2025年7月29日開幕 世界初の膜製サウナ「太陽のつぼみ」大阪万博で革新体験
ベストカレンダー編集部
2025年7月29日 15:13
太陽のつぼみ公開
開催日:7月29日

世界初の万博サウナプロジェクト「太陽のつぼみ」
2025年7月29日、TTNE株式会社は大阪・関西万博において、世界初の「膜製サウナ」であるサウナパビリオン「太陽のつぼみ」の舞台裏を公開しました。このプロジェクトは、太陽工業株式会社が協賛し、サウナ師匠である秋山大輔がプロデュースを手がけています。革新的なサウナ体験を提供するこのパビリオンは、来場者に新たな感覚をもたらすことを目的としています。

革新的なサウナ体験
「太陽のつぼみ」は、従来のサウナとは異なり、一切木材やタイルを使用しない膜構造で建設されています。これは「誰も見たことがないサウナ」というコンセプトから生まれたものであり、太陽の光を取り入れ、外界とのシームレスなつながりを感じさせる設計が施されています。
このサウナでは、体験の終わりに「自分とつながり、人とつながり、地球とつながる」というメッセージが伝えられ、来場者は人種や性別、年齢を超えた一体感を感じることができます。実際、来場者からは「人生で最高のサウナ体験」や「普通のサウナとは全く違う新しい体験」といった高評価が寄せられています。

制作秘話とプロジェクトの背景
このプロジェクトに関して、太陽工業の能村祐己社長とTTNEの秋山大輔が対談を行いました。能村社長は、1970年の大阪万博での実績が成長の源であり、2025年万博への恩返しとしてグループ全体でのパビリオン出展に協賛した背景を語っています。秋山の「万博会場にサウナが必要では」という提案がきっかけとなり、「誰も見たことがないサウナ」というコンセプトが具体化しました。
「太陽のつぼみ」の構想はわずか1年半で実現され、通常業務と並行して進められました。オープン前日まで「椅子もドアもできていない」というほどのギリギリの状況でしたが、チームのプロ意識と一体となった協力体制により、この難易度の高い挑戦は成功を収めました。

「太陽のつぼみ」の命名と今後の展開
パビリオンのタイトル「太陽のつぼみ」には、協賛企業のロゴが入れられないというレギュレーションを逆手に取り、社名の一部「太陽」と生命やよみがえりを想起させる「つぼみ」を組み合わせました。これは「人生が変わるようなサウナ」として、人生が花開くストーリーを表現する思いが込められています。
今後の展開として、能村社長は万博終了後の移設を検討しており、既に複数の問い合わせが寄せられていると述べています。まるでつぼみが花開くように、このプロジェクトが日本中、世界中でローカライズしながら展開されることが期待されています。また、世界シェアNo.1サウナブランド「Harvia」の役員が体験のために来日するなど、本場フィンランドからも注目を集めていることが明らかにされています。

TTNE株式会社の概要
TTNEは、サウナでイノベーションを起こし続けるサウナクリエイティブ集団であり、100施設以上のサウナプロデュースを手がけています。さらに、サウナ専門ブランドSHOPや医療関係のサウナに関する研究を目的とした「日本サウナ学会」、国内最大級のサウナランキングサイト「SAUNACHELIN」、世界初のサウナに特化したワールドサウナアワード「SAUNA37」、自宅用サウナやサウナストーブを揃える「SAUNA SELECT」など、多岐にわたるプロジェクトを展開しています。
TTNEは、株式会社HARVIA JAPANが認める唯一の「PREMIUM SAUNA PARTNER」として、全国にサウナディーラーを展開し、国内外におけるサウナ文化の向上を目指しています。

まとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
プロジェクト名 | 太陽のつぼみ |
開催場所 | 大阪・関西万博 |
特徴 | 世界初の膜製サウナ |
プロデューサー | 秋山大輔(サウナ師匠) |
協賛企業 | 太陽工業株式会社 |
構想期間 | 1年半 |
今後の展開 | 万博終了後の移設検討 |
本記事では、世界初の万博サウナプロジェクト「太陽のつぼみ」について、その革新的な体験や制作秘話、今後の展望を詳しく紹介しました。このプロジェクトがどのように展開されていくのか、引き続き注目されることでしょう。
参考リンク: