2025年7月28日開催BRIDGEロードショー大阪で日本のメディア革新を発信
ベストカレンダー編集部
2025年7月30日 14:27
BRIDGEロードショー大阪
開催日:7月28日

BRIDGEロードショーの概要と目的
BRIDGEは、アラブ首長国連邦国家メディア局(UAE National Media Office)が立ち上げた、メディアの革新性・持続可能性・信頼性を推進する国際プラットフォームです。このプラットフォームは、メディアとテクノロジーの未来を共創することを目指しており、各国のリーダーや政策決定者が集まり、国際的な連携を強化することを目的としています。特に、BRIDGEロードショーは、日本を含む各国で開催され、国際連携の推進やメディアとテクノロジー分野の未来における日本の存在感を発信する重要なイベントです。
2025年7月28日、大阪で開催されたBRIDGEロードショーは、世界巡回イベントの一環として行われ、ニューヨークやロンドンでのイベントに続く形で実施されました。日本がメディアとテクノロジーの分野におけるリーダーシップを示す機会となり、30名以上の影響力のあるメディア幹部、政治家、イノベーターが一堂に会しました。

大阪でのBRIDGEロードショーの詳細
大阪でのBRIDGEロードショーは、アラブ首長国連邦の国家メディア局の局長であるジャマール・モハメッド・オベイド・アル・カアビ閣下の開会挨拶から始まりました。イベントには、NMO会長のアブドゥラ・ビン・モハメッド・ビン・ブッティ・アル・ハメド閣下や在日UAE大使のシハブ・アル・ファヒーム閣下も出席し、国際的なメディアの重要性を再確認する場となりました。
このイベントでは、以下のようなセッションが行われました:
- 「情報不信時代に利益を得るのは誰か?」
トムソン・ロイター日本のチーフコレスポンデントである木原麗花氏と、WPPのシニアバイスプレジデントであるウェンディ・ショー氏が登壇し、情報の信頼性について議論しました。 - 「Thinking Machines, Feeling Minds: AI’s Next Frontier」
ARAYA株式会社のリサーチチームリーダーである浜田洋博士が、AIの未来について発表しました。
これらのセッションは、デジタルトランスフォーメーション(DX)やAIの導入が進む中で、日本の伝統と革新がどのように共存しているのかを探求するものでした。

Connecting ConversationsとBRIDGEサミット2025
大阪でのBRIDGEロードショーから得られたインサイトは、「Connecting Conversations」というレポートに収録されます。このレポートは、BRIDGEロードショーが開催される各都市で生まれるアイデアや懸念、イノベーションを記録し、常に更新される形で新しい知見が組み込まれます。すでにニューヨークとロンドン版が公開されており、これらの情報は2025年12月8日から10日にアブダビで開催される「BRIDGEサミット2025」の知的基盤となります。
BRIDGEサミット2025では、世界のメディアリーダーが集まり、理論的かつ包括的なメディア変革に向けた共通のビジョンを推進することが期待されています。NMO局長のジャマール・モハメッド・オベイド・アル・カビ博士は、メディアが文化と文化をつなぐ橋となることの重要性を強調し、相互理解と協調的な行動を促す対話を育むことが急務であると述べました。
BRIDGEのビジョンと今後の展望
BRIDGEは、メディアのデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援し、業界のリーダーや政策決定者が集まることで、AI時代における責任あるジャーナリズムの未来を共に築く取り組みとして注目を集めています。アブダビで開催されるBRIDGEサミット2025は、インスピレーションを刺激し、パートナーシップやビジネス協力を促進するプラットフォームを提供することを目的としています。
また、大阪・関西万博は「いのち輝く 未来社会のデザイン」というテーマを掲げており、各国とイノベーターを結びつける場として発展しています。この機会を通じて、日本は国際協力への取り組みを強調し、持続可能で包括的な世界の実現に向けた決意を改めて発信しています。
まとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
イベント名 | BRIDGEロードショー |
開催日 | 2025年7月28日 |
開催地 | 大阪 |
主催者 | アラブ首長国連邦国家メディア局 |
参加者 | メディア幹部、政治家、イノベーターなど30名以上 |
主要セッション | 情報不信時代に利益を得るのは誰か?、AIの次なるフロンティア |
次回イベント | BRIDGEサミット2025(アブダビ) |
BRIDGEロードショーは、日本がメディアとテクノロジーの分野におけるリーダーシップを示す重要な機会であり、国際的な連携を強化するためのプラットフォームとしての役割を果たしています。今後の展開に期待が寄せられます。
参考リンク: