ファミリーマートが7/16開始の熱中症対策と健康経営強化策
ベストカレンダー編集部
2025年7月30日 11:08
熱中症対策義務化対応
開催期間:7月16日〜9月15日

熱中症対策義務化に向けた取り組み
株式会社ファミリーマート(本社:東京都港区、代表取締役社長:細見研介)は、2019年から推進している健康経営の一環として、今年6月から施行された「職場での熱中症対策義務化」を受け、社員および加盟店の安全確保に向けた取り組みを強化しています。特に、全国的に猛暑が続く中で、社員や加盟店が安全に働ける環境を整えることが重要であると考えています。
ファミリーマートでは、熱中症対策義務化に基づき、以下の具体的な取り組みを通じて対策を徹底しています。
- 社内イントラネットや衛生委員会のメンバーによる熱中症の注意喚起と対策の周知
- 加盟店・店舗向けに具体的対策を案内し、対策の具体的事例の紹介を行う
- 店舗にて実施する項目リストを配信し、印刷掲示を推奨する
- 熱中症への注意喚起動画を店舗サイネージにて毎年期間限定で配信
- 社内の健康管理室サイトを刷新し、産業医の啓発動画を配信
- 社内に設置の給茶機に、こまめな水分補給について啓発POPを掲示
これらの取り組みは、社員や加盟店の健康を守るための重要な施策です。

ファミマサマータイムの実施
さらに、猛暑対策や働き方改革の一環として、ファミリーマートでは「ファミマサマータイム」を実施しています。この取り組みは、2023年7月16日(水)から9月15日(月)までの期間中に、就業時間を1時間前倒しするというものです。
この施策により、涼しい朝の時間に出社し業務を始めることで、業務効率化と節電を推進しています。具体的には、以下のようなメリットがあります。
- 朝の涼しい時間帯に作業を行うことで、熱中症のリスクを低減
- 早めの業務開始により、業務効率が向上
- 節電効果が期待できる
このように、ファミリーマートでは、社員の健康を守るための多角的な取り組みを進めています。

健康白書の発行
また、ファミリーマートは、健康経営の取り組みの一環として、初の「健康白書」を発行しました。この白書には、健康経営に関する活動や課題がまとめられており、今後の取り組みについても触れられています。
健康を保持し増進するためには、社員自身が健康意識を向上させ、自ら健康行動を取り続けることが求められます。そのために、以下のような活動を行っています。
- 健康診断の受診を促進
- 生活習慣改善セミナーや、女性の健康とキャリアを知るセミナーの開催
- ウォーキング活動の継続的な実施
- メンタルヘルス対策として、ストレスチェックの結果通知と面談勧奨の迅速な実施
これらの取り組みにより、メンタルヘルス不調の早期発見と予防に繋げています。また、健康白書の結果からは、健康数値が改善する社員もいる一方で、20代・30代の健康課題も明らかになってきました。

健康経営の今後の展望
ファミリーマートでは、これらの結果に基づき、予防と早期対策にさらに力を入れ、健康経営を推進していく方針です。健康経営は企業の持続可能性を高めるためにも重要な施策であり、社員の健康を守ることは企業全体の生産性向上にも寄与します。
健康白書は以下のリンクからご覧いただけます。詳細なデータを通じて、ファミリーマートの健康経営の取り組みを確認できます。
また、ファミリーマートの健康経営についての詳細は、以下のリンクから確認できます。
まとめ
ファミリーマートは、熱中症対策義務化を受けた具体的な取り組みを通じて、社員と加盟店の安全を確保し、健康経営の推進に努めています。以下に、主な取り組みを整理しました。
取り組み内容 | 詳細 |
---|---|
熱中症対策の周知 | 社内イントラネットや衛生委員会を通じて注意喚起 |
具体的対策の案内 | 加盟店・店舗向けに対策事例や実施項目リストを配信 |
健康白書の発行 | 健康経営に関する活動や課題をまとめた初の白書 |
ファミマサマータイム | 就業時間を1時間前倒しし、熱中症リスクを低減 |
ファミリーマートの取り組みは、社員の健康を守るだけでなく、企業全体の生産性向上にも寄与するものです。今後も、健康経営の推進に向けたさらなる取り組みが期待されます。
参考リンク: