2025年7月30日発表:9割超が公式サイトやアプリでクレカ明細確認の実態調査
ベストカレンダー編集部
2025年7月30日 13:30
クレカ明細確認調査
開催日:7月30日

クレジットカード明細確認に関する調査結果
株式会社NEXERが実施した調査によると、クレジットカードの明細確認方法が大きく変化していることがわかりました。2025年7月30日に発表されたこの調査では、クレジットカードを持っている全国の男女500名を対象に「クレカの明細確認」についてのアンケートが行われ、驚くべき結果が明らかになりました。
調査の結果、なんと9割以上の人々が「公式サイト」や「アプリ」でクレカの明細を確認しているとのことです。これにより、かつて主流だった紙の明細書はごく少数派となり、デジタル化が進んでいることが浮き彫りになりました。

調査概要と方法
今回の調査はインターネットを通じて行われ、調査対象者は事前調査で「クレジットカードを持っている」と回答した全国の男女500名です。調査期間は2025年7月11日から7月23日までの間に実施されました。
以下は調査の具体的な質問内容です:
- 質問1:クレジットカードの明細についてどのように確認するか、当てはまるものをすべて選んでください。
- 質問2:クレジットカードの明細確認について、もっとも多く利用するものを1つだけ選んでください。
- 質問3:その方法でクレジットカードの明細を確認する理由を教えてください。
- 質問4:公式アプリやウェブサイトで明細を確認していない理由として当てはまるものを選んでください。
- 質問5:公式アプリやウェブサイトで明細を確認していない理由を具体的に教えてください。
- 質問6:クレジットカードの明細の確認について、「もっとこうなればいいのに」と思うことがありますか?
- 質問7:クレジットカードの明細の確認について、どのようになれば良いと思うか教えてください。

明細確認の主な方法と理由
調査結果によると、クレジットカードの明細確認に最も多く利用されている方法は「ウェブサイトの会員専用ページ」で、63.4%の回答者がこの方法を選択しました。また、公式アプリやウェブサイトを利用している理由としては、以下のような意見が寄せられました。

ウェブサイトの会員専用ページ利用者の理由
- 気が向いた時に確認できるから(30代・女性)
- 確認しやすい(30代・男性)
- 紙の明細を発行しておらず、パソコンで見たい(40代・男性)
- 自分が毎月どのくらい使っているかの確認と不正利用がないかの確認(30代・男性)

公式アプリ利用者の理由
- すぐ確認できるから(10代・女性)
- スマホで簡単にいつでも確認できるから(20代・女性)
- 安全にログインできるし、手軽(30代・女性)
- 毎日立ち上げるアプリなので明細もついでに確認できるから(30代・女性)
明細を確認していない理由
一方で、公式アプリやウェブサイトで明細を確認していない理由についても調査が行われました。33.3%の回答者が「紙の利用明細書に慣れている」と回答しています。具体的な理由としては、以下のような意見がありました。
紙の利用明細書に慣れている理由
- 手間がかかるから(20代・男性)
- ログインが面倒だから(50代・男性)
- 面倒で放置しがちになる(50代・男性)
セキュリティ上の懸念
- スマホに不正アクセスされていたらいやだから(60代・女性)
操作が複雑と感じる理由
- ログインから明細を見れるところにたどり着くのに手間がかかる(50代・女性)
明細確認についての改善要望
調査の結果、14.6%の回答者がクレジットカードの明細確認について「もっとこうなればいいのに」と思うことが「ある」と回答しました。具体的には、以下のような改善要望が寄せられました。
- どのクレジットも使ったら毎回通知が来るようにして欲しい(30代・女性)
- 操作を簡単にして欲しい。分かりづらい。シンプルに、表示を大きく(40代・女性)
- 明細確認専用のアプリがあっても良いと思う(40代・男性)
まとめ
今回の調査を通じて、クレジットカードを利用している方の9割以上が「公式サイトかアプリでクレカの明細を確認している」という結果が得られました。デジタル化が進む中で、利便性や視認性に対する改善要望も多く寄せられています。
明細の確認がより快適になることで、不正利用の早期発見や家計管理にもつながるため、クレジットカード利用者は明細チェックの習慣をつけることが重要です。
調査項目 | 結果 |
---|---|
明細確認方法 | 9割以上が公式サイトかアプリを利用 |
ウェブサイト利用者の割合 | 63.4% |
明細確認していない理由 | 33.3%が紙の明細書に慣れていると回答 |
改善要望 | 14.6%が「もっとこうなればいいのに」と回答 |
以上の調査結果から、クレジットカードの明細確認におけるデジタル化の進展とともに、利用者のニーズや改善要望が明らかになりました。今後のクレジットカードサービスの向上に期待が寄せられています。