2026年3月開催「タカちゃん企画展」でゾウの魅力再発見

高島屋史料館TOKYOでの特別企画展「ゾウに乗るーデパートの屋上に暮らしたタカちゃん（仮称）」

株式会社髙島屋は、2026年3月から8月にかけて、特別企画展「ゾウに乗るーデパートの屋上に暮らしたタカちゃん（仮称）」を開催することを発表しました。この展覧会では、かつて日本橋高島屋の屋上で多くの人々に愛されたゾウ、タカちゃんの魅力を再発見し、その歴史を振り返ります。

タカちゃんは、戦後間もない1950年から1954年にかけて日本橋高島屋の屋上で生活していたゾウです。彼は「ゾウのいる百貨店」として多くの人々に親しまれ、特に子どもたちにとっては、夢のような存在でした。タカちゃんの優しい性格と芸達者な一面は、多くの思い出を残しています。

タカちゃんの魅力と特徴

タカちゃんには多くの魅力的な特徴があります。以下はその主な特徴です：

• 性格: おとなしく優しい性格で、特に小さなお子さんと遊ぶのが好きです。
• コミュニケーション: 名前を呼ぶと「ウォーッ」と答える愛らしい反応を見せます。
• 特技: ラッパを吹いたり、太鼓を叩いたりするライブ演奏が得意です。
• 食事: 大好物はバナナと砂糖で、りんごやパンも好みます。食欲旺盛です。
• 体重の変化: タイから来た時は約560kgでしたが、4年後には1,800kgに成長しました。
• 遊び好き: 噴水での水浴びが好きで、寒い冬は苦手です。
• 人懐っこさ: とてもお利口で、芸もたくさんできるゾウです。

タカちゃんはその特性から、当時の日本におけるゾウのイメージを一新し、多くの人々に愛される存在となりました。

「うちのタカちゃん 知りませんか？」プロジェクト

今回の企画展に先立ち、髙島屋では「うちのタカちゃん 知りませんか？」というプロジェクトを立ち上げ、タカちゃんとの思い出の写真を広く募集しています。このプロジェクトは、タカちゃんの思い出を共有し、展示に活用することを目的としています。

募集要項は以下の通りです：

1. 応募対象: 日本橋高島屋の屋上で、ゾウのタカちゃんと人物がともに写っている写真。
2. 応募方法: 郵送またはメールでの応募が可能です。郵送の場合は、以下の住所に送付してください：

住所	〒103-0027 東京都中央区日本橋2-12-10 高島屋グループ本社ビル6階 高島屋史料館TOKYO「タカちゃん係」宛

3. 応募期間: 2025年8月2日（土）〜11月4日（火）まで（当日消印有効）。

応募の際には、写真の撮影年月日や応募者の情報（住所、氏名、年齢、電話番号、E-mailアドレス）を記載する必要があります。メールでの応募も同様の情報を添付してください。

注意事項と個人情報の取り扱い

応募に際しては、以下の注意事項を必ず確認する必要があります：

• 応募者は自身が著作権を完全に保有している写真のみを応募すること。
• 被写体である人物の肖像権など、第三者の承諾が必要な場合は、応募者の責任で承諾を得た上で応募すること。
• 応募いただいた写真は、企画展の展示と広報、刊行する書籍に限り使用されます。
• 応募者は、使用に関して著作者人格権を行使しないものとします。
• 応募いただいた写真や画像データは返却されません。
• 応募者の個人情報は厳重に管理され、プロジェクトの運営目的でのみ使用されます。

詳細については、髙島屋のプライバシーポリシーを参照してください。

「うちのタカちゃんしりませんか？」キャンペーン

さらに、2025年8月2日からは高島屋史料館TOKYOの4階展示室にて、「うちのタカちゃんしりませんか？」キャンペーンが開催されます。SNS（X, Instagram, LINE）のフォロー画面を提示した方には、特製のステッカーをプレゼントします。

キャンペーンの詳細は以下の通りです：

• ステッカーの配布はおひとり様1枚とし、複数のフォロー画面を提示しても1枚のみの配布となります。
• 準備されたステッカーは7種類あり、好きなものを選ぶことができます。
• キャンペーンはステッカーが無くなり次第終了します。
• 高島屋史料館TOKYOの休館日には注意が必要です。

詳細情報は高島屋史料館TOKYOの公式ウェブサイトで確認できます。

まとめ

今回の高島屋史料館TOKYOでの企画展「ゾウに乗るーデパートの屋上に暮らしたタカちゃん（仮称）」は、タカちゃんの魅力を再発見し、当時の日本におけるゾウの存在意義を考える貴重な機会です。さらに、タカちゃんとの思い出を共有する「うちのタカちゃん 知りませんか？」プロジェクトやキャンペーンも展開され、多くの人々が参加できる内容となっています。

このように、タカちゃんに関する情報は多岐にわたります。ぜひ、タカちゃんとの思い出を振り返り、参加を検討してみると良いでしょう。