社(東京都港区、代表取締役 青柳直樹)は、大阪府内で新たにタクシー法人「夢洲交通株式会社」を設立しました。この新法人は、今秋に森ノ宮エリアに「夢洲交通 森ノ宮営業所」をオープンする予定で、これに伴い、オープニングドライバーの募集も開始しました。
夢洲交通の設立は、利用者視点に立ったサステナブルな地域交通の実現を目指すものであり、2024年に設立されたモビリティスタートアップであるnewmoが、さらなる事業拡大を図るための重要なステップとなります。
夢洲交通の設立背景と目的
newmoは、大阪府内で3社のタクシー事業者をグループに迎え、約1,000台のタクシー車両と1,500人以上の従業員を抱える体制を築いています。タクシー事業においては、AIを活用した業務のDX(デジタルトランスフォーメーション)や、オペレーションの集約・統一による経営効率化を進めてきました。
新たに設立される夢洲交通では、newmoが培った「タクシーDX」の知見を活かし、AIツールの活用を前提に業務フローを見直すことで、効率的なタクシー営業所の運営を実現します。これにより、タクシー乗務員や内勤スタッフが、より「人にしかできないサービス」に集中できる環境を整備します。
夢洲交通の名称の由来
夢洲交通の「夢洲」という名称は、大阪湾に位置する人工島「夢洲」に由来しています。この場所は、2025年の大阪・関西万博の開催地として注目を集めており、未来志向のテクノロジー実験場としての役割も果たしています。このような背景から、夢洲交通は大阪の次世代交通を担う挑戦の象徴として名付けられました。
また、タクシーのサービスブランドには「未来都(みらいと)」を採用し、新たな交通サービスの提供を目指します。
森ノ宮営業所の特徴
新設される森ノ宮営業所は、広々とした空間設計と大阪市中心部へのアクセスの良さを特徴としています。新設営業所では、若手からベテラン、女性ドライバーなど、さまざまな乗務員やスタッフが快適に働ける環境を整えています。
営業所のプレオープンは2025年11月を予定しており、12月にはグランドオープンを迎える計画です。これにより、地域の交通利便性の向上が期待されます。
オープニングドライバー・スタッフの募集
本日より、夢洲交通ではオープニングドライバーの採用を開始しました。経験者はもちろん、未経験者や20代・30代の若手ドライバー、女性ドライバーの方々の積極採用を進めています。新たなタクシー業界への挑戦を考える方々にとって、夢洲交通は魅力的な職場環境を提供します。
詳細な情報は夢洲交通の公式サイトで確認でき、ドライバーの応募や内勤・スタッフ募集についても情報が掲載されています。
夢洲交通のビジョンと代表者のコメント
夢洲交通の代表、井本陽子氏は、タクシー業界に新たなスタンダードを創るための挑戦拠点であると述べています。AIやテクノロジーによる効率化を徹底し、ドライバーやスタッフ一人ひとりが「人にしかできないサービス」に集中できる職場環境を整えることを目指しています。
井本氏は、「やりがい」や「誇り」を感じられる新しい時代の仕事のあり方を形にするために、風通しの良いフラットな組織を構築し、経験よりも意欲を尊重する方針を強調しています。これにより、過去の歴史に学びながらも、変化を恐れず挑戦を続ける場所でありたいという想いを込めて「夢洲」という名が付けられました。
夢洲交通の会社概要
夢洲交通株式会社は、以下のような基本情報を持っています。
項目 | 内容 |
---|---|
会社名 | 夢洲交通株式会社 |
代表取締役 | 井本陽子 |
所在地 | 大阪府大阪市城東区永田二丁目8番16号 |
設立 | 2025年7月 |
資本金 | 1000万円 |
事業内容 | 一般乗用旅客自動車運送事業(タクシー) |
新たに設立される夢洲交通は、今後の大阪の交通業界において重要な役割を果たすことが期待されており、タクシー業界の未来を切り開く挑戦が始まります。