2025年7月29日開催 アンゴラの文化が輝く大阪・関西万博ナショナルデー
ベストカレンダー編集部
2025年8月1日 17:42
アンゴラナショナルデー
開催日:7月29日

アンゴラの鼓動が響く大阪・関西万博
2025年7月29日、アンゴラ共和国は大阪・関西万博において、ナショナルデーを盛大に開催しました。この日、アンゴラの豊かな文化と外交的な存在感を国際社会に発信する機会となり、多くの来場者がその魅力に触れることができました。
ナショナルデーの公式式典は午前11時からナショナルデーホールで行われ、アンゴラ政府の高官や万博主催者、各国の代表が出席しました。式典では、国旗掲揚の後に日本政府を代表して厚生労働副大臣の仁木博文氏、アンゴラ政府を代表して大統領府社会分野担当大臣のマリア・ド・ロザリオ・ブラガンサ氏が登壇し、両国の友好関係と国際協調の重要性について語りました。

公式式典の様子とスピーチ
式典では、ブラガンサ大臣が次のように述べました。「ナショナルデーは、アンゴラのアイデンティティと未来への展望を世界と分かち合う日です。国際的な舞台である万博を通じて、私たちの物語と価値観、そして希望を発信できることを誇りに感じています。この機会を通じて、日本との絆を一層強めるとともに、対話と協力に向けた私たちの決意を改めて示したいと考えています。」
このスピーチは、来場者に対してアンゴラの文化の継承や国際協力の姿勢を強く印象付けました。

文化公演の魅力
午後4時からは、同会場で行われた文化公演が行われ、来場者はアンゴラの音楽と舞踊に魅了されました。人気歌手のサンドラ・コルデイロ氏とダニエル・ナシメント氏が美しい歌声を披露し、伝統舞踊団のクディサンガやレヴィータ・ダ・イリャが迫力ある演舞を繰り広げました。
公演では、センバやキゾンバ、クドゥロといったリズムが会場を彩り、鮮やかな民族衣装とともに、アンゴラの活気に満ちた文化が来場者の心を惹きつけました。特に、伝統舞踊は観客から大きな拍手を受け、アンゴラの文化の深さを感じさせるものでした。

アンゴラパビリオンの展示内容
アンゴラは、アフリカ連合(AU)の議長国として、今回の万博でアフリカ諸国の中で唯一、独立型パビリオン(タイプX)として出展しています。6月26日に開館したアンゴラパビリオンには、連日多くの来場者が訪れており、「健康のための教育(Education for Health)」をテーマにした展示が行われています。
パビリオン内では、実際にマラリアに苦しんだ少女チッソラの実話をもとにした映像が上映され、来場者に感動と気づきを与えています。教育と伝統が未来に希望をもたらす力であることを伝えるこの展示は、訪れる人々に深い印象を残しています。

今後の展望と国際社会への貢献
今回のナショナルデーは、アンゴラと日本の友好の歴史に新たな一章を刻むものでした。アンゴラは今後もアフリカの代表として国際社会との対話を重ね、持続可能な未来づくりに向けて積極的に取り組んでまいります。
このように、アンゴラは万博を通じてその文化の豊かさや国際協力の姿勢を広く発信し、訪れる人々に多くの感動を与えています。
イベント名 | 日付 | 場所 | 主な内容 | 出席者 |
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ナショナルデー | 2025年7月29日 | 大阪・関西万博 | 公式式典、文化公演 | 仁木博文氏、マリア・ド・ロザリオ・ブラガンサ氏 |
以上のように、アンゴラのナショナルデーは、文化の発信と国際協力の重要性を再確認する機会となりました。アンゴラの魅力を知ることで、国際社会とのつながりを一層深めることができるでしょう。
参考リンク: