109シネマズが8月17日から旧ユニフォームリサイクル玩具を提供開始

旧アルバイトユニフォームのリサイクルとアップサイクルの取り組み

株式会社東急レクリエーションは、2025年7月29日に、１０９シネマズの6劇場において、旧アルバイトユニフォームをリサイクルしたブロックのおもちゃを提供することを発表しました。この取り組みは、同社が実施している小さなお子さま向けの映画上映会「ふれあいシネマ」のプレイスペース内で実施されます。

１０９シネマズは、2024年7月にアルバイトユニフォームをジェンダーレスなデザインにリニューアルしました。このリニューアルに伴い、廃棄予定だった旧ユニフォームを回収し、株式会社エコログ・リサイクリング・ジャパンでマテリアルリサイクルを行いました。この手法は、CO2排出量を抑えるためのもので、従来の廃棄や焼却と比較して約85%のCO2排出量削減を実現しました。

「ふれあいシネマ」の概要と特徴

「ふれあいシネマ」は、お子さまとそのご家族が安心して映画を楽しむために設計された上映会です。館内の照明、音響、温度調節などに配慮し、周囲に気兼ねなくリラックスして映画を楽しむことができます。大画面での映画体験は、家庭での視聴とは異なる特別な体験を提供します。

この上映会では、特に小さなお子さま向けの作品が選ばれ、親子でのふれあいを促進することを目的としています。実施劇場は、次の6箇所です：

• １０９シネマズ港北
• １０９シネマズ箕面
• １０９シネマズ菖蒲
• １０９シネマズHAT神戸
• １０９シネマズ川崎
• １０９シネマズ広島

上映スケジュールと料金について

「ふれあいシネマ」は、月に1回程度、午前中に開催されます。次回の開催日は以下の通りです：

• 8月17日（日）：１０９シネマズ港北・箕面・菖蒲・HAT神戸・広島
• 8月21日（木）：１０９シネマズ港北・箕面・川崎

上映作品は、ディズニー＆ピクサーの最新作『星つなぎのエリオ』です。料金は次のようになっています：

料金には、各種サービス料（200円）が含まれています。なお、劇場や作品によって料金が異なる場合があるため、詳細は各劇場のお知らせページで確認することが推奨されます。

ふれあいシネマの特別なサービス

「ふれあいシネマ」では、特別なサービスが用意されています。具体的には、次のような内容です：

• スクリーン前にお子さまが遊べるプレイスペースを設置
• 1席ずつ間隔を空けた座席販売で、隣の席を荷物置きとして利用可能
• 場内にスタッフが常駐し、安心して鑑賞できる環境を提供
• 上映前に記念写真撮影を実施

これらのサービスにより、親子での映画体験がより楽しいものとなることを目指しています。

上映作品『星つなぎのエリオ』について

『星つなぎのエリオ』は、ひとりぼっちの少年エリオが、夢見ていた本当の居場所を探し求める物語です。彼の運命を変えたのは、遠い世界で出会ったエイリアンの少年であり、彼らの間に生まれる優しさと奇跡が描かれています。監督はマデリン・シャラフィアン、ドミー・シー、エイドリアン・モリーナが務め、声の出演には川原瑛都、清野菜名、佐藤大空、渡辺直美が名を連ねています。

この作品は、子供たちにとって特別なメッセージを持つ内容となっており、親子での鑑賞に最適です。

１０９シネマズの企業理念とSDGs活動

１０９シネマズは、全国21サイト193スクリーンを展開するシネマコンプレックスチェーンで、1998年にブランド第一号店を開業しました。経営理念として「エンターテイメントを通して、心豊かで活力ある社会づくりに貢献する」を掲げ、最新鋭設備の導入や新たなチャレンジを続けています。

また、SDGsの理念にも賛同し、事業活動を通じてその達成に貢献しています。具体的には、お子さま連れのお客様が安心して映画を楽しめる「KIDS CINEMA」の導入や、地域との交流を促進するイベントの実施などが挙げられます。

まとめ

この記事では、１０９シネマズが実施する「ふれあいシネマ」の取り組みについて詳しく紹介しました。旧アルバイトユニフォームをリサイクルして作られたブロックのおもちゃの提供や、親子で楽しむための特別な上映会の開催など、環境への配慮と子供たちの体験を大切にした活動が展開されています。

以下に、今回の内容を整理した表を示します。

このように、１０９シネマズは環境に配慮した取り組みと、子供たちに向けた特別な映画体験を提供しており、今後の活動にも注目が集まります。