9月6日公開!伊地知拓郎監督『郷』が国立映画アーカイブで日本初上映
ベストカレンダー編集部
2025年8月1日 12:20
映画郷日本初公開
開催期間:9月6日〜9月16日

映画「郷(ごう)」が日本初劇場公開
2025年9月6日(土)と9月16日(火)の2日間、国立映画アーカイブにて監督・伊地知拓郎氏の長編映画「郷(ごう)」が日本初劇場公開されることが決定しました。この作品は、第47回ぴあフィルムフェスティバル(PFF)アワード2025に正式入選しており、全国から応募された795作品の中から選ばれた22本のひとつです。この機会に多くの方々に作品を観てもらえることは、制作チームにとっても大きな喜びです。
映画「郷」は、セリフを極力排し、映像詩としての美しさを追求した作品です。観客が感じる映画として、視覚的な感覚を呼び起こすことに重点を置いています。映画館での体験を通じて、作品の持つ魅力を存分に味わっていただけることでしょう。

上映スケジュールとチケット情報
映画「郷」の上映は以下の日程で行われます。
- 2025年9月6日(土)15:00~
- 2025年9月16日(火)11:30~
上映場所は、東京・日本橋に位置する国立映画アーカイブです。チケット販売は8月6日(水)に解禁予定で、PFF公式サイトにて購入可能です。観覧希望者は、公式サイトをチェックし、早めの購入をお勧めします。

映画「郷」のストーリーと制作情報
「郷」は、プロ野球を目指す高校球児・岳(ガク)の物語です。彼は日々の過酷な練習に耐えながら、様々な人生の困難に直面します。担任の霧島先生や幼馴染の隆との交流を通じて、岳は生まれ育った場所の記憶を鮮明に思い出します。作品は、雄大で美しい自然を背景に、人間の尊厳と命の尊さを深く考察しています。
この映画は、以下のスタッフによって制作されています。
- 監督・脚本・編集・音楽・撮影:伊地知拓郎
- プロデューサー・美術・衣装・制作:小川夏果
- キャスト:泉澤祐樹(ナレーション)、古矢航之介、阿部隼也、千歳ふみ、小川夏果
映画の長さは93分で、カラー作品となっています。映倫の評価はG(一般向け)です。制作はLetheany&Co.が手掛けています。

受賞歴と映画の評価
「郷」は、すでにいくつかの映画祭で評価を受けています。具体的な受賞歴は以下の通りです。
- 第26回上海国際映画祭2024 監督賞・作品賞ノミネート
- 重慶35mm批評家週間 最優秀賞受賞
- 令和6年 文部科学省選定映画に認定(科目:生き方、人生設計)
- 2025ドイツ ニッポン・コネクション 入選
このように、映画「郷」は国内外で高い評価を受けており、今後の展開にも期待が寄せられています。上映当日は、鹿児島在住の監督・伊地知拓郎氏も登壇予定で、観客との交流が楽しみです。

ぴあフィルムフェスティバルの意義
ぴあフィルムフェスティバル(PFF)は、1977年にスタートし、“映画の新しい才能の発見と育成”をテーマに活動しています。自主映画のコンペティション「PFFアワード」を中心に、新しい才能を発見し、紹介し、育成することを目指しています。この活動を通じて、日本映画の活性化を推進しているのがPFFの特徴です。
映画「郷」もその一環として、多くの才能が集まる場での上映が実現しました。今後の詳細は、公式LINEやSNSを通じて随時お知らせされる予定です。友達登録やフォローを通じて、映画「郷」を応援することができます。
項目 | 詳細 |
---|---|
映画タイトル | 郷(ごう) |
監督 | 伊地知拓郎 |
上映日 | 2025年9月6日(土)、16日(火) |
上映場所 | 国立映画アーカイブ(東京・日本橋) |
チケット販売開始日 | 2025年8月6日(水) |
受賞歴 | 第26回上海国際映画祭監督賞・作品賞ノミネート、重慶35mm批評家週間最優秀賞受賞など |
映画「郷」は、映像詩としての美しさを追求し、観客に深い感動を与えることを目指しています。日本初公開のこの機会に、ぜひ劇場でその魅力を体験してみてください。