2025年7月スマホゲーム調査:毎日プレイは67%、人気ジャンルはパズルと位置情報
ベストカレンダー編集部
2025年7月29日 16:06
スマホゲーム調査2025
開催日:7月29日

スマホゲームプレイヤーの現状と傾向
2025年7月29日、株式会社クロス・マーケティングは、スマホゲームに関する調査結果を発表しました。この調査は、2025年6月から7月にかけて、全国の15歳から69歳の男女1,145名を対象に行われました。調査の主な目的は、プレイ頻度、プレイ時間の変化、人気ゲームタイトルやジャンル、最近のゲーム関連支出について分析することです。
調査結果によると、月に1回以上スマホゲームをプレイする人のうち、毎日プレイする人は67%に達しており、この数値は過去5年間にわたり安定しています。年代別に見ると、プレイ頻度に大きな差は見られませんでした。

プレイ時間の変化とユーザー層
プレイ時間に関する調査では、1年前と比較して「変わらない」と答えた人が60%、「長くなった」と答えた人が23%でした。特に15~19歳や20代の若年層では、プレイ時間が長くなったと回答する割合が30%を超えています。これは、スマホゲームが若者の余暇活動の一環として定着していることを示しています。
以下の表は、プレイ時間の変化をまとめたものです。
プレイ時間の変化 | 割合 |
---|---|
変わらない | 60% |
長くなった | 23% |
短くなった | 17% |

人気のゲームタイトルとジャンル
調査では、直近1年間にプレイしたゲームタイトルについても聴取しました。男性のトップタイトルは年代別に異なり、女性は全世代で「LINE:ディズニーツムツム」が最も人気でした。特に、男性15~19歳と女性15~19歳、20代では「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク(プロセカ)」が1位と2位を占めています。
また、リリースから1年未満の「Pokemon TCG Pocket(ポケポケ)」は、男性15~19歳、20~30代、女性20~40代で4位から5位を維持しています。以下に、人気のゲームジャンルを示します。
- パズルゲーム(例:LINE:ディズニーツムツム) – 25%
- 位置情報ゲーム(例:Pokémon GO、ドラゴンクエストウォーク) – 12%
- コマンドRPG(例:Fate/Grand Order) – 11%
- アクションRPG(例:モンスターストライク) – 10%
- シミュレーションRPG(例:ウマ娘プリティーダービー) – 8%
特に「パズルゲーム」は全世代で人気があり、50代では31%の支持を得ています。

スマホゲームに関わる支出内容
最近1か月のスマホゲームにおける支出内容に関する調査では、「ゲーム内でのアイテム課金やガチャ」が68%で最も多く、次いで「ゲームアプリの購入(買い切り)」が27%を占めています。このデータは、スマホゲームユーザーがどのようにお金を使っているかを示す重要な指標です。
以下の表に、具体的な支出内容をまとめました。
支出内容 | 割合 |
---|---|
ゲーム内アイテム課金・ガチャ | 68% |
ゲームアプリの購入 | 27% |
その他 | 5% |

調査の概要と目的
本調査は、インターネットリサーチ手法を用いて全国47都道府県からデータを収集しました。調査対象は、スマホゲームを月1回以上プレイしている15歳から69歳の男女です。調査は2021年から2025年にかけて行われ、各年の有効回答数は以下の通りです。
- 2021年:1,051サンプル
- 2022年:2,103サンプル
- 2023年:1,091サンプル
- 2024年:1,264サンプル
- 2025年:1,145サンプル
調査結果は、ゲーム市場の動向やユーザーの嗜好を理解するために非常に重要です。

まとめ
今回の調査結果から、スマホゲームは多くの人々にとって日常的な娯楽であることが明らかになりました。特に「パズルゲーム」や「位置情報ゲーム」が人気であり、プレイヤーの支出も活発であることが分かりました。調査データは、ゲーム関連企業が市場戦略を練る上での貴重な情報となるでしょう。
以下に、今回の調査結果をまとめた表を示します。
調査項目 | 結果 |
---|---|
毎日プレイする割合 | 67% |
プレイ時間が変わらない | 60% |
人気のゲームジャンル(パズル) | 25% |
支出内容(アイテム課金) | 68% |
このように、スマホゲームに関する調査は、ユーザーの行動や市場の動向を知るための重要な手段となっています。
参考リンク: