8月29日開催「福岡カルチャー・トラベル展」戦後文化を体感
ベストカレンダー編集部
2025年7月29日 12:57
福岡カルチャー展2025
開催期間:8月29日〜9月15日
福岡カルチャー・トラベル展 1945-2000 ~福岡文化の水脈をたどる~
福岡PARCOは、2025年8月29日(金)から2025年9月15日(月・祝)までの期間、特別展「福岡カルチャー・トラベル展 1945-2000 ~福岡文化の水脈をたどる~」を開催します。この展覧会では、戦後の文学、映画、音楽、デザイン・建築、メディアといった多様なジャンルにおける福岡の文化を振り返り、記憶に留めたい作品や人物、場所を紹介します。
昨今、福岡の街は再開発が進み、過去の記憶が失われつつある中で、今回の展覧会は、先人たちが築いてきた文化を立体的に体感できる機会を提供します。特に、当時を知らない20代・30代の方々にも、福岡の文化の豊かさを実感していただける内容となっております。
開催概要
本展覧会の開催概要は以下の通りです。
- タイトル:福岡カルチャー・トラベル展 1945-2000 ~福岡文化の水脈をたどる~
- 会期:2025年8月29日(金)- 9月15日(月・祝)
- 会場:福岡PARCO 本館5F・PARCO FACTORY
- 営業時間:10:00〜20:30(9月15日(月・祝)は18:00閉場)
- 入場料:無料
- 主催:福岡PARCO
- 企画・制作:福岡カルチャートラベル展実行委員会
- デザイン:三迫みさこ
詳細な情報は、公式サイト(こちら)をご確認ください。
展示内容の概要
本展では、以下のような多彩な展示が予定されています。
- 文学
- 福岡が舞台となった文学作品や、作品内に登場する場所のマップ展示が行われます。特に、直木賞作家である福岡出身の白石一文氏の作品も紹介されます。
- 映画
- 福岡ゆかりの映画作品をマップと共に紹介し、石井岳龍監督の作品から福岡が舞台のシーンをピックアップしたショートムービーも公開されます。
- 音楽
- キャバレーやナイトクラブが全盛の時代に活躍した「箱バン」と呼ばれるミュージシャンや、シティーポップブームの礎を築いた音楽家・大村雅朗氏についての展示が行われます。
- デザイン・建築
- 福岡のデザイン史に残るインテリアショップ「NIC」や、戦後の名建築を福岡建築ファウンデーションの活動とともに紹介します。
- メディア
- 福岡の文化を支えてきたメディアを、出版・放送・空間の3つに分類し、戦後の社会状況や時代背景を踏まえた展示が行われます。
また、展覧会ではオリジナルパンフレットの販売も予定されています。パンフレットには、映画監督・石井岳龍氏や福岡建築ファウンデーション代表の松岡恭子氏のインタビュー、白石一文氏のインタビューが掲載されており、展覧会後には福岡の街を歩きながらカルチャートラベルを楽しむことができる内容となっています。
企画制作者の紹介
本展覧会は、以下の方々によって企画・制作されています。
- 大井実(ブックスキューブリック):福岡市生まれで、2001年にブックスキューブリックを開業。地域のコミュニティづくりに貢献する活動を行っています。
- 松尾伸也:福岡を中心にアートや音楽関連の企画運営を行い、福岡音楽都市協議会の副委員長を務めています。
- 佐々木晃子:フリーランスPRや編集者として活動し、福岡特集号の制作など地域文化の発信に取り組んでいます。
- 兒玉真太郎:地域文化の研究とデザイン、アートマネジメントを行い、地域の記憶やイメージに着目しています。
- 三迫みさこ:福岡を拠点にグラフィックデザイナーとして活動し、様々な領域でデザインを手掛けています。
まとめ
「福岡カルチャー・トラベル展 1945-2000」は、福岡の文化の深い歴史を掘り下げ、未来に向けた新たな視点を提供する展覧会です。戦後から2000年までの福岡の文学、映画、音楽、デザイン、メディアを通じて、地域の文化的なアイデンティティを再確認する機会となるでしょう。
以下は展覧会の開催概要をまとめた表です。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| タイトル | 福岡カルチャー・トラベル展 1945-2000 ~福岡文化の水脈をたどる~ |
| 会期 | 2025年8月29日(金)- 9月15日(月・祝) |
| 会場 | 福岡PARCO 本館5F・PARCO FACTORY |
| 営業時間 | 10:00〜20:30(9月15日は18:00閉場) |
| 入場料 | 無料 |
| 主催 | 福岡PARCO |
この展覧会を通じて、福岡の文化を深く理解し、地域の魅力を再発見する機会を得ることができるでしょう。