2025年9月8日開催!大阪万博で大衆演劇『龍王祭』の魅力体験
ベストカレンダー編集部
2025年7月31日 13:26
龍王祭 大衆演劇祭典
開催日:9月8日

EXPO2025 大阪・関西万博にて大衆演劇の祭典『龍王祭』開催
2025年9月8日(月)、大阪府にて大衆演劇場を運営する「呉服座」が、業界屈指の人気と実力を誇る2劇団(劇団美山、桐龍座恋川劇団)を迎え、大衆演劇の祭典『龍王祭』を開催します。このイベントは、EXPO2025 大阪・関西万博の一環として行われ、観客に大衆演劇の魅力を存分に体験してもらうことを目的としています。
主催は株式会社ニコーで、会場は万博内のフェスティバル・ステーション(318席)です。公演は14時からと18時からの2回行われ、各公演は約1時間30分を予定しています。万博公式ページでは、座席予約が抽選で受け付けられており、一部当日席も用意される予定です。

『龍王祭』の詳細情報
『龍王祭』の具体的な開催情報は以下の通りです。これにより、参加希望者は事前に情報を把握し、スムーズに座席予約を行うことができます。
項目 | 詳細 |
---|---|
開催日時 | 2025年9月8日(月) 第一部:14時開演 第二部:18時開演 (各回、約1時間30分公演) |
開催場所 | 大阪・関西万博会場内 フェスティバル・ステーション |
申込方法 | 万博公式ページにて抽選により座席予約受付(一部、当日席あり) |
公演劇団 | 劇団美山(総座長:里美たかし、座長:里美こうた) 桐龍座恋川劇団(座長:二代目恋川純) |
主催 | 株式会社ニコー(大衆演劇場 池田呉服座、梅田呉服座) |

旅芝居の名門「呉服座」とその歴史
呉服座は、大衆演劇の名門として知られています。その歴史は非常に古く、明治25年に上棟されました。もともと大阪府池田市に位置し、歌舞伎や落語、漫才など多岐にわたる演芸が催され、娯楽の中心地として多くの人々に愛されてきました。しかし、映画やテレビの台頭により、次第に衰退し、昭和44年には興行を終了しました。
その後、解体されましたが、昭和46年には愛知県明治村で復元公開され、昭和59年には国の重要文化財に指定されました。平成22年には池田市に大衆演劇の常設劇場として復活し、さらに平成25年には大阪市北区に姉妹劇場「梅田呉服座」を設立しました。

呉服座の役割と影響
現在、呉服座は日本全国に約90軒ある大衆演劇の劇場の中でも、特に大阪・関西に37軒が集まっていることからも、多くの人々に伝統文化を楽しんでもらう場となっています。呉服座は、伝統文化を受け継ぎつつ、現代に合った形で大衆演劇を発信しており、特にEXPO2025ではその役割が一層重要視されることになります。

参加劇団の紹介
この祭典には、業界屈指の人気を誇る2つの劇団が参加します。それぞれの劇団の特徴を以下に紹介します。

劇団美山
劇団美山は、里美たかしを総座長とし、里美こうたが座長を務める劇団です。1997年に里美たかしが最年少で座長を襲名し、以来多くの公演を行ってきました。2018年には座長襲名20周年を記念した公演を新歌舞伎座で挙行し、旅芝居の歴史に大きな足跡を残しています。
劇団美山は、常に新しい演目を取り入れ、観客を楽しませる工夫を凝らしています。近年では、海外メディアからも高い評価を受けており、伝統的な演目に新たな風を吹き込む存在として注目されています。

桐龍座恋川劇団
桐龍座恋川劇団は、1986年に初代恋川純太夫元が旗揚げし、2000年には二代目恋川純が座長を襲名しました。彼は、芝居と舞踊の両方で幅広い演技をこなし、観客を楽しませるオールマイティな役者です。
近年は、松竹新喜劇の脚本・演出を手がける徳田博丸とのコラボレーションや、故郷での公演など、精力的に活動を続けています。彼らの舞台は、伝統的な要素を大切にしながらも、現代的なアプローチを取り入れた新しいスタイルを追求しています。
まとめ
EXPO2025 大阪・関西万博において開催される大衆演劇の祭典『龍王祭』は、伝統文化を世界に発信する重要な機会となります。大衆演劇の魅力を体験できるこのイベントは、観客にとって特別な時間を提供することでしょう。
以下に本記事で紹介した内容をまとめます。
項目 | 詳細 |
---|---|
開催日時 | 2025年9月8日(月) 第一部:14時開演 第二部:18時開演 |
開催場所 | 大阪・関西万博会場内 フェスティバル・ステーション |
公演劇団 | 劇団美山、桐龍座恋川劇団 |
主催 | 株式会社ニコー |
このように、呉服座は大衆演劇を通じて日本の伝統文化を広める重要な役割を果たしており、今後もその活動に期待が寄せられています。
参考リンク: