2025年8月1日開始、マンガアラビアとヒーローズ提携でグレンダイザーがアラビア語化

マンガアラビア提携契約

開催日:8月1日

マンガアラビア提携契約
マンガアラビアとヒーローズの提携って何がすごいの?
マンガアラビアとヒーローズの提携は、人気作品『グレンダイザーU ジ・インセプション』などをアラビア語に翻訳し、アラブ地域で日本マンガの文化交流を促進する点が大きな特徴です。
グレンダイザーってアラブでどれくらい人気あるの?
『UFOロボ グレンダイザー』は1975年から放映され、アラブ地域で圧倒的な人気を誇るアニメで、今回の提携でリブート版がアラビア語で楽しめるようになります。

マンガアラビアと株式会社ヒーローズの提携について

2025年8月1日、サウジアラビア・リヤードに拠点を置くマンガアラビアLLCは、株式会社ヒーローズとの間で重要なライセンシング契約を締結しました。この提携により、永井豪の名作『グレンダイザーU ジ・インセプション』をはじめ、『銀のくに』や『あかり』のアラビア語版ライセンスが取得され、これらの作品がアラビア語に翻訳されることが決定しました。

特に『UFOロボ グレンダイザー』は1975年から放映されており、アラブ地域でも非常に高い人気を誇るアニメ作品です。今回の提携は、そのリブート版とも言える『グレンダイザーU ジ・インセプション』のコミカライズ版をアラビア語で出版することとなり、長年のファンにとっても新たな楽しみとなるでしょう。

マンガアラビア、株式会社ヒーローズと提携『グレンダイザーU ジ・インセプション』等のアラビア語版ライセンス 画像 2

マンガアラビアの影響力と展望

マンガアラビアは、「マンガアラビア・ユース」及び「マンガアラビア・キッズ」の電子版・紙版を通じて、世界195か国以上で1,200万人以上のユーザーに利用されています。月刊誌の印刷部数は、アラブ地域で25万冊を超える実績を誇ります。このような広範な影響力を持つマンガアラビアは、アラブの文化や価値観を反映した創作コンテンツを提供し、より多くの人々に楽しんでもらうことを目指しています。

マンガアラビアの代表兼編集長であるブカーリ・イサム氏は、今回の提携について「株式会社ヒーローズとの協力を大変光栄に思います。マンガ業界において数多くの実績を有する同社との提携により、より多くのアラブ読者の期待に応えることができます。」とコメントしています。この言葉からも、マンガアラビアがどれほどアラブの読者に対して真摯に向き合っているかが伺えます。

株式会社ヒーローズの意義と期待

株式会社ヒーローズの代表取締役社長である白井勝也氏は、「日本とサウジアラビア外交関係樹立70周年という記念すべき年に、弊社の幾つかの作品が『マンガアラビア』で提供されることが決まり、大変光栄に思います。」と述べています。この提携が日本とアラブ世界をつなぐ重要な文化的架け橋となることを期待しています。

白井氏はまた、ブカーリ氏の「コンテンツは平和へのパスポート」という言葉に感銘を受けたことを明かし、芸術の力を信じて感動を世界中に届けていくことを目指すとしています。このように、両社の提携は単なるビジネスの枠を超え、文化交流や相互理解を深める重要な役割を果たすことが期待されています。

マンガアラビアのビジョンと今後の活動

マンガアラビアは、アラブの創造性を世界に発信するというビジョンのもと、文化交流を深めるための創作活動や協力関係の構築を進めています。これにより、アラブ地域の若手コンテンツクリエイターの発掘・支援にも力を入れており、170人以上のクリエイターを支援する実績があります。

また、月刊誌の発行は85号に達し、アラブ諸国220ヵ所以上のディストリビューションポイントを持つなど、広範なネットワークを構築しています。これにより、アラビア語に翻訳された日本のマンガが、アラブの家族に楽しんでもらえる読書体験を提供することを目指しています。

まとめ

項目 詳細
提携企業 マンガアラビア LLC、株式会社ヒーローズ
契約締結日 2025年8月1日
ライセンス作品 『グレンダイザーU ジ・インセプション』、『銀のくに』、『あかり』
ユーザー数 1,200万人以上
月刊誌印刷部数 25万冊以上
ディストリビューションポイント 220ヵ所以上

このように、マンガアラビアと株式会社ヒーローズの提携は、アラブ地域における日本のマンガの普及を促進し、文化交流を深める重要な一歩となるでしょう。両社の今後の活動に注目が集まります。

参考リンク: