7割が電気使用増も節約は3割止まり リモート夏節約調査2025

リモート夏節約調査2025

開催日:7月29日

リモート夏節約調査2025
リモートワーカーって夏の電気代ってどれくらい気にしてるの?
リモートワーカーの約81.3%が夏の光熱費を気にしており、特に46.8%はかなり気にしていると回答しています。電気代は最も節約したい項目でもあります。
電気代節約してる人ってどれくらいいるの?具体的にどんな対策?
電気代の増加を感じている人は約7割ですが、節約対策をしているのは約3割のみ。主な対策はエアコンの使用時間調整や扇風機の併用などです。

リモートワーカーの夏の節約意識調査の結果

株式会社リモラボは、リモートワーカーの夏の節約に関する意識調査を実施しました。この調査は、リモートワーク実践スクール「リモラボ」のメンバーである女性約1,000人を対象に行われ、リモートワーカーが直面する電気代の増加に対する意識や対策を明らかにしました。

調査によれば、リモートワーカーの約81.3%が「夏の光熱費が気になる」と回答し、そのうち46.8%は「かなり気になる」と述べています。特に「電気代」をこの夏最も節約したい項目として挙げたのは46.8%で、他の項目を大きく上回る結果となりました。

約7割が冷暖房・PCの使用増を実感も「節約対策している」のは3割止まり|リモートワーカーの“夏の節約”に関する意識調査2025 画像 2

電気代の増加と無対策の実態

リモートワーカーの約7割が、自宅で冷暖房器具やパソコン・モニターの使用頻度が増加したと感じており、具体的には73.0%が冷暖房器具、60.6%がパソコン・モニターの使用増加を報告しています。しかし、増加した電力消費に対して「節約対策をしている」と回答したのはわずか31.8%にとどまり、約6割(61.0%)が無対策であることが明らかになりました。

この結果は、リモートワーカーが夏の光熱費を気にしながらも、具体的な対策に踏み切れていないという“行動ギャップ”を示しています。さらに、節約対策を実施している人の中でも、73.9%が「電気代が高いと感じたことがある」と回答しており、努力が必ずしも電気代の低下につながっていないことが浮き彫りになりました。

約7割が冷暖房・PCの使用増を実感も「節約対策している」のは3割止まり|リモートワーカーの“夏の節約”に関する意識調査2025 画像 3

節約術とその効果

リモートワーカーが実践する主な節約術としては、以下のようなものが挙げられます:

  • エアコン・扇風機の使用時間や設定温度調整(57.7%)
  • 扇風機・サーキュレーターの併用(47.1%)

これらの方法は、自宅で長時間過ごすリモートワーカーにとって、室温管理の基本として位置づけられています。また、電力会社やプランの見直しによって、月に5,000円以上の節約を実感する声も寄せられています。

さらに、リモートワーカーたちは「クールネックリングなどひんやりグッズの活用」や「朝型に切り替えて夜の電気使用量を減らす」といった新たな節約術についても意欲を示しています。これにより、ライフスタイルに応じた実践的な節約意識がうかがえます。

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健康と生産性の維持

調査結果からは、リモートワーカーの63.3%が「快適さと節約を両立できるよう調整している」と回答しており、光熱費を単なる支出ではなく、自身の健康や生産性を維持するための「戦略的な投資」として捉えていることが明らかになりました。

一方で、過度な節約によって体調不良を経験したリモートワーカーもおり、具体的には「熱中症や頭痛といった体調不良」や「集中力の低下、作業効率の悪化」を挙げる声が多数寄せられました。このような事例は、節約の意識が健康面や業務遂行に悪影響を及ぼす可能性を示唆しています。

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リモートワークの新しい価値

リモラボでは、リモートワークがもたらす「時間的自由」や「通勤ストレスからの解放」、「家族との時間の増加」、「自己投資や収入アップの機会創出」といった見えない価値を重視しています。これらの価値を最大化するために、サービス改善やカリキュラムの充実、コミュニティの活性化を進めています。

リモラボは、女性が集い、学びから自走までのオールインワンのサポートを行うリモートワーク実践スクールとして、2021年12月にサービスを開始しました。現在では、累計7,000名以上が参加し、各自のライフスタイルにマッチした新しい働き方を実現しています。

調査項目 結果
夏の光熱費が気になる 81.3%
この夏最も節約したい項目(電気代) 46.8%
電力消費が増えたと感じる 50.8%
節約対策をしている 31.8%
電気代が高いと感じたことがある 73.9%

このように、リモートワーカーが直面する電気代の増加に対する意識や対策は多様であり、今後のリモートワーク環境の改善に向けた重要な指標となるでしょう。また、リモートワークを通じて得られる新しい価値についても、引き続き注目していく必要があります。

参考リンク: