2025年7月30日開始 売れるネット広告社とフルッタフルッタがTikTok Shopで戦略提携

売れるネット広告社グループとフルッタフルッタの戦略提携

2025年7月30日、売れるネット広告社グループ株式会社（証券コード9235）は、連結子会社である株式会社売れる越境EC社を通じて、株式会社フルッタフルッタ（証券コード2586）との戦略提携を発表しました。この提携は、国内での『TikTok Shop運営代行サービス』の正式受注を含むものであり、両社の専門性を活かし、アサイー関連商品の売上を伸ばすことを目指しています。

この歴史的提携は、単なる業務提携にとどまらず、売れるネット広告社グループが持つ独自のノウハウとフルッタフルッタ社の高品質な商品を組み合わせ、国内のTikTok Shop市場において勝利を収めることを目的としています。

急成長するTikTok Shop市場

現在、世界中の投資家たちが注目しているTikTok Shopは、2024年には世界のGMV（総取引額）が約5兆円を超えると予測されています。この急成長を受け、売れるネット広告社グループは、国内市場が2025年には3,000億円、2026年には1兆円を超えると試算しており、この市場のシェアを迅速に獲得することを目指しています。

このプロジェクトは、2026年7月期の売れるネット広告社グループの連結業績にプラス寄与する見込みです。売れるネット広告社グループは、アサイーのパイオニアであるフルッタフルッタ社と協力し、TikTok Shopでの売上最大化を図ります。

提携の具体的な内容と戦略

売れるネット広告社グループは、以下のような戦略を通じてフルッタフルッタ社と協力します。

• 商品戦略・販売設計の構築
• 広告運用・動画制作・UGC（ユーザー生成コンテンツ）量産
• SNSマーケティングの最適化運用

特に、売れるネット広告社グループが持つ「売れる」を科学する独自のライブコマース演出とアルゴリズム最適化ノウハウを活用し、Z世代に向けた魅力的な商品体験を創造します。これにより、アサイー関連商品の販売促進を図ります。

具体的な施策

具体的な施策としては、以下のような内容が計画されています。

1. 『TikTok Shop』独自のライブ＆ショッパブル動画を起点に、商品開発段階から「動画映え」「瞬間購買率」を計算した“TikTok First”処方を共同開発。
2. フルッタフルッタ社のSKUラインと売れるネット広告社グループのAIクリエイティブ自動生成を掛け合わせ、短期間でプロトタイプからライブ販売、リピート施策までを実施。
3. Z世代インフルエンサーとの連動を強化し、ローンチ初月からフォロワー基盤と取扱高の急拡大を目指す。
4. 売れるネット広告社グループのAIツールが『TikTok Shop』ダッシュボードのデータを解析し、広告運用とクリエイティブ改善のインサイトをリアルタイムで提供。

これらの施策は、売れるネット広告社グループとフルッタフルッタ社が協力することで、より効果的に市場にアプローチすることを可能にします。

フルッタフルッタ社の企業情報

フルッタフルッタ社は、アサイーを日本に初めて紹介したパイオニア企業であり、SDGsやESGの観点からも高い評価を得ています。2025年3月期には売上高25.4億円を達成し、前年比226.2%の成長を遂げました。また、タリーズコーヒーやドトールコーヒーなどの大手カフェチェーンでアサイーメニューが採用されるなど、広範な流通網を持っています。

さらに、2030年までにはアグロフォレストリー由来原料の使用を通じて累計45万トンのCO₂削減を目指すESG先進企業でもあり、商品評価も高まっています。

売れるネット広告社グループの収益モデルと今後の展望

売れるネット広告社グループの収益モデルは、クライアントの成功がそのまま同社の利益成長に直結するハイブリッド型です。「月額リテイナー」による安定収益を確保しつつ、「GMV連動ロイヤリティ」によって、クライアントの成長と売れるネット広告社グループの利益が完全にシンクロします。

今後、売れるネット広告社グループは『TikTok Shop』関連事業で契約社数100社体制の構築を目指し、規格外の成長戦略を加速させる予定です。日本での『TikTok Shop』の本格始動を追い風に、企業価値の最大化に全力で取り組むとしています。

まとめ

売れるネット広告社グループとフルッタフルッタ社の提携は、両社の強みを活かし、国内TikTok Shop市場での成功を目指す重要な一手です。アサイー関連商品の販売促進を通じて、両社は共に成長を遂げることが期待されています。

この提携がもたらす影響と今後の展開に注目が集まります。