2025年7月15日発表:20〜40代ゲーム世代の楽しみ方と力の育成調査

ゲーム世代調査結果発表

開催期間:7月15日〜7月16日

ゲーム世代調査結果発表
20〜40代の人っていつからゲーム始めてるの?
20代は8~9歳からゲームを始める人が多く、30代や40代は6~7歳から始める傾向があります。世代ごとのゲーム環境の違いが影響しています。
どんなゲーム機で遊んでる人が多いの?
スマートフォンが最も多く76.8%の人が利用しています。次いでコンシューマーゲーム機が48.2%、PCは22.4%で、多様な端末で楽しんでいます。

ゲーム世代の楽しみ方とゲーム観に関する調査結果

株式会社Hiraku agentは、2025年7月15日から7月16日にかけて、ゲーム好きな20〜40代の方を対象に「ゲーム世代の楽しみ方とゲーム観」に関する調査を実施しました。この調査は、インターネットを通じて行われ、1,006人のモニターが参加しました。調査の目的は、ゲームとの関わり方や魅力を探ることにあります。

調査の結果、20代のゲーム開始時期は「8歳~9歳」が最多であり、30代や40代よりも遅めの傾向が見られました。これは、ゲーム文化が子ども時代からどのように浸透してきたかを示す重要なデータです。

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ゲームプレイのスタイルとプレイ時間

調査では、どの端末でゲームをプレイすることが多いかも尋ねられました。その結果、最も多かったのは「スマートフォン」で、76.8%の人がこの端末を利用しています。次いで「コンシューマーゲーム機」が48.2%、そして「PC」が22.4%という結果になりました。このことから、スマートフォンが日常生活においてゲームを楽しむ主要な手段となっていることがわかります。

また、1週間のゲームプレイ時間に関しては、39.1%が「3時間未満」と回答しており、ライトに楽しむ層が多いことが浮き彫りになりました。一方で、10時間以上プレイする人も2割を超えており、プレイスタイルには個人差があることが明らかになりました。

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世代別の情報収集スタイルの違い

新しくゲームを購入する際に参考にする情報源についても調査が行われました。全世代共通で「YouTubeの実況・解説動画」が最も多く、20代では54.1%、30代で56.9%、40代でも39.7%がこの情報源を利用しています。視覚的な情報を通じて事前にゲームの内容を把握できる点が支持されていると考えられます。

次に多かったのは「SNS(X、Instagram、TikTokなど)」で、20代で46.8%、30代で40.4%、40代で30.3%が利用しています。特に20代では、トレンドを重視した情報収集が目立つ傾向にあることがわかります。

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ゲームのジャンルとその魅力

現在最も熱中しているゲームジャンルについて尋ねたところ、全体の結果では「RPG」が23.1%で最多でした。続いて「パズル」が16.7%、「アクション」が16.5%となっています。RPGは物語性やキャラクターの成長要素が豊富で、ユーザーに支持されやすいジャンルです。

具体的なゲームタイトルやその理由についても多くの回答が寄せられました。たとえば、20代の女性は「学園アイドルマスター」のキャラクターに魅力を感じ、男性は「insurgency sandstorm」をソロでも楽しめる点で支持しています。また、30代の男性は「ポケットモンスター」シリーズを新しいシリーズが出るたびに遊んでいると回答しています。

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ゲームを通じて得られる力

ゲームを通じて身についた力についても調査が行われました。最も多かったのは「集中力」で40.4%、次いで「思考力」が29.7%、「想像力・創造力」が28.6%となりました。これらの結果は、ゲームが単なる遊びにとどまらず、思考や発想のトレーニングに寄与していることを示しています。

さらに、「ストレス解消や気分転換になる」という回答が55.7%を占め、ゲームが心のリフレッシュ手段として広く受け入れられていることがわかります。このように、ゲームは娯楽を超えてライフスタイルに溶け込む存在となっています。

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まとめと今後の展望

今回の調査を通じて、20〜40代のゲームユーザーがどのようにゲームと関わり、どこにその魅力を感じているのかが明らかになりました。スマートフォンが主流のプレイ端末となり、短時間で気軽に遊ぶ層から、長時間しっかりとプレイする層まで、プレイスタイルは多様化しています。また、YouTubeやSNSは新たなゲームに触れるきっかけとして重要な役割を果たしています。

ゲームを通じて得られる力や魅力についても多くの意見が寄せられており、今後も世代を超えて愛され続ける存在であることが期待されます。

調査項目 結果
ゲーム開始年齢 20代:8〜9歳、30・40代:6〜7歳
プレイ端末 スマートフォン(76.8%)、コンシューマーゲーム機(48.2%)、PC(22.4%)
プレイ時間 3時間未満(39.1%)、10時間以上(20%超)
ハマるゲームジャンル RPG(23.1%)、パズル(16.7%)、アクション(16.5%)
身についた力 集中力(40.4%)、思考力(29.7%)、想像力・創造力(28.6%)

この調査結果は、ゲームが単なる娯楽を超え、様々な力を育む媒体であることを示しています。今後もゲーム文化の進展とともに、多くの人々にとっての価値が高まることが期待されます。

参考リンク: