2025年7月28日発売!超小型RP2350A搭載開発ボード「Picossci 2 Tiny」
ベストカレンダー編集部
2025年7月29日 09:41
Picossci 2 Tiny発売
開催日:7月28日

スイッチサイエンスが新たに開発した「Picossci 2 Tiny」
株式会社スイッチサイエンス(本社:東京都新宿区、代表取締役:金本茂)は、2025年7月28日12時02分に、Raspberry Piが独自に開発したRP2350Aマイコンを搭載した新しい開発ボード「Picossci 2 Tiny」を発売しました。この製品は、Raspberry Pi Pico 2に搭載されているRP2350Aマイコンを基にしており、コンパクトなサイズでありながらも多機能を備えています。
「Picossci 2 Tiny」は、基板サイズが20.02 × 20.02mmと非常に小さく設計されており、特に限られたスペースでの開発に適しています。ボード上には、2つの汎用LED(黄緑1個、赤1個)が搭載されており、これらはソフトウェアから直接制御することが可能です。これにより、ユーザーは視覚的なフィードバックを得ることができ、開発の効率を高めることができます。

「Picossci 2 Tiny」の主な仕様
「Picossci 2 Tiny」は、様々な接続オプションを提供しており、特に以下のような仕様を備えています。
- RP2350搭載
- 32 Mbit Flash ROM搭載
- 12.000 MHz水晶振動子搭載
- 2 x 汎用LED(1 x 黄緑/1 x 赤)搭載
- 3.3 V/1 A出力電源回路搭載(3.3 V出力ピン有り)
- 5.0 V(USBの5.0V)出力ピン搭載
- RESETボタン、BOOTSELボタン搭載
- USB Type-Cコネクタ搭載
- Contaモジュールコネクタ(2.54㎜ピッチ)
- I2Cコネクタ(GPIO2 ~ GPIO4)
- SPIコネクタ(GPIO18 ~ GPIO21)
- 汎用IOコネクタ(GPIO26、GPIO28、GPIO29)
- 2 x 5 V電源入出力ピン(USBの5 V入力と排他接続)
- 3 x 3.3 V電源出力ピン
- 3 x GNDピン
このように、「Picossci 2 Tiny」は多様な接続オプションを持ち、ユーザーが自分のプロジェクトに合わせた部品を選択して拡張することが可能です。コネクタ部はConta規格に対応しており、センサなどを乗せたContaモジュールとRP2350をI2C・SPI・アナログ入力/デジタル入出力(汎用IO)で接続することができます。

販売情報と価格
「Picossci 2 Tiny」は、スイッチサイエンスのウェブショップにて販売されています。以下は、製品の詳細情報です。
項目 | 詳細 |
---|---|
型番 | SSCI-097970 |
商品名 | Picossci 2 Tiny(RP2350A搭載) |
価格(消費税込み) | 2,420 円 |
購入ページ | https://ssci.to/9797 |
スイッチサイエンスでは、電子工作やIoT開発において、幅広い製品を取り扱っており、特にRaspberry Pi製品の国内認定リセラーとしても知られています。

スイッチサイエンスについて
株式会社スイッチサイエンスは、テクノロジーをより多くの人が道具として当たり前に使える世界を目指して活動しています。電子工作用品の輸入調達や自社開発、販売を行う電子回路モジュール事業の他、小中学生を中心とした子供とその教育者に向けたSTEM教材事業、ハードウェア製品をキーとする事業者に向けたIoT開発協力事業も行っています。
同社は、Raspberry Piの国内認定リセラーやM5Stackの総代理店を務めており、技術者や教育者に向けた多様なサポートを提供しています。これにより、より多くの人々がテクノロジーを活用できる環境を整えています。

まとめ
「Picossci 2 Tiny」は、コンパクトなサイズながらも多機能を備えた開発ボードであり、特に電子工作やIoT開発において便利なツールとなるでしょう。以下に、この記事で紹介した内容をまとめます。
項目 | 詳細 |
---|---|
製品名 | Picossci 2 Tiny |
搭載マイコン | RP2350A |
基板サイズ | 20.02 × 20.02mm |
価格 | 2,420 円(消費税込み) |
販売ページ | 購入ページ |
このように、スイッチサイエンスは新しい製品を通じて、技術者や教育者に向けたサポートを強化しており、今後の発展が期待されます。