7月21日から毎日体験可能！大阪万博の月面重力コンテンツ

月面重力体験コンテンツ『Moon Gravity Experience』

ビービーメディア株式会社が手がける体験型デジタルコンテンツ『Moon Gravity Experience』が、2025年4月から開幕した大阪・関西万博のJAXA常設展示ブースで体験できるようになりました。このプロジェクトは、最先端テクノロジーを駆使したインタラクティブな体験を提供し、訪れる人々に月面の重力を疑似体験させることを目的としています。

本コンテンツは、開幕以来、土日祝日等の休日にあわせて展開されていましたが、2025年7月21日から8月31日までの夏季期間中は、毎日体験可能となります。この機会にぜひ訪れてみることをお勧めします。

体験内容と特徴

『Moon Gravity Experience』は、地球の重力の約1/6という月面の重力を全身で体感できる体験型インタラクティブコンテンツです。幅10m・高さ3mの高精細な大型LEDカーブビジョンに広がる没入感あふれる月面空間では、体験者の動きが宇宙飛行士アバターと連動します。

体験者は「なげる」「ジャンプ」「もちあげる」といったジェスチャーを行うことで、月面重力下でのアクションを宇宙飛行士アバターを通じて疑似体験することができます。動作の大きさによって、投げる距離やジャンプの高さが変化し、それに応じてスポーツの世界記録や身近なモノの長さ・高さなどの情報が表示されるため、月と地球の重力の違いを具体的に実感できます。

• 体験内容: 月面重力を体感するためのインタラクティブなアクション
• 特徴: 宇宙飛行士アバターとの連動、動作による情報表示
• 特別演出: 複数人で同時に動くことで発現する演出

体験設計の意図

本コンテンツでは、月面の重力という非日常的な感覚を直感的に楽しみながら学べる体験を提供することを目指しています。実際に体を動かすアクション設計により、知識として理解するだけでなく、身体的な実感を通じて重力の違いを“感じて学べる”体験に昇華しています。

また、世代や国籍を問わず誰もが迷わず参加できるよう、ピクトグラムやアニメーションを活用したユニバーサルなUIデザインを採用しています。車椅子の方も楽しめるインクルーシブな設計に加え、動作に応じて身近なモノの大きさを表示するなど、学びに繋がる情報デザインにも工夫が凝らされています。

開催概要

『Moon Gravity Experience』は大阪・関西万博のJAXA常設展示ブースで開催されます。以下は開催の詳細です。

なお、『Moon Gravity Experience』は常時体験できるコンテンツではないため、タイムスケジュールは公式X（https://x.com/expo2025_jaxa）で確認することが推奨されます。予定が変更になる可能性があるため、事前に確認してください。

TECHPLAとビービーメディア株式会社について

本コンテンツの制作を担当したのは、ビービーメディア株式会社のプロジェクトチーム『TECHPLA』です。TECHPLAは、テクノロジーとインタラクティブコンテンツの企画制作を通じて、人々の知的好奇心を呼び起こし、行動へとつなげることを目指しています。

ビービーメディア株式会社は、広告制作事業を中心に、映像、インタラクティブ、デザイン、テクノロジーを駆使して『体験をデザイン』するクリエイティブプロダクションです。長年にわたり、国内の有力企業のブランドコンテンツ制作に携わり、数々の受賞歴を持っています。

『Moon Gravity Experience』は、宇宙や月に対する興味や好奇心を喚起するための新たな試みとして、多くの人々に楽しんでいただけることを目指しています。体験を通じて、訪れる方々が月面重力の不思議さを実感し、宇宙への関心が高まることを期待しています。