7月29日開始「Brushup Social」無料で手描き共有可能な新ツール
ベストカレンダー編集部
2025年7月29日 10:43
Brushup Social提供開始
開催日:7月29日
新しいコミュニケーションツール「Brushup Social」の登場
株式会社Brushupが2025年7月29日にリリースした新しいコミュニケーションツール「Brushup Social」は、現代のコンテンツ制作において非常に重要な役割を果たすことが期待されています。このツールは、メールやチャットでのファイル送信だけでなく、“見て、描いて、伝える”という新たなコミュニケーションスタイルを促進します。
Brushup Socialでは、PDFや画像、動画などのファイルを簡単にアップロードし、リンクを共有することで、誰でも手軽に手描きやコメントのやりとりが可能です。特に、ログイン不要で完全無料という点が魅力であり、スマートフォンからもスムーズに利用できる点が特徴です。
ビジネスシーンにおける課題とBrushup Socialの解決策
ビジネスシーンでは、類似のサービスが存在しますが、ほとんどが有料サービスであり、無料で利用できる範囲には厳しい制限が設けられています。これにより、日常的に使うには障壁が高く、特に一般の人々が気軽に利用することが難しいという現実があります。
Brushup Socialは、こうした課題を解決するために設計されており、日常的に使える仕様を実現しています。これにより、より多くの人々が気軽にオンラインでコンテンツをチェックし合う文化を促進することを目指しています。
コンテンツ制作現場向けSaaSの歴史
Brushupは、2015年3月にリリースされ、コンテンツ制作現場のためのコミュニケーションプラットフォームとして多くの現場で導入されてきました。特に、社内外の多くの関係者が関与するコンテンツ制作においては、コメントやファイルのやりとり、校正や承認のプロセスが煩雑化しがちです。
このような煩雑なプロセスを改善するために、Brushupはコミュニケーションコストの削減やペーパーレス化を実現するサービスとして高い評価を得てきました。現在では、チラシやカタログ、商品パッケージ、学習教材、マンガ、IPコンテンツなど、さまざまなコンテンツ制作に活用されています。
コロナ禍でのニーズと新たな発想
コロナ禍において、Brushupのニーズが急増しました。公共交通機関を利用して出社することがリスクを伴う状況の中、企業からの問い合わせが増加しました。特に、紙に印刷して校正を行う企業からの要望が高まりました。
その中で、ボランティア団体から「チラシのチェックに使いたい」という問い合わせを受けましたが、Brushupのビジネス前提の仕様が原因で、ITが苦手な方々には使いこなすことが難しい状況でした。この経験から、もっとシンプルで誰でも使えるレビューツールの必要性を痛感しました。
Brushup Socialの開発にかける想い
近年、コンテンツ制作に関するアプリやAIが発展し、誰もが何かをつくる時代になりました。しかし、コンテンツはただ作るだけではなく、見て、伝え合い、磨き合うことで価値が深まります。Brushupは、そんなつくる人が増えた社会において、コンテンツを通じて互いを理解し、高め合える未来を築くことを目指しています。
このためには、気軽に意見をもらい、互いに改善するためのコミュニケーションが重要です。Brushup Socialは、ログインや専用アプリを必要とせず、普段使っているメールやチャットの延長で利用できる仕組みを提供します。
Brushup Socialのサービス概要と特徴
Brushup Socialの基本情報は以下の通りです:
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サービス名 | Brushup Social(ブラッシュアップ・ソーシャル) |
| サービスURL | https://brushup.social/ |
| 利用料金 | 無料 |
| 動作環境 | PC・スマートフォンのWebブラウザ(Google Chrome 推奨) |
| 対応ファイル | PDF、JPG、PNG、MP4、MOV(上限500MBまで) |
| ファイル保存期間 | ファイルアップロード後30日間 |
| 利用方法 | ①PCやスマートフォンでファイルをアップロード ②メールやチャットでリンクをシェア ③みんなで手描きやコメントのやりとり |
このサービスの特徴として、面倒なアカウント登録やログインが不要で、誰でも気軽に利用できる点が挙げられます。普段使用しているチャットアプリでリンクを送るだけで、スマートフォンでもストレスなく使える操作性が実現されています。
想定される利用シーン
Brushup Socialは、さまざまなシーンでの利用が想定されています。具体的には以下のような場面で活用できます:
- ボランティア団体や地域コミュニティの行事案内や会報誌の内容チェック
- サークルやクラスでのイベント活動におけるチラシやムービーのチェック
- 友人同士の自作作品の共有と意見交換
- クリエイターによる制作物のクライアントチェック
今後の展望
Brushup Socialの提供開始により、個人や企業を問わず、さまざまなシーンでのコンテンツチェックに活用されることが期待されています。今後は、動画に手描きやコメントができる特性を活かし、スポーツ指導など、これまでのツールではカバーしきれなかったコミュニケーションの可能性を探求していく予定です。
また、メールやチャットが当たり前の文化となったように、コンテンツを「見て、描いて、伝える」という新たなレビュー文化を広め、コンテンツを通じたコミュニケーションをさらに豊かにしていくことを目指しています。
まとめ
Brushup Socialは、誰もが気軽に使える新しいコミュニケーションツールとして、現代のコンテンツ制作において重要な役割を果たすことが期待されています。以下に、この記事で紹介した内容を整理しました:
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サービス名 | Brushup Social |
| 特徴 | ログイン不要、無料、スマートフォン対応 |
| 利用シーン | ボランティア活動、イベントチェック、友人同士の意見交換 |
| 今後の展望 | コンテンツを通じたコミュニケーションの促進 |
このように、Brushup Socialは新たなコミュニケーションの形を提供し、誰もが気軽にコンテンツをチェックし合い、意見を交換する文化を育むことを目指しています。
参考リンク: